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平成24年度奨学金の延滞者に関する属性調査結果

I.調査目的等

(目的)
 奨学金の延滞者の属性を把握し、今後の奨学金回収方策に役立てることとする。

(調査対象)
 1. 平成24年10月末において、奨学金返還を3ヶ月以上延滞している者(以下「延滞者」という。)
 2. 平成24年10月末において、奨学金返還を延滞していない者(以下「無延滞者」という。)

(調査方法)
 延滞者  :延滞年数および性別で層化し、無作為抽出
 無滞納者:学種および性別で層化し、無作為抽出

(調査時点)
 平成24年12月

(調査数)

発送件数 回答件数 回答率 参考母数
(平成24年度末)
延滞者 19,301 3,873 20.1% 194,153
無延滞者
9,669
2,477 25.6% 2,894,871

(注意)

1 . 表は無回答を除いた比率で集計している。
2 . 四捨五入をした数を使用しているため、内訳の数の合計が合計欄の数と一致しない場合がある。
3 . 複数回答可の設問に関する表の各回答の割合は合計しても100%にならない。※各回答の割合は回答者数に対する割合である。

(参考)
平成24年度末現在の状況

  • 返還を要する者の債権(期日到来分のみ。):3,229千人
  • 返還している者:2,895千人
  • 1日以上の延滞債権:334千人
  • 3ヶ月以上の延滞債権:194千人

II.調査結果

1.回答者および奨学金申請に関すること

(1) 回答者について(択一)

 回答者で「奨学生本人」は延滞者64.1%、無延滞者76.5%であり、無延滞者の方が本人が回答している割合が高い。

表1-1 回答者 (単位:人・%)
区分
延滞者
無延滞者
人数 割合 人数 割合
奨学生本人 2,462 64.1 1,893 76.5
父母 1,273 33.2 565 22.8
兄弟 13 0.3 4 0.2
祖父母 4 0.1 1 0.0
おじ・おば 2 0.1 0 0.0
配偶者 81 2.1 13 0.5
その他 3 0.1 0 0.0
3,838 100.0 2,476 100.0

(2)奨学金申請時の書類作成者(択一)

 延滞者では「親(または祖父母等の家族)」と回答した者が37.9%で一番割合が高いが、無延滞者では「奨学生本人」が57.9%で一番割合が高くなっている。

表1-2 奨学金申請時の書類作成者 (単位:人・%)
区分
延滞者
無延滞者
人数 割合 人数 割合
奨学生本人 1,437 37.5 1,431 57.9
親(または祖父母等の家族) 1,453 37.9 474 19.2
本人と親等 708 18.5 532 21.5
わからない 229 6.0 33 1.3
その他 7 0.2 3 0.1
3,834 100.0 2,473 100.0

(3)奨学金の申請を勧められたか(択一)

延滞者および無延滞者ともに「勧められた」と回答した割合が一番高い。また、延滞者は「わからない」と回答した割合が次に高くなっているが、無延滞者では「勧められなかった」と回答した割合が次に高くなっている。

表1-3 奨学金の申請を勧められたか (単位:人・%)
区分
延滞者
無延滞者
人数 割合 人数 割合
勧められた 2,263 59.3 1,396 56.4
勧められなかった 676 17.7 822 33.2
わからない 874 22.9 255 10.3
3,813 100.0 2,473 100.0

(4)だれに奨学金の申請を勧められたか(択一)

延滞者では「学校の先生や職員」と回答した者が46.4%で一番割合が高いが、無延滞者では「親(または祖父母等の家族、親戚)」が75.5%で一番割合が高くなっている。

表1-4 だれに奨学金の申請を勧められたか (単位:人・%)
区分
延滞者
無延滞者
人数 割合 人数 割合
親(または祖父母等の家族、親戚) 980 43.6 1,053 75.5
学校の先生や職員 1,045 46.4 260 18.7
友人・知人 199 8.8 73 5.2
その他 26 1.2 8 0.6
2,250 100.0 1,394 100.0

(注)(3)「奨学金の申請を勧められたか」において「勧められた」と回答した者への質問。

(5)返還義務をいつ知ったか(択一)

延滞者および無延滞者ともに「貸与手続きを行う前」と回答した割合が一番高いものの、延滞者は無延滞者に比べ低い数値になっている。

表1-5 返還義務をいつ知ったか (単位:人・%)
区分
延滞者
無延滞者
人数 割合 人数 割合
貸与手続きを行う前 2,073 54.7 2,240 90.6
貸与手続中 477 12.6 123 5.0
貸与中 219 5.8 48 1.9
貸与終了時 150 4.0 13 0.5
貸与終了後~返還開始前 174 4.6 20 0.8
返還開始~督促前 132 3.5 6 0.2
延滞督促を受けてから 308 8.1 4 0.2
わからない 224 5.9 17 0.7
その他 35 0.9 2 0.1
3,792 100.0 2,473 100.0

2.主な返還者について

(1) 主な返還者(択一)

 主な返還者は、延滞者の場合で「本人」64.5%、「父母」31.9%、無延滞者の場合で「本人」84.8%、「父母」13.1%である。延滞者、無延滞者ともに本人が主な返還者である割合が最も高いが、延滞者は無延滞者に比べて20.3%低くなっている。

表2-1 主な返還者 (単位:人・%)
区分 延滞者 無延滞者
人数 割合 人数 割合
奨学生本人 2,437
64.5
2,066
84.8
父母
1,204
31.9 318 13.1
兄弟 9 0.2 0 0.0
祖父母 7 0.2 1 0.0
おじ・おば 0 0.0 0 0.0
配偶者 86 2.3 38 1.6
その他 36 1.6 12 0.5
3,779 100.0 2,435 100.0

(2)主な返還者と回答者との関係

延滞者の場合、回答者(このアンケート調査に回答した者)が主な返還者であることが多いのに対し、無延滞者の場合、延滞者と比べると回答者にかかわらず本人が主な返還者であることが多い。

表2-2-1 主な返還者と回答者(延滞者) (単位:人・%)
区分 回答者
奨学生本人 父母 兄弟 祖父母 おじ・おば 配偶者 その他
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
主な返還者 奨学生本人 2,127 87.7 242 19.5 6 46.2 1 25.0 1 50.0 54 66.7 1 33.3 2,432 64.5
父母 212 8.7 981 79.0 2 15.4 0 0.0 0 0.0 3 3.7 2 66.7 1,200 31.8
兄弟 1 0.0 3 0.2 5 38.5 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 9 0.2
祖父母 1 0.0 2 0.2 0 0.0 3 75.5 1 50.0 0 0.0 0 0.0 7 0.2
おじ・おば 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0
配偶者 63 2.6 1 0.1 0 0.0 0 0.0 0 0.0 22 27.2 0 0.0 86 2.3
その他 22 0.9 12 1.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 2 2.5 0 0.0 36 1.0
2,426 100.0 1,241 100.0 13 100.0 4 100.0 2 100.0 81 100.0 3 100.0 3,770 100.0
表2-2-2 主な返還者と回答者(無延滞者) (単位:人・%)
区分 回答者
奨学生本人 父母 兄弟 祖父母 おじ・おば 配偶者 その他
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
主な返還者 奨学生本人 1,723 92.5 326 59.0 3 75.0 1 100.0 0
-
12 92.3 0
-
2,065 84.8
父母 93 5.0 224 40.5 1 25.0 0 0.0 0
-
0 0.0 0
-
318 13.1
兄弟 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0
-
0 0.0 0
-
0 0.0
祖父母 0 0.0 1 0.2 0 0.0 0 0.0 0
-
0 0.0 0
-
1 0.0
おじ・おば 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0
-
0 0.0 0
-
0 0.0
配偶者 37 2.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0
-
1 7.7 0
-
38 1.6
その他 10 0.5 2 0.4 0 0.0 0 0.0 0
-
0 0.0 0
-
12 0.5
1,863 100.0 553 100.0 4 100.0 1 100.0 0
-
13 100.0 0
-
2,434 100.0

3.本人の職業について

本人の職業(択一)

 延滞者の場合、「常勤社(職)員」が最も多く35.6%、次いで「無職・失業中/休職中」18.2%、「非常勤社(職)員」15.1%となっている。無延滞者の場合、「常勤社(職)員」が64.5%と最も多く、次いで「非常勤社(職)員」の8.4%となっている。
 延滞者は、無延滞者と比較して「常勤社(職)員」となっている者の割合が低く、「無職・失業中/休職中」や「非常勤社(職)員」、「派遣社員」の割合が高くなっている。

表3 本人の職業 (単位:人・%)
区分 延滞者 無延滞者
人数 割合 人数 割合
常勤社(職)員 1,342 35.6 1,594 64.5
任期付常勤社(職)員 (※1) 247 6.6 166 6.7
非常勤社(職)員 (※2) 568 15.1 207 8.4
派遣社員 253 6.7 52 2.1
自営/家業 229 6.1 70 2.8
学生(留学を含む) 35 0.9 100 4.0
専業主婦(夫) 269 7.1 127 5.1
無職・失業中/休職中 686 18.2 136 5.5
その他 141 3.7 20 0.8
3,770 100.0 2,472 100.0
※1 任期付常勤社(職)員:「常勤社(職)員(雇用期限がある)」の略。
※2 非常勤社(職)員   :「非常勤社(職)員 (週あたりの勤務時間が短く、雇用期限がある)」の略。

4.本人の年収について

本人の年収(択一)

 延滞者の場合、「100万~200万円未満」25.6%が最も多く、次いで「200万~300万円未満」20.0%、「1円~100万円未満」19.4%で、年収300万円未満で83.0%となっている。
 無延滞者の場合、「200万~300万円未満」26.5%が最も多く、次いで「400万円以上」21.7%、「300万~400万円未満」18.4%となっている。

表4 本人の年収 (単位:人・%)
区分 延滞者 無延滞者
人数 割合 人数 割合
0円 668 18.0 201 8.2
1円~100万円未満 720 19.4 227 9.3
100万~200万円未満 949 25.6 390 16.0
200万~300万円未満 741 20.0 647 26.5
300万~400万円未満 376 10.1 449 18.4
400万円以上 252 6.8 529 21.7
3,706 100.0 2,443 100.0
図1 本人の年収
図1 本人の年収

5.延滞の理由と今後の返還の見通し(延滞者のみに質問)

(1)延滞が始まった理由(きっかけ)(複数選択(2つまで))

 「家計の収入が減った」77.0%が最も多く、次いで「家計の支出が増えた」39.3%であった。「入院、事故、災害等」も家計の収入減や支出増に関係するものと思われ、20.0%であった。

表5-1 延滞が始まった理由(きっかけ)(単位:人・%)
区分 延滞者
人数 割合
忙しかった(金融機関に行くことができなかったなど) 366 9.6
返還を忘れていた、口座残高をまちがえていたなどのミス 370 9.7
家計の収入が減った 2,945 77.0
家計の支出が増えた 1,503 39.3
入院、事故、災害等にあったため 765 20.0
返還するものだとは思っていなかった 138 3.6
その他 264 6.9
回答者数 3,823
-
(注)
1.延滞が始まった理由は2つまで回答のため、合計は100%にならない。
2.回答者数に対する割合である。

(2)延滞が継続している理由(複数選択(2つまで))

  「本人の低所得」が最も多く47.5%、次いで「親の経済困難」34.8%、「奨学金の延滞金額の増加」32.2%となっている。男女間で差が大きいのは「配偶者の経済困難」「本人の借入金の返済」「本人の病気療養中」などである。

表5-2 延滞が継続している理由 (単位:人・%)
区分 延滞者
人数
割合
本人が病気療養中 249 6.6
本人が学生(留学を含む) 39 1.0
本人が失業中(無職) 699 18.5
本人の低所得 1,797 47.5
本人の借入金の返済 818 21.6
奨学金の延滞金額の増加 1,218 32.2
親の経済困難 1,317 34.8
配偶者の経済困難 218 5.8
家族の病気療養 277 7.3
忙しくて忘れていた 156 4.1
返還するものだとは思っていない 12 0.3
その他 69 1.8
回答者数 3,786
-
(注)
1.延滞が継続している理由は2つまで回答のため、合計は100%にならない。
2.回答者数に対する割合である。

(3)今後の返還の見通し(択一)

 現在における返還の見通しについては、「決められた月額等を返還できると思う」が31.2%、「決められた月額等の半額程度より少ないが返還できると思う」と回答した者が24.0%となっている。年収別の回答の割合でみると、年収が多くなるにつれて、「決められた月額を返還できると思う」と回答する者が多くなっている。

 2~3年から数年以上経過した時点における返還の見通しについては、「決められた月額等を返還できると思う」が42.6%、「わからない」と回答した者が22.0%となっている。年収別の回答の割合でみると、年収が多くなるにつれて、「決められた月額を返還できると思う」と回答する者が多くなっている。

表5-3-1 現在における返還の見通し  (単位:人・%)
区分 延滞者
人数 割合
決められた月額等を返還できると思う 1,163 31.2
決められた月額等の半額程度より多く返還できると思う 306 8.2
決められた月額等の半額程度返還できると思う 693 18.6
決められた月額等の半額程度より少ないが返還できると思う 896 24.0
返還できないと思う 290 7.8
わからない 383 10.3
3,731 100.0
表5-3-2 2~3年から数年以上経過した時点における返還の見通し (単位:人・%)
区分 延滞者
人数 割合
決められた月額等を返還できると思う 1,549 42.6
決められた月額等の半額程度より多く返還できると思う 379 10.4
決められた月額等の半額程度返還できると思う 396 10.9
決められた月額等の半額程度より少ないが返還できると思う 449 12.3
返還できないと思う 68 1.9
わからない 799 22.0
3,640 100.0

6.返還期限の猶予制度について

(1)猶予制度の認知状況(択一)

 猶予制度に関しては、請求書を送付する都度、案内資料を同封する他、振替不能通知にも記載している。また、返還のてびきや返還説明会の説明事項にも含めている。
 猶予制度を「知らなかった」と回答した者は延滞者で57.1%、無延滞者53.0%であり、延滞状況による大きな差は見られなかった。

表6-1 猶予制度の認知状況 (単位:人・%)
区分 延滞者 無延滞者
人数 割合 人数 割合
知っている 1,632 42.9 1,164 47.0
知らなかった 2,169 57.1 1,310 53.0
3,801 100.0 2,474 100.0

(2)猶予制度の申請状況(延滞者で猶予制度を「知っている」と回答した者に質問)(択一)

 延滞者で返還期限猶予制度を「知っている」と回答した者の猶予の申請状況は、「過去に申請したことがあるが、今は申請していない」46.6%が最も多かった。

表6-2 猶予制度の申請状況(延滞者) (単位:人・%)
区分 延滞者
人数 割合
現在、申請している 192 12.7
申請の準備または検討をしている
(書類不備で返送されて再提出準備中を含む)
176 11.6
過去に申請したことがあるが、今は申請していない 706 46.6
一度も利用したことがない 396 26.1
その他 46 3.0
1,516 100.0

(3)猶予申請しない理由(延滞者で猶予制度を「知っている」と回答した者のうち、猶予制度の申請状況を「過去に申請したことがあるが、今は申請していない」と回答した者に質問)(択一)

 猶予申請しない理由は「すでに猶予期間(通算60ヶ月)を利用してしまったので、利用できないため」40.4%が最も多く、次いで、「返還期限猶予制度の基準に該当しないため」24.6%であった。

表6-3 猶予申請しない理由(延滞者) (単位:人・%)
区分 延滞者
人数 割合
返還期限猶予制度の基準に該当しないため 167 24.6
すでに猶予期間(通算60ヶ月)を利用してしまったので、利用できないため 274 40.4
猶予申請しないで返還予定のため 76 11.2
猶予申請手続きが難しいため 68 10.0
手続きがよくわからない、よく知らないため 66 9.7
その他 28 4.1
679 100.0

(4)猶予申請しない理由(延滞者で猶予制度を「知っている」と回答した者のうち、猶予制度の申請状況を「一度も利用したことがない」と回答した者に質問)(択一)

 猶予申請しない理由は「返還期限猶予制度の基準に該当しないため」26.4%が最も多く、次いで、「手続きがよくわからない、よく知らないため」25.8%であった。

表6-4 猶予申請しない理由(延滞者) (単位:人・%)
区分 延滞者
人数 割合
返還期限猶予制度の基準に該当しないため 87 26.4
すでに猶予期間(通算60ヶ月)を利用してしまったので、利用できないため 9 2.7
猶予申請しないで返還予定のため 78 23.6
猶予申請手続きが難しいため 56 17.0
手続きがよくわからない、よく知らないため 85 25.8
その他 15 4.5
330 100.0

(5)猶予制度の猶予期間の長さ(通算60ヶ月)について(延滞者で猶予制度を「知っている」と回答した者に質問)(択一)

 「どちらともいえない」が45.2%で最も多く、次いで「短い」26.2%が多かった。
 「短い」26.2%と「どちらかといえば短い」13.2%の合計39.4%は、「十分」6.6%と「どちらかといえば十分」8.8%の合計15.4%より多かった。

表6-5 猶予制度の長さについて(単位:人・%)
区分 延滞者
人数 割合
短い 412 26.2
どちらかといえば短い 208 13.2
どちらともいえない 711 45.2
どちらかといえば十分 138 8.8
十分 104 6.6
1,573
100.0

7.無延滞者のこれまでの返還状況(無延滞者のみに質問)

(1)延滞経験の有無(択一)

 無延滞者において、今までに「延滞をしたことがない」が74.3%、「延滞したことがある」が20.0%となっている。

表7-1 延滞経験の有無  (単位:人・%)   
区分 無延滞者
人数 割合
延滞したことがない 1,819 74.3
延滞したことがある 491 20.0
わからない 139 5.7
2,449 100.0

(2)延滞になったことを知ったきっかけ(無延滞者で「延滞したことがある」と回答した者に質問)(複数選択)

 延滞になったことを知ったきっかけは、「機構からの振替不能(延滞)通知」が76.8%、「機構からの電話」が36.6%であった。

表7-2 延滞になったことを知ったきっかけ (単位:人・%)
区分 無延滞者
人数 割合
機構(旧日本育英会)からの振替不能(延滞)通知 361 76.8
機構(旧日本育英会)からの電話 172 36.6
連帯保証人・保証人からの連絡 29 6.2
口座残高を確認して 140 29.8
親・家族等からの連絡 44 9.4
債権回収会社(サービサー)からの連絡 42 8.9
その他 5 1.1
回答者数 470
-
(注)
1.複数回答のため合計は100%にならない。
2.回答者数に対する割合である。

(3)延滞の解消方法(無延滞者で「延滞したことがある」と回答した者に質問)(複数選択)

 どのように延滞を解消したかについては、「本人が延滞額を支払った」が78.6%であった。

表7-3 延滞の解消方法  (単位:人・%)
区分 無延滞者
人数 割合
本人が延滞額を支払った(口座振替を含む) 372 78.6
本人以外が支払った(口座振替を含む) 87 18.4
猶予願が承認された 39 8.2
その他 6 1.3
回答者数 473
-
(注)
1.複数回答のため合計は100%にならない。
2.回答者数に対する割合である。

8.日本学生支援機構の奨学金制度の認知状況

減額返還制度の認知状況(択一)

「知らない」と回答した者は、延滞者が54.8%、無延滞者が40.4%であった。23年度と比べると、特に無延滞者において、認知状況は向上している。

表8 減額返還制度の認知状況 (単位:人・%)
区分 平成24年度 平成23年度
延滞者 無延滞者 延滞者 無延滞者
人数 割合 人数 割合 人数 割合 人数 割合
よく知っている 156 4.1 133 5.4 169 4.2 43 3.9
だいたい知っている 587 15.6 718 29.2 581 14.3 282 25.5
あまり知らない 958 25.4 615 25.0 1,023 25.2 303 27.3
知らない 2,065 54.8 995 40.4 2,283 56.3 480 43.3
3,766
100.0
2,461
100.0
4,056 100.0 1,108 100.0

9.日本学生支援機構の奨学金に対する意識

日本学生支援機構の奨学金に対する意識(択一)

奨学金に対する意識について質問したところ、それぞれの問いで最も割合が高かった回答は次の通りであった。

表9-1 日本学生支援機構に対する意識(延滞者) (単位:人・%)
区分 情報提供度 返還負担度 返還義務度 回収強化度 督促の
きびしさ度
給付制度
必要度
日本学生
支援機構
からの
情報提供は
十分である
現在、
奨学金の
返還が負担に
なっている
借りたもの
なので必ず
返さなければ
ならない
回収は
強化
するべきで
ある
延滞への
対応が
きびしい
給付型の
奨学金が
必要である
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
とてもそう思う 239 6.5 1,483 39.9 2,294 61.1 84 2.3 522 14.1 1,127 30.9
そう思う 979 26.5 1,472 39.6 1,297 34.6 333 9.0 738 19.9 978 26.8
どちらとも
いえない
1,540 41.7 604 16.2 133 3.5 2,350 63.4 1,685 45.4 1,302 35.7
そう思わない 641 17.3 139 3.7 22 0.6 711 19.2 681 18.4 180 4.9
まったく
そう思わない
297 8.0 19 0.5 6 0.2 231 6.2 85 2.3 64 1.8
3,696 100.0 3,717 100.0 3,752 100.0 3,709 100.0 3,711 100.0 3,651 100.0
表9-2 日本学生支援機構に対する意識(無延滞者) (単位:人・%)
区分 情報提供度 返還負担度 返還義務度 回収強化度 督促の
きびしさ度
給付制度
必要度
日本学生
支援機構
からの
情報提供は
十分である
現在、
奨学金の
返還が負担に
なっている
借りたもの
なので必ず
返さなければ
ならない
回収は
強化
するべきで
ある
延滞への
対応が
きびしい
給付型の
奨学金が
必要である
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
人数
割合
とてもそう思う 121 4.9 390 15.9 1,651 67.0 804 32.7 61 2.5 580 23.7
そう思う 862 35.0 623 25.3 731 29.7 802 32.6 99 4.1 686 28.0
どちらとも
いえない
1,004 40.8 597 24.3 60 2.4 746 30.3 1,174 48.2 882 36.0
そう思わない 386 15.7 642 26.1 14 0.6 77 3.1 703 28.9 232 9.5
まったく
そう思わない
88 3.6 206 8.4 9 0.4 29 1.2 397 16.3 68 2.8
2,461 100.0 2,458 100.0 2,465 100.0 2,458 100.0 2,434 100.0 2,448 100.0

表9-1および表9-2の回答のうち、「とてもそう思う」「そう思う」を足して「そう思う」の回答とし、「そう思わない」「まったくそう思わない」を足して「そう思わない」の回答としてまとめたところ、以下のようになった。

表9-3 (単位:人・%)
延滞者
無延滞者
情報提供度
日本学生支援機構からの情報提供は十分である
「そう思う」
33.0%
「どちらともいえない」
41.7%
「そう思わない」
25.4%
「そう思う」
39.9%
「どちらともいえない」
40.8%
「そう思わない」
19.3%
返還負担度
現在、奨学金の返還が負担になっている
「そう思う」
79.5%
「どちらともいえない」
16.2%
「そう思わない」
4.3%
「そう思う」
41.2%
「どちらともいえない」
24.3%
「そう思わない」
34.5%
返還義務度
借りたものなので必ず返さなければならない
「そう思う」
95.7%
「どちらともいえない」
3.5%
「そう思わない」
0.7%
「そう思う」
96.6%
「どちらともいえない」
2.4%
「そう思わない」
0.9%
回収強化度
回収は強化すべきである
「そう思う」
11.2%
「どちらともいえない」
63.4%
「そう思わない」
25.4%
「そう思う」
65.3%
「どちらともいえない」
30.3%
「そう思わない」
4.3%
督促のきびしさ度
延滞への対応がきびしい
「そう思う」
34.0%
「どちらともいえない」
45.4%
「そう思わない」
20.6%
「そう思う」
6.6%
「どちらともいえない」
48.2%
「そう思わない」
45.2%
給付制度必要度
給付型の奨学金が必要である
「そう思う」
57.7%
「どちらともいえない」
35.7%
「そう思わない」
6.7%
「そう思う」
51.7%
「どちらともいえない」
36.0%
「そう思わない」
12.3%

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