大学の個別入試において外国語のリスニング試験を課す場合

 大学の個別入試において外国語のリスニング試験を課す場合、聴覚障害があることによる不利益を考慮に入れる必要があります。この場合、リスニング試験を免除したり、聴取方法を変更するなどの受験上の配慮が考えられます。

【参考】大学入試センター試験では、以下の受験上の配慮が取られています

  • 両耳の平均聴力レベルが60デシベル以上の重度難聴者等で、リスニングを受験することが困難な者:リスニングの免除
  • 上記以外の者:音声聴取方法の変更(※1)(試験室:一般受験者と同室(※2))

    ※1 聴取方法については、ICプレーヤーにイヤホンを接続する以外に、以下の方法があります。
  • イヤホンまたはヘッドホンの持参使用
  • CDプレーヤーのスピーカーから直接音声をきく方式(別室)
  • 補聴器を外してイヤホンを使用
  • 補聴器又は人工内耳のコネクターに持参したコードを接続
  • ヘッドホンの貸与

    注) ICプレーヤーのスピーカーから直接音声をきく場合は、ヘッドホンやイヤホンを使用する場合に比べ、外部の音がきこえやすくなります。また、ヘッドホンの持参使用や補聴器又は人工内耳のコネクターにコードを接続する等を許可された場合は、ICプレーヤーとの接続等を試験を実施する大学において、事前に確認する必要があります。

    ※2 CDプレーヤーのスピーカーから直接音声をきく場合は、別室となります。

大学入試センター試験の英語リスニング試験の点数を採用する場合

 大学の入試において、大学入試センター試験の英語リスニング試験の点数を採用する場合、リスニング試験免除者の扱いを検討する必要があります。この扱いは、大学によって異なりますが、以下のような例があるようです。


筆記試験・リスニング試験の配点がそれぞれ200点/50点の場合
・筆記試験の点数を元に250点満点に換算して用いる

こんな工夫もできます
  受験を希望する大学一つひとつについて、リスニング免除者の扱いを問い合わせていくことは、受験生にとって大変負担となるものです。本来的には、事前に大学としての方針を決定し、入試要項に明記することが求められます。


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