独立行政法人日本学生支援機構のサイトです。

「留学生支援」カテゴリのコンテンツです。

独立行政法人日本学生支援機構のサイト

ここからヘッダーです。サイトタイトルや閲覧に役立つ補助的機能を含むリージョンです。

日本留学経験者の声(イ・ミレさん/韓国)※

イ・ミレさん

イ・ミレさん
※渡日前入学許可による留学
○慶應義塾大学法学部政治学科1年生
○汝矣島女子高校 2012年卒業
○イ・ジョングォン日本語塾受講
(2013年3月時点)

こんにちは。慶應義塾大学法学部政治学科1年生のイ・ミレです。
私は一日一日が幸せで、私を日本に留学させてくれた両親に感謝しており、慶應義塾大学に通うことができ嬉しい限りです。
私が日本に来て、大学に入学してからもうすぐ1年になろうとしています。入学当時はどうしてこんなに時間が早く過ぎてしまうのか分かりませんでしたが、本当に瞬く間に1年が過ぎました。
入学して多くのことを学び経験し、成長したと感じます。入学後そして今までの、学校に対する私の感想は、「ああ、ここは本当に私の学校なんだな。そうか!嬉しい!」です。
3月末に日本に来て、受講申請をし、学校に慣れて、ここでの生活に慣れたかと思ったら桜の舞い散る春が過ぎていました。
そして試験が近づくと同時に蒸し暑く湿気の多い夏が訪れます。私はその暑くてジメジメした夏、本当にあちこち遊び回りました。遊んでばかりいたような気がします。

photo2-1

中国語クラスの友達や先生と中華料理を食べに横浜の中華街に遊びに行き、友達と一緒に山梨にぶどうを食べに行き、サークルの友達と2泊3日の旅行に行って海で一生懸命遊んで美味しいものを沢山食べ、慶應義塾大学を卒業した先輩たちとも有意義な時間を過ごしました。二番目の写真は帝国ホテル地下1階にある東京三田倶楽部の集会です。互いに肩を組んで「若き血」を歌っている様子です。そして三番目の写真は慶應義塾大学を卒業した落語家の落語を聞き、先輩たちと一緒に食事をしている写真です。慶應義塾大学は学生たちの母校愛の溢れる学校です。そして先輩たちは多様な業界で活躍しています。そんな先輩たちからもらった手紙にこのようなフレーズがありました。
慶應義塾大学の卒業生は他の大学からうらやましく思われています。その理由は、学生もOBもOGも皆、慶應義塾大学の旗にいつまでも集まり、語り、助け合う、そんな大学が慶應義塾大学だからです。学生の間はあまりそれに気がつかないのですが、大学を卒業したらその価値が判ります。
まだ1年生ですが、私はもうその母校愛を感じているようです。
暑い夏、一生懸命遊んでいるうちに夏休みが終わり、涼しい秋になりました。そして黄色と赤に色づいた紅葉が美しい日吉キャンパスで学校生活を過ごし、三田キャンパスで開かれる学校祭である三田祭に参加し、また楽しい時間を過ごしました。

photo2-2

そうして冬になり…仮原稿とインタビューによる事前審査を経て、慶應義塾大学で開催された第28回日本語スピーチコンテストに参加し、重要文化財である三田演説館でスピーチをする栄光を与えられ、優秀賞と商品まで頂きました。2012年一年を通して、私にとって最も意味ある出来事でした!

photo2-3

そして2012年の最後も、とても楽しく過ごしました。高校生の時、イ・ジョングォン日本語塾からの帰宅途中に、地下鉄で偶然出会ってから親しい付き合いが続いており、私を実の娘のように可愛がってくれる、韓流ファンの日本人のおばさんの家に招待されたのです。生まれてはじめて日本で、日本人の家庭で新年を迎えました。とても性格のいいおばさんの家にマンションの隣人たちが集まって、紅白歌合戦を見て歌って、新年のカウントダウンをして蕎麦を食べ、皆で一緒に神社に行っておみくじを引いて、日本人の新年の迎え方を体験しました。 そして以前ホームステイをしていた家族のところにも遊びに行って、おせち料理を一緒に食べました。こうやって書いてみると、2012年は本当に多くのことを見て感じて体験し、いい人とめぐり会えた感謝いっぱいの年でした。そして何よりも、満足でき誇らしい一年でした。

photo2-4

最後に、私は慶應義塾大学が運営している外国人留学生寮に住んでいます。地球の縮小版と言っても過言ではないほど、多様な国から来た留学生がいます。ここに住む人たちは全員、韓国について知っていました(中学生の時、日本で出会った外国人に、韓国がどこにあるか知らない、どの国の都市だ?と言われてとてもショックを受けました。)。今は「私は韓国人です」と言うと「アンニョンハセヨ」と言ってくれ、率先して韓国語で自己紹介をしてくれる外国人の友達を見るたびに嬉しい気持ちになります。もちろん、世界で活躍する人たちを見たり、日に日に高まる韓国の人気を実感でき、とても誇らしく感じました。
日本留学をしながら家族の大切さを知りました。また、日本でバイトをしながら、お金を稼ぐのがどれだけ大変なことなのか、家事がどれだけ面倒で大変なことなのか身にしみて分かりました。
少し前に、教授がこのようなことを話していました。
大きな海に出ると鯨に出会うことができる。そして君がどう生きるかによって君自身も鯨になることができる。故に、もっと広い所に出て色々な事を経験しなさい。
留学生活も自分がどう過ごすかにかかっているようです。私は今やっと小さな小川を脱出したところです。 これから何十年後、大きく素敵な鯨になるために、一生懸命もっと遠い所まで泳いでいきたいと思います。
この文章を最後まで読んでくださった皆様と、将来大きな海で出会うことを願いつつ!