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5. 連休を過ぎて

連休を過ぎて

 ゴールデンウイークを過ぎる頃になると、支援も大分落ち着いてきます。履修届けが終わり、週間のスケジュールが決まってくると、障害学生も支援の学生や教職員も、自分の動きと相手の動きとを把握できるようになるからです。また不測の事態への対応も上手になってきます。
 この時期、前述した障害学生と支援担当職員と面談が進み、足りない点などへの対処もされ始めます。また、面談だけではなく、支援学生を交えて、支援担当職員、支援学生、障害学生という三者で、支援方法・内容について意見交換を行なったり、懇談会などを開催する必要もあります。
 障害学生と支援学生とは、いつも一緒にいて、お互いをよく知っているように思われがちですが、授業の場だけの付き合いであるとか、言いたいことはあるけれど、遠慮して面と向かっては言えないという障害学生もいます。相手と知り合い、親しくなる機会を、日常的に、また、意識的に作る必要があります。

 他方、学内の関連委員会を開催し、この時期までの対応を検証し、今後の展開について話し合う場とするのも重要です。
 障害学生の入学が決まると(つまり、前年の入試が終わる時期にですが)、学内に、障害児教育や健康などに関係する教職員による専門の支援委員会、或いは、既存の委員会に専門小委員会などが設置されます。第一回目は顔合わせなどのために比較的早い時期(前年度末、或いは新年度早々)に開催されますが、二回目は、忙しさや何を検討したら良いのかが分からないため、なかなか開催されないことが多いようです。ちょっと落ち着いたこの時期、面談などで得た情報をもとに、実質的で意義のある委員会を開催するのはどうでしょうか。

 さて、落ち着いてくるとは言いましたが、勿論、暇になるわけではありません。ノートテイカーの急なキャンセル、代わりの人の手配、変更の連絡など、大げさではなく、担当職員は夜もおちおち眠れません。大学によっては、ノートテイカーなどの支援学生が組織を作り、その中でスケジューリングなどを学生が行なっている場合もありますが、多くの大学では支援担当職員が世話をしています。そのため、様々な内容の調整や手配が業務として続きます。また、謝金処理なども毎月のルーチンワークとして続きます。
 一方、支援学生の講習会を開催する大学もあります。ノートテイク、点訳、介助などは、誰でも直ぐにできると言うわけではなく、技術的な訓練が必要です。また、そのスキルには個人差があります。そこで一定のスキルを全ての支援学生に持ってもらうために、養成講座、スキルアップ講座などを企画・開催する必要がでてきます。学外団体が開催する講座を利用したり、歴史の古い大学では、学内で講座を計画し、実施しています。
 
 さて、そうこうしている内に、学期末の定期試験の時期になります。

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