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日本学生支援機構(JASSO)の認知度調査について

この調査は、今後の広報活動等に役立てていく資料として、日本学生支援機構−JASSO−(以下「JASSO」という。)及びJASSOの事業がどのくらい認知されているか等について、全国の20才以上の男女を対象に行った調査である。

 

  1. 調査対象:全国の20才以上の男女
  2. 調査方法:インターネットモニターから地域別(北海道・東北、関東、東海、北陸・甲信越、近畿、中国・四国、九州・沖縄の7区分)、世代別(20才代、30才代、40才代、50才代、60才代以上の5区分)にそれぞれ男女50名ずつのモニターを確保する方法で実施。
  3. 調査時期:2011年2月18日〜2月21日
  4. 有効回答数:3,500名=50名×2区分(性別)×5区分(世代)×7区分(地域)

1.調査結果

 ここでは、調査結果のポイントをご紹介します。調査結果の概要については、PDFをご覧ください。

 

PDF日本学生支援機構(JASSO)の認知度調査について−結果の概要−(PDF:297KB)

 

調査結果のポイント

  1. JASSOの認知度等 
    (1) JASSOの認知率(「事業・活動概要を知っている」や「名前を聞いたことがある」)は59.5%。前身団体の1つである日本育英会の認知率は82.4%であり、日本育英会の認知度まで至っていなかった。JASSOと前身団体の認知度グラフ
    (2)  JASSOの事業や名前を認知している者の認知経路を見ると、「新聞」32.4%、「学校」28.7%、「テレビ・ラジオ」23.3%、「JASSOのホームページ」21.5%、「知人・家族」16.4%の順になって いる。年令別には20代では「学校」47.6%がトップで、「JASSOのホームページ」29.9%の順であった。  
    (3) 事業内容の認知は、「奨学金の貸与の支援を行っている」69.3%、「奨学金には無利子と有利子がある」53.8%など奨学金関係が高くなっているのに対して、留学生支援及び学生生活支援関連は10%未満であった。
  2. JASSOホームページについて 
    (1)  ホームページの閲覧経験者は15.7%で、20代が23.6%と最も高かった。
    (2)  ホームページに対する評価は、「そう思う+ややそう思う」の合計で「役に立つ情報を得る ことができる」79.7%、「内容がよく理解できる」71.5%となっているが、文章表現の分かりや さ、デザイン・レイアウトの見やすさでは6割程度とやや低く、改善の余地がある。
    (3)  調査時にJASSOホームページ閲覧してもらい、その後、JASSOの事業への関心を聞いたと ころ37.7%となっており、50代が41.6%と最も関心度が高くなっていた。また、子どもがいる者の関心度が高かった。
  3. JASSOからの支援とその情報入手経路
    (1)  JASSOの「支援を受けたことがある」が14.2%で、20代が23.4%と最も高かった。
    (2) 支援を受けたことがある者の情報入手経路は、「学校の先生等」59.9%「JASSOのホームペ ージ」27.6%の順で高くなっていた。
    順位 全体 男性 女性 20〜29才 30〜39才 40〜49才 50〜59才 60才以上

    学校の先生

    (59.9%)

    学校の先生

    (56.9%)

    学校の先生

    (63.1%)

    学校の先生

    (62.5%)

    学校の先生

    (53.6%)

    学校の先生

    (56.7%)

    学校の先生

    (59.9%)

    学校の先生

    (63.4%)

    ホームページ

    (27.6%)

    ホームページ

    (27.6%)

    ホームページ

    (27.6%)

    ホームページ

    (33.8%)

    ホームページ

    (22.5%)

    ホームページ

    (30.0%)

    ホームページ

    (31.0%)

    知人・家族

    (20.9%)

    知人・家族

    (20.1%)

    知人・家族

    (20.5%)

    知人・家族

    (19.7%)

    知人・家族

    (19.9%)

    知人・家族

    (26.8%)

    知人・家族

    (19.3%)

    パンフレット

    (19.8%)

    新聞

    (19.8%)

    パンフレット

    (16.4%)

    パンフレット

    (14.9%)

    パンフレット

    (18.0%)

    パンフレット

    (14.7%)

    パンフレット

    (13.8%)

    パンフレット

    (14.7%)

    知人・家族

    (16.5%)

    パンフレット

    (18.0%)

    新聞

    (9.9%)

    新聞

    (12.5%)

    新聞

    (7.0%)

    新聞

    (5.1%)

    新聞

    (10.9%)

    新聞

    (7.3%)

    新聞

    (9.1%)

    ホームページ

    (15.1%)


    (3) 支援を受けたことがある者のうち、情報入手経路としてパンフレットと回答した者に入手先を聞いたところ、「高校」50.0%、「大学・専門学校」45.6%、「JASSO」9.4%、「自治体」8.8%の順であった。

2.調査結果のまとめと今後の広報活動について

  1. 調査結果のまとめ
    今回の調査結果からJASSO及びJASSOの事業の認知については次のようなことが判った。
    (1) JASSOについて認知している割合は59.5%であり、前身団体の1つである日本育英会の認知度の82.4%と比べ約20ポイントも低いことから、事業内容や名称の認知度をアップさせることが必要である。
    (2) JASSOの認知の状況について、JASSOが主に支援するべき対象である20代やその親の世代の認知度は他の層と比べて高いことから、JASSOの支援を必要としている層への一定の効果がみられる。
    (3) JASSOの認知経路及び情報入手経路として比率が高かった「学校(の先生・職員)」は、JASSOの支援を受けたことがある者の情報入手経路としても高く、また、パンフレットの入手先としても高校や大学・専門学校が挙げられていることから、学校及び学校の先生はJASSOの情報発信において重要な役割を果たしている。
    (4) 事業内容については、認知の高かったものはすべて奨学金関係であり、学生生活の関心事や進学情報の重要度においても学費等の関係が上位にあったため、留学生支援及び学生生活支援関連について更なる広報が必要である。
    (5) ホームページについては、過去に閲覧したことがある者からは肯定的な意見が寄せられたが、調査時にはじめて閲覧した者も含めた場合、閲覧後のJASSO事業への関心度は37.7%と低い結果にとどまっている。
  2. 今後の広報活動について
    今回の調査結果を踏まえ、今後の広報活動については以下のとおり検討する。
    (1) JASSOの組織及び事業内容について、JASSOが主に支援するべき対象だけでなく、すべての層に認知される広報を展開していくことが必要であると思われるが、学生支援を目的としたJASSOにおいては、支援の対象への広報をより一層強化することを検討するともに、認知度の高くなかった留学生支援や学生生活支援については個別の広報の在り方について検討する。
    (2) JASSOの認知経路及び支援者層が必要としている情報やパンフレットの入手経路としては「学校(の先生・職員)」の割合が高いことから、学校関係者への効果的な情報発信を検討する。
    (3) 情報の入手経路の1つであるパンフレットについては、現在、進学を控えた高校生向けに奨学金制度を紹介するパンフレットを作成しているが、さらに学校等から意見を収集して、記載内容や配布時期などを検討する。
    (4) ホームページについて相対的に評価の低かった文章表現やデザインについて、支援対象者層にとって「より分かりやすく、使いやすい」ホームページづくりを図る。

3.お問い合わせ

独立行政法人日本学生支援機構 政策企画部 広報課

 電話 03−6743−6011 

 FAX 03−6743−6662