障害学生修学支援情報に関するご質問

視覚障害

講義で使用する教科書、プリントを点訳したいのですが、どのような方法がありますか。

A.

文字が中心で印字が鮮明な印刷物は、パソコンのOCR(文字データ変換)ソフトでテキストデータ化してから、そのテキストデータを点訳ソフトで点字に変換します。

また、教員が作成したプリント等は、その元データを事前に提供してもらい、テキストデータ化してから点訳ソフトで点字化するのが合理的です。
一方、図や表は文字による説明に置き換えなければなりません。とくに図はそれでもわかりづらい場合、点字プリンタで簡単な図を作成したり、「レーズライター(ゴム製の下敷きの上に専用のセロハン紙を乗せ、表面にボールペンで引っかくようにして触れる図を描く道具)」を使うなどの方法をとることもできます。また、授業の担当教員や同じ授業の受講学生、その他の支援者等が、図の内容を口頭で説明することも大切です。分量の多い、あるいは形式が複雑な語学のテキストなどは、外部の専門点訳組織に依頼したほうが良い場合があります。点字図書館や、ライトハウス等に相談してみるのも良いでしょう。
また、すべてを点訳するのでなく、点字で学習する必要があるものと音声で理解できるものを整理して、利用者と支援者が対面しながら資料等を読み上げる対面朗読やテープ録音、パソコンによる音声読み上げを活用するなど、能率的な学習方法を本人も含めて検討することが大切です。試験問題、特に語学の試験の点訳は、外部の点訳者などに依頼することが必要と思われます。

なお、点訳された資料は通常の書籍等よりも場所をとることが多いので(とくに表は、点訳すると横幅が広がります)、スペースの配慮も必要です。

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