ここでは、日本の大学やその他機関で取り組まれている帰国留学生を対象にした事業をご紹介します。
ホーム » 留学生支援 » 帰国外国人留学生へのフォローアップ » Japan Alumni eNews » 「帰国留学生対象事業」紹介
ここでは、日本の大学やその他機関で取り組まれている帰国留学生を対象にした事業をご紹介します。

鹿児島大学国際戦略本部では、元留学生の現状を知ると共に彼らのネットワークを構築することを目的に、過去10数年間の間に本学で学んだ元留学生を対象に連絡先を調査すると共に、アンケートによる調査を2007年度に実施しました。
この調査の実施に当たっては、過去の留学生名簿を元に調査対象となる元留学生のリストを作成し、幾人かの現役留学生の協力を得て、現住所、連絡先を確認し、アンケート(英語、中国語)を送付する方法を取りました。調査対象者847人のうち、連絡先を確認してアンケートを送付できた者が359人でその中の132人から回答を得ました。その後、回答者のうち希望者を対象にメーリング・リストを作成、試行的に2007年11月と2008年3月の2回にわたり簡単なメール・マガジンを配信しました。なお、アンケート調査結果の概要については、鹿児島大学留学生センター年報(2007〜2008)に掲載しております。
回答した元留学生のうち博士号取得者が半数以上の99人に達しました。過去の本学の留学生が学位取得を目的に、主に農学等、自然科学系の大学院に在籍し、卒業後は研究者や大学教員となっており、連絡先が比較的確認しやすかったということも要因の一つと考えられます。
教育内容の充実度や理解度については、概ね良い評価でしたが、専門用語については日本語が用いられると理解しづらいなど、留学生にとって言葉の壁が大きな問題であることがうかがえました。また一方では、留学生に対して協力的か、あるいは日本語の読み書きをどの程度必要とする分野かどうか、といったような留学生を取り巻く環境によってもその状況は異なってくるようです。
留学の経験や成果について、留学中に取得した専門知識や技術を現在の仕事に活用しているという回答が多数ありましたが、帰国先が発展途上国である者の中には、先進的な研究機材の不足や予算の制約などの理由により支障を感じていると答えた者も少なくありません。
さらに、元留学生に対する大学の支援、サービスについて、元指導教員との研究交流等を行い先進的な知識・経験を身につけるための短期訪問の支援を要望する声が、途上国出身者から多く寄せられました。
この調査は、国際戦略本部が実施したものですが、これをもとに、今後の留学生のフォローアップ事業を発展させ、本学独自の元留学生の確固たるネットワークを構築し、優秀な留学生の確保、共同研究の推進、ジョイントプログラムの構築等の本学の教育・研究の国際化を推進させていきたいと考えております。
鹿児島大学国際戦略本部長・理事 愛甲 孝
■調査結果の内容
■関連Webサイト:鹿児島大学国際戦略
●同窓会海外支部の意義
東海大学同窓会の目的は会員相互の親睦交流と社会活動の向上をはかり、あわせて母校の発展に寄与することですが、これは、海外支部とて例外ではありません。東海大学では1965年頃から国の「コロンボ計画」に協力してタイからの留学生の戦略的受け入れを始めましたが、卒業後タイに帰国した元留学生が中心となって1972年に本学同窓会の海外支部第一号となる同窓会タイ支部を立ち上げました。続いてやはり初期から多くの留学生を受け入れたてきた台湾で1976年に同窓会支部が発足しました。「母校は心の故郷」と考える日本と近しい心情を持つ国・文化圏においては、活動はまずまず順調です。この2つの支部と1990年代中ごろに立ち上げられた韓国支部は典型的な形で、同窓生同士や恩師らと家族ぐるみで旧交を温め、母校をはじめ日本との関係を大切にし、中には子女らを日本留学に送り出す人もいます。現地にてほぼ年一回の割合で開かれる支部総会で会うたびに同窓生が母校の発展を心から願っていることを痛感します。
●同窓会の枠を超えた活動
前述のタイ、台湾、韓国のほかに、本学では米国ハワイ州、ロシア、ブルガリア、デンマークにも支部を置いており、本年(2008年)10月には香港支部を開設します。さらに最近では留学生が急増した中国、および、東独の時代より脈々と留学生の受け入れを行っているドイツにおいて同窓会設立の話が持ち上がっています。最近EUの仲間入りをしたブルガリアには14年前から支部を立ち上げ物理的に事務所も置いていますが、ここでは、通常の同窓会活動のほかに現地日本大使館や日本人会と密接な関係を築き、日本文化紹介や交流会等の活動への相互協力を行っています。さらに、本学の魚養殖技術の移転の橋渡し、日本の同窓生の協力による日本企業のマネージメントを指導するセミナーの開催など、幅の広い活動を展開しています。
●新しい展開
7つの海外支部の経験から、国によっては、心情的にも母校との距離感が遠いところもあり、そういった場合は同窓会を活性化するには積極的に付加価値的な活動を大学が支援していかなければならないと考えています。
ひと昔前に比べると人の流動性は増大していますが、それにも増してインターネットの普及は進んでおり、電子メールとホームページを活用した同窓生のネットワーク化が行われるようになっています。本学でも2005年から同窓生、在学生、そして大学を結ぶ多方向型のネットワークサービス「東海大学ネット」を提供しています。またこれとは別に、留学生教育センターでは電子メールを使用して日本語教育を修了した学生の追跡をしています。
新たに今年は台湾、タイ、韓国、そして香港の同窓会支部長を招へいして座談会を設け、アジア地域の同窓会海外支部の横の連携を形成する取り組みを計画しています。同窓会は懐かしい人に会う場から、新しい人と繋がる場へ進化しています。
(平成20年8月)

東海大学同窓会タイ支部総会
■関連Webサイト:東海大学同窓会

国際大学(IUJ)は、1995年(平成7年)に修了生情報を蓄積・追跡できる欧米型のデータベースを導入しました。その目的は、修了生同士及び修了生と大学関係者が親睦を深め、仕事上のパートナーシップを結んだり、世界的な問題を共同で研究したりするきっかけを作ることにあります。
データベースの管理やメンテナンスは事務局スタッフが行いますが、メールアドレスの変更、職場の異動や自己都合による住所変更等は修了生がオンラインで直接修正するか、メールで事務局に連絡することになっています。現在は、正規の修了生に加え、かつて交換留学生としてIUJに在籍していた学生や、既にIUJを退職している元教員も修了生データベースを利用できるようになっており、お互いの近況報告や、友人の検索、仕事のパートナー探しなどに役立てられています。キャンパス側でも、修了生の中から授業のゲストスピーカーや共同研究者を招聘したり、学生募集や広報活動に協力してくれる修了生を探すなど、広く活用しています。
IUJでは常に、様々な形で大学に協力してくれる修了生を募集しています。それらのプログラムへの参加申込みをしたり、各自の専門知識を他と共有したり、キャンパスへ連絡・問い合わせをしたりするのもすべてオンラインでできるようになっています。新規の修了生情報がデータベースに追加されると、その修了生はオンライン検索ページを利用できるようになります。クラスメイトや同地域に住む修了生を探したり、同じ分野で仕事をしている修了生とネットワークを構築したりするのに利用しています。情報を常に最新の状態にしておくため、同窓会担当スタッフは、個人・グループ宛のメールやニューズレター、口コミなど、あらゆる手段を使って情報の更新に努めます。IUJ修了生は、職業柄移動する頻度が高いので、最新情報の確保は特に重要です。
修了生同士がネットワークを築く機会は色々あります。IUJは世界各国に35の同窓会支部を持ち、それぞれに支部長(Chair)と副支部長(Vice Chair)を置いています。毎年9月に「ワールドワイド・フライデー」という行事を開催し、各支部が参加がします。世界中の修了生が同じ日に各地で集い、旧交を温めたり、学年の違う修了生と知り合ったりすることで、世界に広がる固い絆を結ぶ一日となっています。この行事にはIUJに関心を持つ一般人が参加することもあり、IUJについて修了生のナマの声を聞いてもらえる機会にもなっています。
ワールドワイド・フライデーの他にも、各支部では歓送迎会をはじめ、その地を訪れたIUJ教職員とディナーを共にしたり、サッカーの試合を行ったりと盛んに交流しています。また、なるべく多くの修了生が参加することで連帯感を高めてもらおうとの配慮から、支部長・副支部長は2〜3年ごとに交代しています。
IUJの入学志願者をはじめ一般の方たちによりよくIUJを知っていただくことを目的に、IUJアンバサダー・プログラムがあります。これもまたIUJ独自の重要なネットワーキングの取り組みで、ボランティアの修了生にパンフレットなどの資料を送付し、IUJのアンバサダー(大使)として母校や知人等に配布したり概要説明をしたりすることで広報活動に協力してもらっています。また昨今では、これに加えて、各国における説明会をアンバサダーの皆さんから開催していただいています。IUJでの実体験、入試に関するアドバイスなどについて修了生から直接聞けるこの説明会は、志願者の皆さんからも非常に役立つと喜びの声をいただいています。
また、“IUJ修了生エキスパート・プログラム”もあります。これは世界機関やビジネス界で活躍する修了生の専門知識を結集し、共同研究やキャンパスでの特別講演、プロジェクト等につなげて行こうとする取り組みです。
さらに、後輩達の教育を奨学金という形で支援しようと修了生による寄付金集めも行われています。この奨学金は、特に財政的支援を必要とし、在学中だけでなく修了後も同窓生として活発な活動を行うと見込まれた学生に支給されます。本プログラムは始まったばかりで、2008年秋に初めての奨学生が誕生する予定です。
IUJの修了生向けニューズレターは、毎年1月と7月の年2回、紙媒体で発行され、世界中の修了生に送付されています。ウェブを活用してコスト削減をすることも考えられますが、修了生同士および修了生と大学のつながりを強めるための投資として、あえて紙にこだわっています。つまり、郵送したニューズレターは住所変更などで戻ってくることもしばしばですが、ここで追跡調査をすることで永久に行方のわからなくなってしまう修了生を最小限にとどめる努力ができるわけです。修了生の活躍ぶりを紹介する様々な記事を通して、このニューズレターもまた修了生の連携強化に一役買っています。中でも、昇格、結婚、出産、旅行等、修了生がお互いの近況を知ることができる“クラスノート”というコラムは人気があります。
世界110カ国に修了生を持つIUJにとって、インターネットが非常に貴重なツールであることは言うまでもありません。ホームページの修了生サイトにはイベント情報、写真、キャンパスの最新情報、募金情報をはじめ、多岐にわたる情報が掲載されています。活用方法の一部をご紹介しましょう。2,500名を超える修了生の75%以上が、メールアドレスを登録してくれているので、一斉メールで容易に情報を流すことが出来ます。クラス別、国別、アンバサダー向け、求職者向けなど、必要に応じてリストをカスタマイズできることもメールならではでしょう。このメーリングリストは日に二度更新し、常に最新の状態を維持しています。また、LinkedInのように仕事に役立つネットワーク構築を手助けしてくれるサイトも大いに活用しています。そして修了生自らが、楽しい旅の思い出や、空港で偶然鉢合わせた際に撮ったスナップに逸話を添えて投稿し近況を報告し合うこともあります。もちろん同窓会やパーティへの案内にも修了生サイトが利用されています。
IUJ Alumini Services (PDF:97KB)

A-CAN(修了生キャリアアドバイザーズ・ネットワーク)といって、先輩から後輩にキャリア構築の助言をしてもらう取り組みも行っています。アドバイザーになってくれる修了生のリストは在学生に公開され、在学生は関心のある企業・組織、職業、キャリアパスに関して導いてくれそうな修了生に直接コンタクトを取り助言を仰ぎます。この取り組みは1997年(平成9年)に開始されましたが、嬉しいことにそれ以降の修了生のほとんどがアドバイザーとして登録し、キャンパスのキャリアカウンセリング・サービスに多大な協力をしてくれています。
IUJの同窓会支援業務は愛着の持てる仕事だと常々思っています。大変なことも多くありますが、長らく疎遠だったクラスメイトと親交を再開できた、修了生データベースのお陰で誕生祝の送付先がすぐにわかった、タイ出張の折、現地にいる修了生からお薦めのレストランを聞けた等々、喜びのメッセージをもらえると苦労など忘れてしまいます。
最後に申し上げたいことは、IUJに入学することの最大の魅力のひとつは、そのグローバル規模のIUJ同窓会の一員になるのだということです。世界に広がるこの強力なネットワークをフルに活用してもらうためには、様々なサポートをしていかなければなりませんが、既にインフラが整い、きちんと機能を果たしてくれている修了生データベースは、本学が誇れる財産と言えるでしょう。
国際大学同窓会担当ディレクター 信田グレチェン
■関連ウェブサイト:国際大学 Alumni Relations
2007年10月19日に埼玉大学と政策研究大学院大学が合同同窓会を北京で開催しました。埼玉大学・貝山道博副学長、政策研究大学院大学・大山達雄副学長、欧米同学会・ウ隷群副会長、日本学術振興会北京研究連絡センター鶴尾副所長などが出席したほか、両大学の卒業生60余名が参加しました。
卒業生たちは主に各官庁の政府機関、大学、研究機関などに勤務し、中国で大いに活躍しています。
開会にあたり、発足者である埼玉大学婁衛東氏、政策研究大学院カ希為氏、ウ隷群副会長、貝山道博副学長、大山達雄副学長、鶴尾寧副所長がそれぞれ挨拶しました。
同窓会はこれから卒業生間の親睦を図るほか、積極的に政策研究大学院大学・埼玉大学、埼玉県及び日本と交流を活性化させてゆく計画です。

合同同窓会集合写真



(左から:埼玉大学貝山副学長、政策研究大学院大学大山副学長、日本学術振興会北京研究連絡センター鶴尾副所長)
●設立の背景
1970年以降、福井大学では1,200名の留学生が学び、内約800名は帰国し、150名は日本国内で就職し、滞在しています。留学生センターでは、卒業留学生の住所やメールアドレスを把握し、2001年創刊のネットワーク誌「こころねっと」に帰国留学生のメッセージを掲載して、毎年卒業留学生にも送付しています。
詳細な内容はこちら→ http://ryugaku.isc.fukui-u.ac.jp/kokoro/kokoro_net.html
●設立大会
2003年11月30日の「第1回福井大学留学生同窓会大会」で同窓会設立宣言を採択し、正式に発足しました。同大会には帰国留学生13名を含む留学生91名が出席しました。
詳細な内容はこちら→ http://ryugaku.isc.fukui-u.ac.jp/kokoro/dosokai/dosokai.html
●支部網
2007年10月現在、マレーシア、タイ、インドネシア、韓国、西安、上海、杭州、北京、台湾、及びハンブルクに支部が設立されています。
詳細な内容はこちら→ http://ryugaku.isc.fukui-u.ac.jp/kokoro/dosokai/renraku.html
<支部活動>
@ 支部会員相互の情報交換、交流や連携活動
A 他国支部との情報交換、交流や連携活動
B 福井大学等、福井の産官学民との交流や情報交換
C 福井大学留学生会(在学留学生組織)との交流や情報交換
D 経済、文化、友好交流活動の推進
E その他
上海支部交流ミッション来訪(支部活動事例)
上海支部は、支部会員16名からなる交流ミッションを編成し、2007年10月1日から5日まで5日間、福井に来訪して、福井の産官学民と交流しました。
具体的には、独立行政法人日本学生支援機構が実施する『平成19年度 (財)中島記念国際交流財団助成留学生地域交流事業』により助成をいただき、第3回福井大学留学生国際シンポジウム「福井大学留学生同窓会上海支部と福井県産官学民との交流ネットワーク構築に向けて」(107名参加)、
県庁との交流会、福井県内企業13社との商談会、工場見学、上海支部大会等を実施しました。ミッションメンバー16名中12名が社長等会社経営者であったため、具体的な商談の成立も多く、上海支部及び福井県産官学民双方にとって有意義なミッションでした。
●今後の計画
来年度はブラジル、バングラデシュ等に同窓会の設立を予定しています。
第2回交流ミッションは、西安支部が地域文化交流をテーマにミッションを編成して来訪する予定です。
【問い合わせ先】
福井大学留学生センター教授(相談・交流担当)中島清
Tel/Fax : 81-776-27-8903 E-mail : knaka@anc.anc-d.fukui-u.ac.jp
■関連ウェブサイト:
福井大学留学生センター: http://ryugaku.isc.fukui-u.ac.jp/
2007年8月5日(日曜日)16時から、中国北京市にある中国農業大学内国際会議センターにおいて、千葉大学中国校友会の設立大会が開催されました。
設立大会には、千葉大学から古在学長ほか宮崎教育担当理事、山内国際教育センター長、上野先進科学教育センター長、新倉国際教育センター教授、魯云工学部講師、周言語教育センター准教授、藤咲学生部留学生課長も祝福と設立(準備)に参加いたしました。また、同大会には、長年の協定校である、中国農業大学、湖南大学関係者、上海、湖南、南京など中国各地から多くの校友の参加があり、関係者を含め約100名の参集となりました。
千葉大学での中国人留学生受入れ交流の歴史は大変古く、清朝末の1900年代当初に医学部の前身である千葉医学専門学校などには、多くの中国人留学生の受入れ記録が残されています。その後1世紀の歴史的変遷を経ながら現在では、約500名の中国人留学生が在籍し国別でも最大規模となっています。
中国校友会の設立に関しては、これまでも千葉大学の部局毎の組織化の試みがありましたが、近年中国に帰国した異なる部局の数多くの本学留学同窓生たちと交流を重ねる中で、校友メンバーから全学的な校友会設立の希望が寄せられていたこと、また同時に本学からの校友会設立の呼びかけに対して快く賛同が得られたことなどから、約半年にわたる組織的な連絡、整備を図るなかで、このたびの中国校友会の設立の運びとなりました。
中国校友会は、会員相互の親睦を図り、併せて本学との組織的な連携・連絡を図ることで、今後も中国と日本の架け橋となり、教育・研究分野などでの協力、支援活動などが期待されています。当面は、会員相互の親睦・相互情報発信事業、名簿の整備、広報・留学支援などが想定されています。
設立大会では、中国校友会の規約の承認、会長、副会長の役員6名、事務局3名、地域代表を含む理事9名の承認が行われました。また会長には、王昌恩先生(国家自然科学基金委員会生命科学部:中医学・中薬学科 主任、教授、昭和63年本学薬学研究科博士修了)の就任が承認されました。
また、古在学長から中国校友会設立に当たっての祝辞、在中国日本大使館、日本学術振興会北京研究連絡センター、中国農業大学、湖南大学の各協定校、中国留日学人活動会代表などの来賓からも祝辞が披露されました。更に、宮崎理事(校友会担当)からは最近の千葉大学の活動について、パワーポイントでの紹介がありました。
設立総会終了後、ひき続き、中国農業大学内金馬大酒店:豊澤園にて設立祝賀会が開催され、千葉大学中国校友会の発足を大いに祝福することができました。
最後になりましたが、中国校友会、王昌恩会長から設立大会にてご披露された千葉大学と中国校友会の深い友情を現す漢詩をここに御紹介させていただきます。
「千葉学友聚北京、金蘭之契話心声。
難能可貴弥珍貴、求同存異亮高風。」
(仮訳:千葉の学友が北京に集い、金蘭の契り心から語り合う。
まれに見る貴重なひとときに、異なりはあれども調和を求め、より高きものをめざす。)


中国校友会成立大会:古在学長祝賀挨拶 中国校友会成立大会:王昌恩先生(会長)らの友情漢詩披露

千葉大学中国校友会成立大会集合写真
(於:中国農業大学内国際会議センター、2007年8月5日)
●同窓会設立の経緯
本学には現在、約200名の留学生が在籍し、この数字は全学生数の約8%を占めています。本学は工科系の大学であり、アジアから、日本の技術を学ぶために留学し、帰国後は母国の技術発展に貢献している人がたくさんいます。しかし、卒業後は留学生同士で連絡を取り合うことがあまり多くなく、特に親しい間だけの連携になっているのが現状です。また、学内でも研究室の中には密接な人間関係がありますが、他の研究室の学生は良く知らず、まして卒業後は、同じ国の出身であっても連絡を取る機会がないという現状です。本学に来る留学生は優秀な人材が多く、このような人材のネットワークを構築することは、その国の発展のためにも、また、日本との関係においても極めて重要な要因であると考えました。
そこで、まず卒業生の名簿の整理から始めましたが、連絡の取れなくなった卒業生も多数いました。しかし、インドネシアの場合、同窓生の中心的存在とも言える人材がいることから、この人を介して卒業生と連絡をとり、同窓会パーティーを催すことができました。手紙やメールではなく、実際に「出会う」ことが重要です。パーティーは大成功で、18名の卒業生を掌握でき、本学とのパイプラインが出来たと思います。卒業生も数年ぶりの出会いを心から喜んでくれ、大学がいつまでも自分たちを忘れずにいることを喜んでいると感じました。
●現在までの活動状況/今後の活動予定
2006年6月24日、ジャカルタに近いバカシのホテルホライゾンにおいて、初の「インドネシア留学生同窓会」を開催しました。同窓会には、本学卒業生とその家族55名、本学の教員、学生、研究員など27名、さらに、海外技術者研協会(AOTS)インドネシアマネージャーを来賓に迎え、盛大に開催しました。卒業生の近況や社会での活躍が報告され、現在の技大の様子を紹介するプレゼンテーションをしました。
7月から8月にかけて、インドネシア留学生卒業生名簿の整理を行いました。同窓会に出席した18名の連絡先は掌握できましたが、行方不明の卒業生も5名いました。
10月から12月にかけて同窓会ブログを作成しました。2007年1月時点で90%完成しました。内容は本学留学生の同窓生、在校生の投稿が中心です。今後はブログ管理者と相談しながら,ブログの内容をどのように充実させていくかが課題です。
6月24日の「インドネシア留学生同窓会」の開催を記念してレポート集を編集しています。卒業生はすでに社会の第一線で活躍している人々なので、原稿を集めるのはとても大変でした。しかし、数名の投稿があり、在校生や教員、本学国際課の資料や写真を併せ、現在編集中です。発刊は2007年3月末の予定です。
【問い合わせ先】 長岡技術科学大学留学生センター
■関連ウェブサイト:
長岡技術科学大学留学生センター http://echo.nagaokaut.ac.jp/index.html
「卒業後も、神戸大学とずっと一緒!」
留学生への支援は、在学中だけではなく、卒業後も続かなければなりません。つまり、帰国留学生に対する取り組みは、留学生へのフォローアップの視点からはもちろん、大学の無形財産として、とりわけ海外のネットワーク構築の人的資源という視点からも、とっても大事なことです。帰国留学生のフォローアップの一環として留学生ネットワーク構築は先決の課題でありますが、日本人の同窓会に比べ、求心力の弱さや卒業後の大学との距離が遠のいていくことで、その運営にいろいろな問題点をはらんでいます。同窓会の組織は本来自発的であるべきですが、海外における留学生の同窓会の発足や運営は、なかなか思うようには進まず、ある時期には大学の支援が必要です。その意味で大学がフォローアップを図るなら、同窓会の組織化を促すことや支援体制を作ることがもっとも必要です。
●「第3回神戸大学留学生ホームカミングデー」
本学では、このような認識を学内で高めると同時に、留学生の支援を行う意味で、2001年から本格的に留学生ネットワーク構築を目指しました。2002年に産声を上げた神戸大学留学生ホームカミングデーは、その後隔年開催され、2006年に第3回目を迎えました。
詳細な内容はこちら→ http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2006_11_21_02.htm
第3回神戸大学留学生ホームカミングデーの開催にあたり2005年は、卒業留学生連絡協議会を2回開きました。連絡協議会を通して、国内卒業留学生同窓会の重要性が議論され、その成果として2006年7月に「神戸大学国内留学生同窓会」が発足することになりました。留学生の卒業後の進路が必ずしも母国だけではなく日本国内にも活躍の場が広がっていることに気づかされました。この会は海外の同窓会組織と、また現役の留学生や大学とも繋がる大事な役割を果たすことと大いに期待しています。
詳細な内容はこちら→ http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2006_08_02_03.htm

●「中国神戸大学同窓会」
さらに海外における神戸大学同窓会の充実も大きな柱になります。韓国、台湾がいち早く同窓会を設立して運営を行ってきましたが、中国の同窓会が設立されていなかったため、2006年度の重点課題として、その発足に力を入れました。中国卒業留学生と協議を重ねてまいりましたが、上海にすでに神戸大学上海華東地区同窓会が活動していることを知り、これらを連結して「中国神戸大学同窓会」を設立することになりました。
詳細な内容はこちら→ http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2006_10_24_01.htm
このようなネットワーク構築活動を総括し、これから新たに海外の同窓会設立を促すために、第3回神戸大学留学生ホームカミングデーを開催し、海外ネットワーク構築に関するパネルディスカッションを日本国内、韓国、台湾、中国、ベトナム、インドネシアから卒業留学生を迎えて行いました。
【問い合わせ先】 神戸大学留学生センター、もしくは留学生課
■関連ウェブサイト:
神戸大学留学生センター http://www.kisc.kobe-u.ac.jp/default.HTM