障害学生修学支援情報に関するご質問

聴覚障害

聴覚障害学生への支援にはどのようなものがありますか。

A.

聴覚障害学生も健聴の学生と一緒にその場に参加できるように保障することが大切です。ここでは、聴覚障害学生が講義の内容を把握するために利用する情報保障の手段について説明します。

◆ノートテイク
聴覚障害学生に対する講義保障として最も使われる通訳方法です。

1コマの講義に2名のノートテイカーを配置するのが一般的です。2名以上の聴覚障害学生が同じ講義を受講する場合は、OHCを使う例もあります。

◆手話通訳
現在は、入試の際の面接試験、入学式や卒業式、論文発表会などで利用する傾向があります。リアルタイムに近い状態で通訳ができます。基本的に、1コマ90分の講義に2名の手話通訳者が必要です。

◆パソコン通訳(パソコン要約筆記・パソコンテイク)
パソコンで話者の音声情報を入力し、画面に表示したりスクリーンに映し出したりして伝える方法です。手書きであるノートテイクと比べて、情報伝達量が多くなります。

■注意事項
上記の対応で情報保障が十分とは限りません。授業形態により手段を変えたり、組み合わせて対応する場合もあります。また、大学の講義は、教員が口頭で専門用語等を説明することが多くあります。通訳者が音声情報を伝えきれない場合もあります。

特に、授業担当者の側からの配慮(講義の概要、専門用語に関する資料の提供、授業中の話し方など)は、通訳者の負担軽減や情報保障の質や量に大きく影響します。こうした環境が整備されることは、上記の情報保障が有効に活用される上で不可欠なことと言えます。

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