障害学生修学支援情報に関するご質問

聴覚障害

聴覚に障害があるとどのようなことが制限され困難が伴うのでしょうか。 

A.

音が小さくなったように聞こえにくくなる伝音難聴は、補聴器を装用することで正常な聞こえ方に近くなる可能性がありますが、感音難聴の人が補聴器を用いても音声情報がぼやけたり歪んだりしたような聞こえ方になる場合が多く、特に重度の場合、元の音声情報が何なのか見当を付けることは困難です。このように補聴器を装用しても効果が少ない場合があります。

軽度、中等度の場合でも、特定の子音(K、S、T等)が聞き取りにくい、また、きれいに話せても、会場の条件(広さ、静かさ、話者の位置関係など)がよくないと自力での聞き取りが難しくなる場合があります。健聴者が、大勢の人がいる場面で一斉に発言したり、雑音が入り混じったりする場面で話す場合、聞き取りが低下します。

健聴者との音声会話が成立しにくい状況が日常ある場合、聴覚障害者の中には、その困難は自分の聞こえだけが原因と考えて自分を否定的に見たり、周囲の配慮に対しても自分のニーズを確認できない場合があります。

このように、聴覚障害者の聞こえ方は、聴覚障害の種類(伝音難聴、感音難聴、混合難聴)や程度(軽度、中等度、重度など)だけでなく、本人の知識・経験や、会話状況(対話、集団会話、騒音のある場での会話、講演など)、周囲の人々の配慮の仕方などの条件でも変わって きます。また、聞こえなくなった時期によっても影響が異なってくると言われています。

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