平成28年4月の障害者差別解消法が施行されたことにより、大学等において、障害のある学生をはじめとした障害者への不当な差別的取扱いの禁止および合理的配慮の提供が法的義務または努力義務となりました。
こうした背景を踏まえ、日本学生支援機構では大学等における障害のある学生への修学支援の充実と体制の強化を図ることを目的とした全国障害学生支援セミナー「体制整備支援セミナー」を開催しました。

体制整備支援セミナー1(北海道地区)

  • 開催日:平成28年7月4日(月曜日)13時から17時15分(12時30分受付開始)
  • 会場:北海道大学 学術交流会館
  • 参加者数:81名

セミナー後に実施したアンケートでは、「具体的事例・対応を聞くことができて非常に参考になった。」「とても分かりやすく、実際に本学での授業にも役立つ事例を教えていただき感謝している。また学生へのあたたかい想いも伝わってきて、元気をいただいた。」「障害学生に対する支援で、どの様に支援に携わっていくと良いのかイメージがついた。」「事例が多く資料が分かりやすかった。」などの感想が寄せられ、全体の満足度は約98.6%でした。

体制整備支援セミナー2(東北地区)

  • 開催日:平成28年11月11日(金曜日)13時から17時15分(12時30分受付開始)
  • 会場:東北大学片平キャンパスさくらホール
  • 参加者数:69名

セミナー後に実施したアンケートでは、「事例報告から学ぶことができ、わかりやすかった。このような機会が増えることで学内での対応力がアップするのではないかと思う。」「合理的配慮について事例を示していただいたため深く理解することができた。」などの感想が寄せられ、全体の満足度は約100.0%でした。

体制整備支援セミナー3(関東甲信越地区)

  • 開催日:平成28年9月14日(水曜日)13時から17時15分(12時30分受付開始)
  • 会場:東京大学 安田講堂
  • 参加者数:332名

セミナー後に実施したアンケートでは、「障害学生支援に対する基本的な考え方について詳しく教えていただき、今後の体制整備、対応要領(作成)の必要性を強く感じた。学内での啓発を含め課題は多いが、取り組むべき重要な案件である認識を得ることができた。」「具体的事例、理論的な解決を含めて本日のセミナーは非常にあたまの整理ができた。」「今、学校で行なっていることがそれほど間違っていないと自信が持てた。今後は学生の意志をもっと聞きたいと思った。」などの感想が寄せられ、全体の満足度は約97.7%でした。

体制整備支援セミナー4(東海・北陸地区)

  • 開催日:平成28年10月4日(火曜日)13時から17時15分(12時30分受付開始)
  • 会場:名古屋大学 理学南館 坂田・平田ホール
  • 参加者数:160名

セミナー後に実施したアンケートでは、「学内の教職員に『合理的配慮』について周知・啓発するためのヒントをいただいた。」「他校の事例をたくさん聞けてよかった。事例紹介を増やして継続してほしい。」「学内支援への取組がまだ出来上がっていないため、今後の体制整備に役立った。」「質疑応答に時間をもう少し取っていただきたい。」などの感想が寄せられ、全体の満足度は約96.9%でした。

体制整備支援セミナー5(九州・沖縄地区)

  • 開催日:平成28年11月8日(火曜日)13時から17時15分(12時30分受付開始)
  • 会場:九州大学 旧工学部本館
  • 参加者数:109名

セミナー後に実施したアンケートでは、「手話通訳と文字通訳の実演を見られたことが大変参考になった。」「今後もこのような研修会を定期的に開催してほしい。」などの感想が寄せられ、全体の満足度は約98.9%でした。

体制整備支援セミナー6(関西・中国・四国地区)

  • 開催日:平成28年12月16日(金曜日)13時から17時15分(12時30分受付開始)
  • 会場:広島大学 東千田未来創生センター
  • 参加者数:141名

セミナー後に実施したアンケートでは、「合理的配慮がどういうものなのか、今後体制を整えていくにあたって何に配慮すればよいのかよくわかった。」「具体的な事例紹介が多く、型にはまった対応ではなく、いかにニーズを汲み取るかが重要だと感じた。」「発達障害学生の個々の対応事例を知ることができて勉強になった。」「質疑応答から他大学の支援体制が整っていることが感じられ、私立大学も『努力義務』に甘んじていてはいけないと焦りを感じた。」などの感想が寄せられ、全体の満足度は約99.2%でした。

実施要領、プログラム

※以下の配付資料の無断転載を禁止します。著作権は講演者または各資料の作成者に帰属します。

【文部科学省 行政説明】
- 障害学生支援について -

体制整備支援セミナー1~2 【講演1】
大学における障害学生への合理的配慮 -米国における紛争解決事例をもとに-
講師 白澤 麻弓(筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 准教授)
●文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会」協力者

体制整備支援セミナー3~6 【講演1】
高等教育機関における障害のある学生等への差別禁止と合理的配慮提供に向けた体制整備
講師 近藤 武夫(東京大学 先端科学技術研究センター 准教授)
●文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会」協力者

体制整備支援セミナー1~6 【講演2】
富山大学における障害支援 -発達障害を抱える学生への支援を中心に-
講師 西村 優紀美(富山大学 教育・学生支援機構 学生支援センター副センター長 アクセシビリティ・コミュニケーション支援室長)
●文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会」協力者

体制整備支援セミナー1(北海道地区)【事例紹介1】
-初歩的な問題と合理的配慮の範囲をめぐって-
講師 松川 敏道(札幌学院大学 人文学部 准教授)

体制整備支援セミナー1(北海道地区)【事例紹介2】
-発達障害の事例を中心に-
講師 五味 洋一(筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター 准教授)

※個別事例については一部のスライドを除いています。

体制整備支援セミナー2(東北地区)【事例紹介1】
理系学部での聴覚障害学生支援-秋田県立大学での事例紹介-
講師 上田 健治(秋田県立大学 生物資源科学部 助教)

体制整備支援セミナー2(東北地区)【事例紹介2】
事例報告-聴覚障害における学外実習の事例を中心に-
講師 松崎 丈(宮城教育大学 特別支援教育講座 准教授)

体制整備支援セミナー3(関東甲信越地区)【事例紹介1】
早稲田大学における障がい学生支援体制および支援事例
講師 志磨村 早紀(早稲田大学 障がい学生支援室 障がい学生支援コーディネーター)

体制整備支援セミナー3(関東甲信越地区)【事例紹介2】
東京大学の障害学生支援体制
講師 桑原 斉(東京大学 バリアフリー支援室 准教授)

体制整備支援セミナー4(東海・北陸地区)【事例紹介1】
(聴覚障害学生に対する)建設的対話の重要性について~2つの事例から学ぶ、成功のポイント~
講師 松浦 考佑(関西学院大学 総合支援センター キャンパス自立支援室 コーディネーター)

体制整備支援セミナー4(東海・北陸地区)【事例紹介2】
福井工業大学の障害学生支援体制-課題と対応-
講師 荒木 史代(福井工業大学 基盤教育機構・学生生活支援室 教授)

体制整備支援セミナー5(九州・沖縄地区)【事例紹介1】
長崎大学における支援・配慮事例
講師 ピーター バーニック(長崎大学 障がい学生支援室 助教)

体制整備支援セミナー5(九州・沖縄地区)【事例紹介2】
福岡教育大学における障害学生支援の取り組みについて
講師 相澤 宏充(福岡教育大学 特別支援教育講座 教授)
講師 内田 佳織(福岡教育大学 障害学生支援センター コーディネーター)

体制整備支援セミナー6(関西・中国・四国地区)【事例紹介1】
法政大学 障がい学生支援体制および紛争防止、解決事例報告
講師 佐藤 千夏(法政大学学生センター 多摩障がい学生支援室 主任)

体制整備支援セミナー6(関西・中国・四国地区)【事例紹介2】
事例紹介-はじめての聴覚障がい学生の受け入れと組織づくり-
講師 葉山 貴美子(大阪キリスト教短期大学 幼児教育学科 教授)