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事例No.15(肢体不自由)通学、学内移動、生活支援についての相談

【事例紹介】

事例が起きた時期

過去5年以内

事例が起きた学校

私立大学

当該学生の属性

学科(専攻):人文科学、大学院、障害種別:肢体不自由、精神障害

相談者

本人

相談にいたる経緯

平成15年事故で受傷し、入院中から在宅生活に戻るタイミングで最初の相談があった。以降、在宅生活を送る中で生じる問題や本人からの相談等に応じ、生活支援してきた経過がある。

相談内容

通学支援の相談を受けた。

1 . 駅で切符を購入する際に手が券売機に届かない
2 . 歩道と道路の境の段差が車椅子で越えられない
3 . 大学院の建物から大学学生棟や図書館に行く際に、急勾配の坂道があり、自力で越えることができない
4 . 大学内のトイレで尿バッグの処理ができない

機関の対応

大学までの道のりを同行し、大学の障害学生支援室に本人と一緒に行き、相談した。障害福祉サービスの中で通学支援のサービスはなく、本人が自力で通学するためにできることは何か。通学の際、何が問題なのか、問題点を明確にし、医療機関、障害者相談支援センター、訪問介護事業所などが集まって個別支援会議を開いた。

その後の経過

学校では、「校内移動の際の学生ボランティアはいないが、困ったときは近くの学生に頼んで手伝ってもらったらよいのでは。」との助言により、その都度、周囲の学生にお願いすることになった。また、駅構内は駅職員にお願いすることにし、事前に状況を理解してもらえるよう本人があいさつに行った。また、外出支援のヘルパーの支給時間を増やし、余暇活動としての外出時間をふやし、車椅子操作能力・体力向上を図った。トイレ問題については尿バッグを大きいものに変え、学内で尿の処理をしなくてもよいようにした。結果、自力での通学が可能となった。

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