Japan Alumni eNews Vol. 86 2016年6月10日

Japan Alumni eNews Vol. 86

1. Life in Japan by Photo

写真で見る日本の生活。留学生活・留学の思い出・日本の文化や歴史・旅先など、日本で体験した思い出の写真を募集しています。

日本の思い出(読者からの写真)

6月号のLife in Japan by Photoは「日本の思い出」をご紹介します。(敬称略)

箱根

大学名:倉敷芸術科学大学 卒業
タイトル:箱根のとある美術館

2. Alumni News

留学生関連ニュースや体験談を紹介します!

留学生ニュース

NEWS1:外国人IT人材を3万人から6万人に

安倍首相は5月4日にブリュッセルで開かれた対日投資セミナーで、「世界で最もビジネスしやすい国を目指し、改革を断行する」と述べ、日本への投資拡大を呼びかけました。また、「2020年までに外国人IT人材を3万人から6万人に倍増することを目指す」と表明しました。日本のIT技術者不足は深刻な状況になっており、独立行政法人情報処理推進機構が発表した「IT人材白書2016」によると、2011年以降IT人材の不足感が高まり続けているようです。

NEWS2:外国人視点で制作した沖縄県の観光ウェブサイトが日本マーケティング大賞の地域賞を受賞

優れたマーケティング活動を表彰する「第8回日本マーケティング大賞」(主催・日本マーケティング協会)の地域賞に、沖縄県の観光ウェブサイト「OKINAWA:The Secret is Out」が選ばれました。
6カ国から「大切な人に秘密を持つ人」のペア6組を募集して沖縄に招待しました。美しい自然と伝統文化、温かく迎える県民と触れ合う中、パートナーに「秘密」を打ち明けて、愛の絆を確かめ合う「台本なし」のドキュメンタリー形式の動画でまとめられています。コンテンツ制作は外国人スタッフで構成し、「日本人が伝えたい沖縄」ではなく「外国人が魅力に思う沖縄」を描き出すことで、徹底的に外国人視点にこだわった仕組みを作ったことが評価されたようです。

現役留学生紹介

タイ フエイ ウェン

氏名:タイ フエイ ウェン
国籍:シンガポール
出身大学:北海道大学
専攻:現代日本学プログラム
学年:2年生
日本留学期間:2014年9月~現在
日本語レベル:N1レベル相当


初めて日本に来たのは10歳の時でした。日本が好きな母に様々なところに連れて行ってもらったため、東京以外の地域にも旅行で行くことができました。旅行をする度に日本の魅力を前よりもっと分かってきました。そのため、高校3年生の進路を決める時期がやってきた時に日本の大学に通うことにしました。日本についてもっと深く理解し、まだ日本の魅力を発見していない人に何かをしてあげたいと思っています。
留学しに来た時は初来日ではなかったので、びっくりしたことはあまりなかったです。日本での生活に早く慣れるか、留学生だから日本人の友達を作れなかったらどうしよう等、初めての留学で心配しましたが、支えてくれた先生たちや友達のおかげで思った以上にスムーズに日本の生活に慣れることができました。
私が在籍する現代日本学プログラムは、外国人留学生を対象とした4年間の学士課程プログラムです。基礎・教養科目や日本学の専門導入科目など、授業は英語で行われます。また、集中的な日本語学習を行います。現代日本学プログラムの学生は、他の外国人留学生と違い3年生になると日本語で日本人向けの授業を受けます。その準備のために現在日本語学習をしています。私は、日本史と日本文化を専攻しています。高校生の頃から幕末の歴史に興味を持っているためこの専攻を選びました。
課外活動では、大学の軟式野球部にマネジャーとして所属しています。去年の東日本大学軟式野球選手権大会において、北海道代表として参加しました。結局1回戦で負けてしまい悔しかったですが、全員のチームワークや野球に対する情熱で心が温められました。
日本の生活でお気に入りのツールは、お弁当箱です。私は、普段あまり自炊しませんが、かわいいお弁当箱を買ってから頑張って料理しています。お弁当箱を使うたびにもっと料理が上手くなりたいと考えるようになりました。
将来の夢は、日本で英語と中国語と日本語を活かせる仕事をしたいと考えています。英語教師や翻訳者か通訳者になりたいと考えています。2ヶ月ぐらい前、北海道庁のシンガポール事務所ができたそうなので、日本と母国のつながりを深める仕事を目指しています。
自分の日本語力が足りないと怖がって遠慮すると沢山のチャンスを逃してしまいます。わからないことがあれば誰かに聞き、知らないことがあれば試してみれば良いと思います。せっかくの留学なので色々な経験をすることが大事だと思います!

帰国留学生会

帰国留学生対象事業紹介

島根大学スリランカ帰国留学生同窓会

2015年12月16日(水曜日)、島根大学スリランカ帰国留学生同窓会発足記念式典がスリランカ第二の都市であるキャンディーで行われました。服部学長、総合理工学研究科 石賀教授及び国際交流センター 青教授の3名が参加しました。スリランカ帰国留学生同窓会は、島根大学を卒業し、現在ペラデニア大学の教員として活躍する帰国外国人留学生が中心となり設立した同窓会です。インドネシア、ネパールに次ぐ3番目の帰国留学生同窓会となります。

3. Academic News

奨学金、助成金、大学のユニークな取組などを紹介します!

学部・研究科紹介

日本の特色ある学部や研究科を紹介します。

国立大学法人静岡大学

国立大学法人静岡大学

【プロフィール】(2015年前期現在)
名称:国立大学法人静岡大学
所在地
 静岡キャンパス:静岡県静岡市駿河区大谷836
 浜松キャンパス:静岡県浜松市中区城北3-5-1
在籍者数:学部生8,657名、大学院生1,531名
外国人学生数:学部生158名、大学院生169名

1.大学の概要

静岡県は東京と大阪のちょうど中間に位置し、スズキ、ヤマハ、ホンダなど多くのグローバル企業の発祥の地でもあります。
静岡大学が未来への指針として掲げているのが「自由啓発・未来創成」という理念です。「自由啓発」とは、本学の前身のひとつである浜松高等工業学校から受け継がれた理念で、自由な風土の中で自律的に学問を追究していくという、学びの姿勢が示されています。

2. 特色あるプログラム:全学部対象

静岡大学では、昨年度よりアジアブリッジプログラム(ABP)という、海外展開を進める静岡県企業及び自治体と連携し、将来日本とアジア諸国の架け橋として活躍する人材を育成する産官学連携のプログラムをスタートさせました。
静岡県企業が数多く進出するベトナム、タイ、インドネシア、インドの四ヵ国から優秀な留学生を選抜し、10月入学後、半年間の基礎教育を経て、翌4月より各志望学部の学士課程で3年半、日本人学生と共に学ぶというプログラムです。また、ABPでは四ヵ国からの学部留学生に対し、入学から大学生活、卒業後の就職までを一貫して支援いたします。

3.ABPプログラム生への生活支援

ABP留学生は、入学検定料、入学料、1年目の学費は全額不徴収となります。2年目以降も所定の成績条件を満たすことにより、全額不徴収となります。
また、2016年10月の入学生には、初年度月4万円の奨学金が支給されます。

静岡大学学費

住居については、2016年3月に完成したユニット制の留学生寮に優先的に入居できます。各ユニットには共同で使うキッチンやリビング・ダイニングスペース等が用意され、ハイスピードインターネット環境も整備されています。

静岡大学留学生寮

静岡大学留学生寮

4. ABPプログラム入試(国内入試) ※ベトナム、タイ、インドネシア、インド出身者のみ

2016年夏、ABP学士プログラム国内入試を実施します。出願はオンライン出願のみとなります。
出願期間は、2016年6月27日(月曜日)~7月11日(月曜日)の日本時間の正午までとなっております。
なお、出願には日本留学試験(EJU)と英語資格試験(TOEFL、TOEICもしくは、IELTS)のスコアが必要です。学部・学科によって指定するEJUの科目が異なりますのでご注意ください。
書類選考の後、8月に静岡大学で面接を行い、9月上旬に合格発表、10月入学となります。
詳しくは、下記サイトから「28年度第2回入試募集要項」をダウンロードし、要項をご覧ください。

お問い合わせ
abpquery@suml.cii.shizuoka.ac.jp

奨学金・助成金・招へい・賞等募集情報

公益財団法人東電記念財団

事業名:奨学金給付
応募資格
 1:学業成績、人物ともに優秀であり、心身ともに健康で大学の推薦を受けられる方
 2:平成29年4月1日時点で28歳未満であること。
 3:日本国内の大学院博士前期課程に在学し、平成29年度に博士後期課程に進学を希望する方
 4:または、博士後期課程1年もしくは2年に在学し、平成29年度に進級を予定している方
概要:公益財団法人東電記念財団は、我が国の産業の発展と国民生活の向上に寄与することを目的として、電気・エネルギーに関わる試験研究への助成、およびこの分野の国際技術交流援助、また、同分野で意欲を持って研究に取り組む大学院学生への奨学金給付を行っております。このため、広く募集を行い、審査・選考して優れたものに助成いたしますので、意欲的な若手研究者の申込みをお待ちしております。
対象:電気・エネルギー分野で将来の学術・産業を担う優秀な人材の育成に資すること。所属研究科の制限なし。
応募期間:平成28年4月1日(金曜日)~平成29年6月30日(木曜日) 24時必着
助成額:5万円/月

一般財団法人 岩垂育英会

事業名:岩垂育英会奨学生
応募資格
(1)歯科基礎医学系分野に所属し、歯科基礎医学系テーマを研究する学生
(2)臨床系分野に所属し、歯科基礎医学系分野で基礎歯科医学系テーマを研究する学生
(3)臨床系分野に所属し、歯科基礎医学系テーマを研究する学生
概要:生命科学、特に、歯科基礎医学を研究する大学院学生で、学術優秀でありながら経済的理由によって、修学が困難なものに対して奨学援助を行うことにより、将来有用な歯科基礎医学研究者の人材を育成することを目的としている。
対象:国立・公立・私立各大学院歯学、医歯学総合、医歯薬学総合研究科などの博士課程に在学し、生命科学、特に、歯科基礎医学を研究する者で、学業・人物ともに優秀かつ健康であり、学資の支弁が困難と認められる者。
募集期間:平成28年4月4日(月曜日)~ 6月17日(金曜日)必着
助成額:5万円/月

シンポジウム紹介

国際会議THESIS-2016は、地球物理流れにおける土砂運動と流れの相互作用を考え、流砂の運動機構を力学的に考えることができる二相流モデルに関する国際会議で、第一回、第二回がフランスで開催されています。我が国では、土石流、津波、急流河川の激しい河床変動など、二相流的取扱いが必要となる課題が多く、本会議を日本で開催し、この分野の最先端の研究を通じて議論することは極めて有用と考えます。また、このシンポジウムでは、我が国の土砂水理学の発展を目的としたワークショップも企画しております。本シンポジウムの参加を検討下さい。

(英語のみ)

開催日:2016年9月12日(月曜日)~9月14日(水曜日)
会場:中央大学研究開発機構
主催:中央大学研究開発機構
共催:土木学会、国際水理学会、フランス水理学会

学会紹介

日本語試験紹介

4. Business News

留学中、卒業後の皆さんへ、就職関連情報を提供します!

就職関連イベント情報

就職活動体験談

魯 書君

名前:魯 書君(ロ ショクン)
国籍:中国
出身大学:立教大学大学院 観光学研究科
専攻:観光学
日本留学期間:2007年10月~2013年3月
勤務先企業名:株式会社日本マンパワー
日本語レベル:日本語能力試験N1、ビジネス日本語能力テストJ1+



修士2年生の頃、真剣に帰国かもう少し日本に残るかを考えました。当時は就職に対して強い意識はなく、特別にしたい仕事も無かったです。ただ単にもう少し日本にいて、自分の日本語をもっと上達させて、違う身分で違う角度からこの国の文化や社会について理解を深めたいという理由で就職活動を行っていました。
現在の勤務先を選択した理由は2つあります。まず、1番大きな理由は外国人採用の意欲を強く感じたからです。2番目の理由は、働く人々を幸せにするキャリア開発という言葉に惹かれたからです。やりがいを感じる仕事だと思いました。また、中国でもこの2、3年でキャリア開発は急上昇中のキーワードとして注目を集めていますので、先駆者である日本で勉強したことを中国に持ち帰えることができたらと考えました。
入社して最初の2年間は留学生向け就職支援事業に携わりました。合同企業説明会の運営、留学生に特化した就職活動に役立つセミナーのテキスト制作及び企画作業、留学生向けのキャリアカウンセリングセンターの運営管理等の業務を担当していました。
就職活動でのエントリーシートについては、3点ほど気をつけて書類の作成をしました。1つ目は書類を必ずキャリアセンターのカウンセラーに添削してもらってから提出していました。2つ目は複雑な文法や表現などをなるべく使わないようにしていました。伝えたいことがしっかり相手に伝わるかが大事だと思います。3つ目は、志望動機に一番力をいれて書類を作成しました。応募企業が一番関心を持っているところを重点的にアピールするようにしていました。
面接で気を付けたことは、姿勢をきちんとし、マナー正しく振る舞うことです。第一印象がとても大事ですので、姿勢とマナーはまず注意して欲しいことです。また、日本語の能力に関係なく、聞かれたことに対して声を大きく、はっきりと答えることです。後は、分かったふりをしないことです。聞かれた質問に対して、理解できなかった場合はもう一度質問を説明してもらい、それに合う答えを出したほうがいいと思います。
就職活動を行う留学生へのアドバイスは、就活だけでなく、悩みがある時には一人で抱えず、周りにいる人たちに相談した方がいいと思います。悩みは相談することで小さくなり、次第になくなります。周りに相談できる人を大事にして欲しいです。また、日本の就職活動はとても長いです。特に留学生はアルバイトや学校などで時間の調整が難しいかと思いますが、自分が本当にやりたいことを忘れずに最後まで頑張ってください。

就職情報コーナー

2017年3月卒業予定者の就職活動については、6月の中旬から早い企業では、内々定が出始めます。今月は内定獲得後のマナーと6月に内定獲得できなかった学生がどのように就職活動を行っていくかについて説明していきます。

(1)2社以上の複数企業から内々定を獲得した場合
入社する企業以外には内々定を辞退しなくてはいけません。
ただし、内々定を辞退する際には以下の点に気をつけましょう。

1.辞退の連絡はメールではなく、電話で伝える
何度も選考をしたにも関わらず、メールのみで簡単に辞退を伝えてしまうと、相手に誠意が伝わりません。できるだけ電話で相手に辞退の旨を伝えしましょう。

2.どの企業に入社するのかを伝えなくても問題ない
辞退の連絡をする際に、企業の担当者から「どこの企業に入社するのか」と聞かれることがあります。その際に伝える義務はありませんので、「お伝えできません」と言い切ってしまいましょう。

3.辞退を伝える際に、長時間拘束される等困ったことが発生した場合
辞退を電話で伝えると、来社して説明するよう求められることがあります。
その際に、企業で長時間拘束されて書面にサインをするよう迫られる、内々定辞退を思いとどまるよう説得されることがあります。このような事態が発生した場合には、早急に学校のキャリアセンターや就職課に相談しましょう。例え書面にサインをしても、法的には拘束力はありません。自分の意思に反することを強要されたら、焦らずに対処するようにしましょう。

(2)内々定が獲得できなかった場合
6月に内々定を獲得できなくても、企業の採用活動はまだまだ続きます。6月下旬から7月からは大企業の2次募集や中小企業については、大手企業とは時期をずらして採用活動を行うことが多く、7月以降の採用に力を入れている企業も増えていきます。採用を継続している企業の情報を積極的に収集し、エントリーしましょう。
企業は採用枠が充足すれば選考活動を終了としてしまいます。そのため、興味のある企業へは早めにエントリーし、選考に進んでいけるようにしましょう。
4月1日に入社するためには、在留資格変更手続きを1月末までに行う必要があります。その時期までに申請ができるように、内定獲得に向けて活動していきましょう。

5. Visit Japan

青森県

日本を旅行してみませんか?日本各地の名所・イベント・グルメ情報をご紹介します!6月号は青森県です。

奥入瀬渓流

十和田八幡平(とわだ・はちまんだいら)国立公園の中にあり、十和田湖から流出する唯一の川で、約14キロメートルの流れが、奥入瀬渓流とされ、特に新緑の季節や紅葉の季節に美しい自然を体験できます。渓流沿いには多くの樹木や大小の滝、巨大な岩や切り立った崖等があります。渓流には遊歩道が整備されており4時間半くらいのトレッキングが楽しめます。1928年に天然記念物に指定されています。

白神山地

青森県南西部から秋田県北西部にまたがる130,000ヘクタールに及ぶ広大な山地帯の総称です。このうち原生的なブナ林で占められている区域が1993年12月に世界遺産として登録されました。青池は青森県側の西の方にある湖沼群(こしょうぐん)、十二湖のひとつです。青いインクを流し込んだような神秘的な色をしています。なぜ青いのかは未だに解明されていませんが、春から夏にかけてのシーズンがとくに美しく見える時期です。

こぎん刺し

江戸時代に端を発した津軽地方に伝わる刺し子(さしこ)技法の一つです。こぎん(小布)は麻布に木綿糸で、刺繍(ししゅう)模様を一定の規則に従って幾何学的(きかがくてき)に造形されたもので、農家の女性が冬の寒さを防ぐために、布目を麻の糸で埋めることによって保温性を高めたのが始まりです。現在のこぎんは、ネクタイ・ハンドバック・財布などに活用され、民芸品として高人気を得ています。。

大間(おおま)マグロ

大間マグロ(大間本マグロ)は、青森県大間町(おおままち)に水揚げされたマグロで、マグロの最高峰と呼ばれるほどの質を誇るマグロです。特徴としては、脂の乗りの良さがあげられます。大間産マグロの価格は、外国産の冷凍マグロの価格(1キログラムで平均7千円)に比べて高く、数万円単位の値段がつくことも珍しくありません。 2013年の初セリでは、1本(222キログラム)で1億5千万円を超える高値を付けた事もあります。

青森ねぶた祭

竹などで扇・人形などの形に編んで紙を張り、武者(むしゃ)や歌舞伎狂言(かぶききょうげん)の場面を描いて中に灯をともし、屋台にのせて笛や太鼓の囃子(はやし)で町内を歩くお祭りです。七夕祭りの灯籠(とうろう)流しの変形であろうといわれていますが、その起源は定かではありません。毎年、青森県内の様々な地域で8月初旬頃に行われますが、特に、8月2日から7日にかけて行われる青森市のものが有名です。

6. NIPPON Information

ポップカルチャー、伝統、グルメ、最先端技術など楽しい読み物のコーナーです!

NIPPON Time Machine

6月は北海道と小笠原諸島を除く地域は「梅雨」と言う、日本で曇りや雨の多い季節にあたります。
梅雨といえば、必需品となる傘ですが、日本洋傘振興協議会によると日本の傘の年間の消費量は、推計1億2~3千万本も消費されており、日本の人口とほぼ同じ数が毎年消費されています。
株式会社ウェザーニューズの「世界の傘事情調査(2014年)」によると35か国中、年間降水量は世界13位にもかかわらず、一人当たりが所持する傘の本数は第1位で、3.3本だそうです(世界平均は2.4本)。
日本の傘の歴史は平安時代(794年~1185年)に始まったと言われています。もともとは貴族階級だけが使えるもので、一般庶民は菅笠(すげかさ)と蓑(みの)を使っていました。その後江戸時代に入って、一般の人々も傘を使うようになりました。和傘はファッションの一部と考えられていたので、実用性に加えて、美しさ、洒落たデザインが凝らされたものに進化し、歌舞伎(かぶき)、日本舞踊(ぶよう)にもとり入れられて、日本独自の伝統文化となりました。
その後、1804年イギリスから初めての洋傘が輸入され、1889〜92年頃から、国内でも生産され庶民にも手の届く安価なものが出回り始め普及するようになりました。
日本で傘が普及(ふきゅう)した理由は大きく3つあると言われています。1つ目は、防水コートを着るという習慣が日本にはなかったことです。その原因は、湿度の高い日本気候です。2つ目は、雨が降っている時間が長いということです。3つ目は、雨が降っても濡れずに歩けるような街並みではないことです。
今年の梅雨は東日本では平年並み、西日本では平年より雨が多い予想です。そんな雨の日の通勤や通学を少しでも快適に過ごせるよう、傘などの防雨グッズで楽しんでみてはいかがでしょうか。

暮らしの情報

6月19日 父の日
6月の第3日曜日は「父の日」です。父の日は日頃一生懸命働いている父親に感謝し、プレゼントやメッセージカードを贈る日です。米国の家庭では白いバラを贈ります。日本では日本ファーザーズ・デイ委員会がさまざまなキャンペーンを行っており、父の日には「黄色いリボン」を贈るよう推奨しています。その理由は、古来イギリスで「黄色」は身を守るための色とされており、この考え方がアメリカに渡り「幸福の黄色いリボン」となり「愛する人の無事を願うもの」となったからです。
「父の日」の習慣が始まったのは、今からおよそ100年前のアメリカです。ソノラ・スマート・ドット夫人が、母の日と同様の意味を持つ父の日の制定を牧師協会に祈願したことがきっかけで、父の日が制定されました。日本で父の日が広まり始めたのは、1950(昭和25)年頃からなのですが、あまり広まりませんでした。それが、一般的な行事として知れ渡ったのは1980年代になります。デパートなどが、販売戦略の一つとして父の日をイベント化したことが一般に広まったきっかけといわれています。
日米以外にも、フランスやインドなどは同じ日ですが、世界では、他の日に「父の日」に相当する日があり、ささやかなお祝いをしたり、プレゼントを贈ったりする国がたくさんあります。国によって時期や祝い方は異なりますが、父への感謝の気持ちを伝えるという目的は共通しています。
父親に喜んでもらえるように、父の日に何をするか考えてみてはいかがでしょうか。

7. JASSO News

JASSOの奨学金情報、招へい情報、日本留学フェア、日本留学試験を紹介します!

2016年度日本留学フェア開催日程等

日本学生支援機構は、海外において、日本への留学を希望する高校生・大学生等のために「日本留学フェア」を開催いたします。また、他機関が主催するイベントや説明会へも参加・協力しています。

「Student Guide to Japan」(日本留学ガイドブック)

日本への留学を考える皆さんに、まず読んでほしい冊子が「Student Guide to Japan」です。
日本の教育制度や奨学金、日本での生活情報に加え、留学経験談などを掲載しています。
JASSOのホームページでは、実際にその内容を読むことができますので、これから留学を考える方はもちろん、すでに日本国内で学び始めている方も、ぜひ一度ホームページでご覧ください。

JASSO留学生事業部及び海外事務所のFacebookページ

JASSO留学生事業部及び海外事務所ではFacebookでも留学イベントや奨学金情報、その他の日本留学の最新情報を積極的に発信しています。ぜひご覧ください!

日本留学試験(EJU)

日本学生支援機構の奨学金

ウェブマガジン『留学交流』

2016年6月号を6月10日に掲載いたします。是非お読みください。

帰国外国人留学生短期研究制度(外国人研究者招へい)

留学を終え、現在、自国において教育、学術研究又は行政の分野で活躍している帰国留学生に対し、我が国の大学で、当該大学の研究者と共に短期研究を行う機会を提供しています。

宇都宮大学、お茶の水女子大学、関西学院大学、政策研究大学院大学、北海道大学
山形大学、横浜国立大学

8. 編集部より

6月号のJapan Alumni eNewsはいかがでしたか?
6月は、NIPPON Time Machineでも紹介しましたが梅雨の季節です。日本の梅雨は湿気が高く雨も長時間多く降るので嫌ですね。最近は、雨の日を楽しめるような防雨グッズが販売されています。便利な機能がついているアイディア傘や楽しいデザインの傘、長靴や速乾性(そっかんせい)のある靴の中敷き等いろいろな商品があります。
また、就職活動中の学生は、雨の日の会社訪問時は、会社に入る前に必ず濡れた靴をティシュなどで拭いてから入るようにしましょう。

Japan Alumni eNews 編集部では、就職活動の体験談を教えていただける方をお待ちしています。また、留学生活の写真や、メルマガの感想もお待ちしています。次回の『Japan Alumni eNews』は7月8日配信です。お楽しみに。

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