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2008年9月5日更新

オランダ留学   留学いろいろ 〜

オランダ留学情報  留学いろいろ  手続きもろもろ  生活すいすい  体験談・アンケート  学校情報   留学資料集

 

留学いろいろ

2008年3月作成

 

 

以下は2008年3月時点の一般的な情報です(一部更新しています)。
最新の学校情報については、留学を希望する学校に、必ず直接確認してください。

 

留学事情全般  語学留学 大学・大学院留学(高等教育機関) 交換留学  留学生向奨学金制度  語学試験 

 

 

留学事情全般

オランダ地図

 

オランダへの留学を考える場合、次のようなパターンが主なものといえるでしょう。


オランダ語を学ぶための語学留学
オランダの大学で学位の取得を目指す大学留学
特に学位の取得は考えずに、大学で1年程度学ぶ交換留学

 

このうち大学留学は、学部課程で学士号取得を目指すものと、大学院課程で修士号または博士号取得を目指すものとに分かれます。日本人は、「奨学金の支給対象となる」「英語で授業が行われるプログラムが多い」といった理由から、修士課程やMBA留学を選択するケースが多いです。また、交換留学も、大学間の取り決めなどにより、留学生の受け入れ態勢が整っているため、主要な留学形態となっています。このほか、建築学や芸術など、クリエイティブな専門分野をオランダで学びたいと考えて留学する人もいます。


 

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語学留学

 

留学生が外国語としてオランダ語を学ぶコースは、大学付属の語学センター、私立の語学学校、地域密着型の成人教育機関、地域教育センターなどで提供されています。

 

語学教育機関の種類
大学付属語学コース
多くの大学では、語学センターなどにおいて外国語としてオランダ語(Nederlands als Vreemde Taal = Dutch as a foreign language)のコースを提供しています。これらのコースは、各校に在学中または入学前の留学生を主な対象としています。大学進学目的ではなく、オランダ語を学びたい学生の受講も受け付ける場合があります。コースは初心者から上級者向けまで、レベル別になっています。上級者向けのコースに通い、NT2と呼ばれる公的試験に合格すると、大学入学レベルのオランダ語力があると認められます。

 

私立語学学校
私立の語学学校はオランダに数多く存在します。大学付属語学コースと同様、コースはレベル別になっています。これらのコースは、大学で必要な語学力を学ぶ場というよりは、主にオランダで生活またはビジネスをする上で必要な語学力を身につけるということを主な目的として設置されています。私立の語学学校の場合、プライベートレッスンなど少人数で授業を行うコースもあります。

 

成人教育機関(volksuniversiteit)
成人教育機関とは、地域密着型の教育機関です。ここでは、さまざまな講義や課外活動と同時に、最近オランダに移り住んだ移民を対象にしたオランダ語コースが開講されています。移民以外の受講を受け付ける機関もあります。オランダには、この成人教育機関が約100集まった協会BNVU(De Bond van Nederlandse Volksuniversiteiten = Association of Dutch Volksuniversiteiten)があり、そのホームページではオランダ語コースを提供している機関の検索が可能です。

 

BNVU(De Bond van Nederlandse Volksuniversiteiten = Association of Dutch Volksuniversiteiten)
URL:http://www.volksuniversiteit.nl/(オランダ語)

 

地域教育センター(Regional Opleidingen Centrum = ROC)
地域教育センターとは、職業・専門的な後期中等教育とともに成人一般教育、成人職業教育を行う、地域密着型の教育機関です。社会生活および個人生活を充実させることを目的に、第2言語としてのオランダ語のコースを成人一般教育の一環として提供しています。

 

留学手続き
出願のスケジュールについて、開講3ヶ月前程度に申し込みを締め切るものや定員が埋まるまで受け付けるものなど、学校やコースによって締切日は大きく異なります。入国手続きに必要な時間も考えて、予定を立てる必要があります。

 

必要書類
・申込書(application form)
・授業料の支払い領収書

 

申込書の取り寄せ方法
申込書は、学校のホームページからPDF形式のファイルなどをダウンロードできることが多く、さらにオンラインで申し込みや支払いまで済ませられる学校もあります。ホームページに用意された申込用のフォームに直接書き込む場合もあります。

 

出願の流れ
コース内容やサービスをよく確認、検討します。申し込むコースを決めたら、学校の指示に従って出願します。一般的な出願方法として、学校の公式ホームページの申込用フォームに記入、ダウンロードあるいは取り寄せた申請書を郵送やFAX送信します。また、出願と同時に授業料の支払いを指示してくることもあります。支払い方法は、クレジットカードのオンライン決済や銀行からの電子送金、国際郵便為替を用いての支払いなどがあります。入学許可が下りてから支払うこともあるため、学校の指示通りに手続きを進めていくことが大切です。出願手続きが完了すると、学校からその旨を通知するメール、あるいは入学許可書が通常郵便で送られてきます。3ヶ月以上の滞在を予定する場合、ビザ申請のために学校に入学したことを証明する書類が必要です。忘れずに書類を依頼して記載内容に間違いがないかを確認しましょう。

 

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大学・大学院(高等教育機関)留学

 

インターナショナルオフィスオランダの高等教育機関は次の3タイプに分かれます。
大学
高等職業教育機関
留学生対象の国際教育機関

 

オランダの公用語はオランダ語ですが、高等教育機関では英語で授業を行うプログラムが多数あり、これがオランダの教育の大きな特徴となっています。なお、オランダの高等教育機関に留学するにはビザの発給を受ける必要がありますが、これには出願するプログラムがCode of Conductと呼ばれる条例に署名した機関のものでなければなりません。プログラムを選ぶ際には注意が必要です。署名機関かどうかは、Code of Conductのホームページで確認が可能です。

 

 

高等教育機関の種類・学校数
オランダのWO機関リストオランダの高等教育は、大学教育と高等職業教育の二元システムになっています。

 

大学教育(WO = Wetenschappelijk Onderwijs)は、伝統的に、研究を重視する大学(universiteit)を中心に提供されてきました。政府の助成を受ける大学教育(WO)機関はオランダ国内に14校あり、総合大学、工学・テクノロジーや農学に特化した大学、通信制大学に分かれます。14校以外にも、神学系の学校や、政府からの助成を受けない公認校でも、大学教育を行っています。

 

高等職業教育(HBO = Hoger Beroepsonderwijs)は、17歳以上の学生を対象に、理論と実践を重視した教育が行われ、職業資格を取得したい、あるいは仕事に役立つ知識や技術を身につけたい学生が学んでいます。高等職業教育(HBO)機関は、幅広い分野をカバーするものと、農学、芸術、舞台芸術、教師養成などに特化した機関に分かれます。政府の助成を受ける45校に加え、公認校が60校あります。

 

大学教育(WO)機関か高等職業教育(HBO)機関かにより、入学条件、プログラムの中身および長さ、授与される学位などが決まるため、オランダでは大学教育(WO)と高等職業教育(HBO)の違いは大きな意味を持っています。高等教育はこの他、留学生を主な対象とする国際教育機関(Instelling Voor Internationaal Onderwijs)においても英語によるプログラムが提供されています。

 

留学生受け入れ事情
英語によるプログラム
オランダの高等教育機関では、完全に英語で授業を行う学位取得プログラムや短期コースが合計約1,300(出典:Study in Holland 2007年Nuffic発行)も提供されています。英語による授業の充実度は、他の非英語圏の国ではほとんど類を見ない、オランダの教育の特徴になっています。 

 

国際教育機関による修士課程のプログラムが充実しています。なお、オランダの大学で提供されている学位取得プログラムの多くは、通常オランダ語で授業が行われています。オランダ語によるプログラムで学ぶ留学生の数も年々増える傾向にあります。オランダ語によるプログラムは、公的機関であるIB-Groepのホームページで検索が可能です。

IB-Groep(Informatie Beheer Groep)
URL:http://www.ib-groep.nl/InternationalVisitirs/Study_in_the_Netherlands/search_course.asp(英語)

 

学位・修業期間・学期数
高等教育機関で取得可能な主な学位は、学士号、修士号、博士号です。学士号プログラムと修士号プログラムは大学教育(WO)、高等職業教育(HBO)両タイプの機関で提供されています。博士号プログラムは大学教育(WO)機関でのみ提供されます。国際教育機関では、修士号プログラムと博士号プログラムが主に提供されています。

 

履修期間は、高等教育・研究法(Higher Education and Research Act = WHW)という法律により、単位数を用いて規定されます。ヨーロッパ単位互換制度を元に、1単位は、講義、ゼミ、個人授業(tutorial)、ラボ実習、自習など28時間の学習から成り、60単位が1年間フルタイムの学習を意味します。アカデミックイヤーは9月1日に始まり、翌年の8月31日までです。

 

学士号プログラム(Bachelor)
大学建物大学教育(WO)機関のプログラムは、アカデミックな教育が中心です。学士号を得るには、3年間で180単位を取得する必要があり、卒業論文の提出を求められることも多くあります。主専攻だけでなく副専攻も学ばなければならない場合があります。大学教育(WO)機関の学士号プログラムで授与される学位は、Bachelor of Arts(BA)またはBachelor of Science(BSc)です。どちらの学位になるかは、専攻の内容によります。

 

高等職業教育(HBO)機関では、特定のキャリアを目指し、大学教育(WO)機関よりも実践重視の教育が行われます。学士号を得るには4年間で240単位を取得する必要があります。高等職業教育(HBO)機関のプログラムの1年目は“propedeuse”と呼ばれ、専攻を学ぶうえで必須となる導入科目を履修します。1年目の終わりに“propaedeutic examination”と呼ばれる試験があり、2年目以降の学習に進めるかどうかが決まります。プログラム中は、講義、セミナー、プロジェクト、独習に加えて、3年目にはインターンシップや企業研修の機会が設けられ、4年目には最終プロジェクトまたは専攻論文に取り組みます。高等職業教育(HBO)機関の学士号プログラムで授与される学位は、Bachelor of Engineering(B. Eng)、Bachelor of Nursing(B. Nursing)のようにBachelor(略称B.)とともに学んだ分野が示されます。

 

このほか、大学教育(WO)、高等職業教育(HBO)どちらの機関のプログラムでも修了すると、工学や農学、環境学を専攻した場合はingenieur(略称ing.)、そのほかの専攻の場合はbaccalaureus(略称bc.)という2002年以前に用いられていた肩書を名乗ることもできます。

 

修士号プログラム(Master)
学校概観大学教育(WO)機関では、学士号プログラムより専門的な内容に関し、高い研究スキルを身につける教育が行われます。学位を得るために履修すべき単位数は、専攻やプログラムによって決まり、多くの場合、60単位(期間1年)または120単位(期間2年)です。工学や農学、数学、自然科学においては120単位が必要になります。90単位(期間1.5年)や120単位以上必要なプログラムもあります。医学、薬学、獣医学などに関しては180単位の取得が必要です。また、学位の取得には修士論文の執筆も必要です。

 

大学教育(WO)機関の修士号プログラムで授与される学位は、Master of Arts(MA)またはMaster of Science(MSc)です。どちらの学位になるかは、専攻内容によります。修了者は、工学や農学、環境学を専攻した場合はingenieur(略称ir.)、法学専攻の場合はmeester(略称mr.)、そのほかの専攻の場合はdoctorandus(略称drs.)の肩書を名乗ることもできます。

 

高等職業教育(HBO)機関では、職業的な能力が重視され、ほとんどのプログラムは応用研究の指導に焦点が当てられます。2007年現在、130の認定済み修士号プログラムがあります。学位を得るために履修すべき単位数は、専攻やプログラムによって決まり、60単位(期間1年)、120単位(同2年)などに分かれます。授与される学位は、Master of Social Work(MSW)のように学んだ分野が示されます。

 

博士号プログラム(Doctor)
博士号は、アカデミックな学位の最高位になります。オランダ国内すべての研究大学が、博士号を授与する権利を持っています。

 

ボローニャ宣言の実現において、博士号プログラムには大きな変更はありませんでした。博士号を得るまでの過程はプロモーション(promotie = promotion)と呼ばれます。大学のフルタイム教授がプロモーター(promotor)となり、学生はその指導の下で、フルタイム4年にわたり研究を続けます。博士号は研究学位であることから、独自の研究に基づく論文(dissertation)を書き、これを公の場で発表しなければなりません。博士号を得ると、doctor(略称はDr.)の肩書が使えるようになります。

博士号候補者の多くは、学位取得のためにリサーチアシスタント、リサーチスチューデントなどとして働くこともできます。

 

高等教育で学べること
オランダの社会は、多様で多元的です。そこでは、学ぶ者の個性や考えを尊重する教育が行われています。伝統的に、学習の重点は、問題をいかに解決するかに置かれ、実践的な問題を自力で分析・解決できるよう訓練を受けます。学生は教授と双方向のやり取りをしながら、新たな知識を得て、さらにそれを応用して意見の幅や創造力を広げていきます。プログラムの大半は、レポート、特定の問題を分析・解決するためのグループ活動、インターンシップを通じての経験、ラボでの実験に割かれます。自分の力で問題を解くことが重視されるため、独習も重要な学習要素となります。

 

授業風景大学教育(WO)では、14大学中10大学は、経済学、健康、行動・社会、自然科学、法学、工学・テクノロジー、言語・文化の7部門(sector)を幅広くカバーしています。残りの4大学中3大学は工学・テクノロジーに特化し、1大学は農学や自然環境の教育に特化しています。学士号プログラムには、特定の分野を学ぶパターンと、複数の分野を学ぶ学際的なパターンがあります。後者では、学生は主専攻とともに副専攻を選びます。傾向としては、学際的なプログラムを充実させる機関が増えています。修士号プログラムで定評のある分野のひとつに経営学があり、MBAプログラムとして有名な大学が多数あります。

 

高等職業教育(HBO)では、大学教育(WO)より実践指向が強く見られ、農学、工学・テクノロジー、経済・経営学、健康管理、芸術・舞台芸術、教育・教師養成、社会福祉の7部門に分かれて、キャリア教育を提供しています。


* 大学教育(WO)、高等職業教育(HBO)ともに、二元学習(dual learning)と呼ばれる、学校での勉強と賃金労働(paid work)を組み合わせたフルタイムのプログラムを実施しています。従来からの企業実習プログラムと比べ、学校と企業両者が学生の監督により力を入れる点に特徴があります。

 

留学生の入学条件
留学生の受け入れ条件は、教育機関やプログラムにより異なります。

 

学士号プログラム(Bachelor)
オランダの教育システムにおいて、大学教育(WO)機関の学士号プログラムで学ぶには、6年間の大学進学準備教育(Voorbereidend Wetenschappelijk Onderwijs = VWO)を修了していることが条件です。高等職業教育(HBO)プログラムの1年目(60単位)を終えた学生も入学資格を持ちます。高等職業教育(HBO)機関で提供される学士号プログラムで学ぶには、5年間の上級一般中等教育(Hoger Algemeen Voortgezet Onderwijs = HAVO)を修了する必要があります。

 

日本から留学する場合、中等教育(中学・高校)を修了したことを修了証(diploma)で示し、かつそれがオランダの修了証(VWOもしくはHAVO)と同等のものと認められる必要があります。同等と認められる資格を持っていない場合は、入学試験を受け、語学力(英語またはオランダ語)、特定の科目に関する学力を示すことで入学が認められる場合もあります。芸術専攻のように、学校がその他の条件(実技など)をつける場合もあります。大学で履修済みの科目がある留学生は、履修済みの一部の単位が認められ、編入扱いで受け入れられる場合もあります。

 

* 大学教育(WO)機関の医学、獣医学、歯学や高等職業教育(HBO)機関のジャーナリズム、理学療法などの専攻では、定員(numerus fixus)が決められる場合もあります。定員は、すべての機関が合同で取り決める場合、就職市場との関係で決まる場合、学校が単体で決める場合などに分かれます。

 

修士号プログラム(Master)
受付付近ひとつまたは複数の専攻で学士号を取得していることが必要です。金融学、芸術学、健康管理学、不動産学、神学などの専攻では、学士号プログラムから直接進学するのではなく、関連分野での就業経験が求められることがあります。高等職業教育(HBO)機関で学士号を取得した場合は、大学教育(WO)機関の修士号プログラムに入学するために、進学準備コース(bridging course)を修了するなど、追加の条件をクリアしなければなりません。日本から留学する場合、学士号または同等の資格を取得していることが必要です。人気の専攻では定員が決められ、限られた人数しか受け入れない場合もあります。

 

博士号プログラム(Doctor)
修士号を取得していることが最低条件です。さらにその他の条件が大学ごとに設定されます。日本から留学する場合も、修士号を取得していることが最低限必要です。また、独自の研究を進められる力があることを、論文(thesis)執筆や研究計画を進めた経験で示す必要もあります。

 

必要とされる語学力
オランダ語で授業を行うプログラムの場合は、オランダ語を修得していることが必須条件です。大学の中には、入学条件として留学生にオランダ語の試験を受けることを求める場合があります。また、大学にオランダ語能力を証明する書類として、オランダ語公式検定試験(CNaVT)やNT2の結果を提出することも可能です。

 

英語で授業を行うプログラムの場合は、英語の読み書きできる能力が必要です。IELTS、TOEFL、ケンブリッジ英検(Cambridge ESOL Exam)のスコアが認められることが多く、スコアの目安はそれぞれ次の通りです。
・IELTS:全体で6.0〜7.0以上。
・TOEFL:Internet-Based Testで83〜92以上。
・ケンブリッジ英検:CAE(Certificate in Advanced English)をB〜C以上の成績で合格、またはCPE(Certificate of Proficiency in English)をC以上の成績で合格。

 

留学生受け入れに関する条例“Code of Conduct”
Code of Conductは、オランダの高等教育機関で留学生を受け入れる機関が必ず署名する条例です。署名した機関は、自ら提供するプログラムに関して、認定状況、守るべき教育の質の基準、その質を保証するために学内で行っていること、プログラムの内容、出願条件、教授語、各種費用などを、信頼できる情報としてわかりやすく留学生に適宜提供することになります。また、提供される情報は、英語もしくはプログラムで用いられる言語、または留学生の母語によるものでなければなりません。各教育機関は、ビザや滞在許可の取得、オリエンテーション、学生カウンセリングなどに関してどのようなサービスをいくらで留学生に提供するのかも、明確に示さなければなりません。EU圏以外からオランダの高等教育機関に留学する場合、この条例に署名していない機関のプログラムに登録してもビザがおりないので注意しましょう。署名している機関かどうかは公的機関IB-Groepのホームページで確かめることができます。
IB-Groep(Informatie Beheer Groep) URL:http://www.internationalstudy.nl/(オランダ語・英語)

 

資格認定
留学生が自国で取得した資格とオランダの資格が同等かどうかの認定は、オランダ高等教育国際協力機構(Netherlands Organisation for International Cooperation in Higher Education = Nuffic)のCentre for International Recognition and Certificationがその手順を定めています。初等教育からの教育年数、教育の質、さらに学部課程で受けた教育は一般教養重視か専門教育重視かなどを元に細かくチェックされます。このNufficの資格認定基準に従って、大学の入学事務局(admissions office)が出願者の資格を評価します。

 

成績制度
中間試験(tentamen)により、学生の知識、理解度、技能が測られます。成績制度はここ数十年大きな変更がありません。尺度(scale)は1(very poor)から10(outstanding)までです。 合格最低ラインは6です。9が与えられることはめったになく、10の評価は本当にまれにしかありません。また、1〜3が使われることもほとんどありません。

 

学費
学費は通常、EU(European Union)圏やEEA(European Economic Area)圏の圏内か圏外かによって額が異なり、圏外学生のほうが費用は高めです。日本から留学する場合は、ホームページなどに書かれた圏外学生の学費を参照します。授業料、出願料、登録料など、費用の内訳、支払方法、支払の締切日などをよく確認してください。学校によっては、独自に国のグループ分けを行い、細かい説明を行っているところもあれば、年齢(例えば30歳未満か30歳以上か)によって学費が異なる場合もあるので、学校のホームページは注意深く読むようにしましょう。今回、学校情報のコーナーで合計8校の授業料を調べたところ、学部の場合は2,000ユーロから9,000ユーロ、大学院の場合は8,000ユーロから36,000ユーロでした。Nufficロゴ:Study in Hollandへのリンク

 

なお、英語で授業を行うプログラムの費用は、オランダ高等教育国際協力機構のホームページでも調べられます。

オランダ高等教育国際協力機構(Netherlands Organisation for International Cooperation in Higher Education)
Overview of International Study Programmes and Courses
URL:http://www.nuffic.nl/international-students/dutch-higher-education/search-study-programmes-in-english/ispac_search_form(英語)

 

 

出願・入学手続き方法
図書館9月開講のプログラムの場合、前年の11月くらいから開講年の6月くらいまで、願書の締切日が複数回設けられることがあります。この場合、締切日ごとに申し込みが取りまとめられ、各締切日の1ヶ月〜6週間後を目安に合否の通知が届きます。一部の高等教育機関へ出願するには、オンライン出願システム、Studielinkを通じて行います。Studielinkの利用に関しては、各教育機関の指示に従います。留学中の住まいの手配を大学に依頼する予定の学生や奨学金に申し込む予定の学生は、早めの出願を心がけたほうがよいでしょう。なお、スケジュールは、教育機関やプログラムにより異なりますので、各教育機関の入学事務局に確認が必要です。

 

必要書類
出願に必要な書類は、教育機関やプログラムによって異なります。通常次のような書類の提出を求められます。

・ 願書(application form)
・ 出願料を支払った領収証
・ 卒業証明書および成績証明書
・ エッセー
・ 指導教官または校長からの推薦状
・ 職歴を示すレジュメ
・ 英語力の証明書
・ 財政能力証明書(statement of financial resources)
・ パスポートのコピー

* MBAプログラムでは、経営学プログラムの進学適性試験GMAT(Graduate Management Admission Test)のスコアの提出を求められる場合があります。
* 修士号・博士号プログラムでは、これまで書いた論文の要約、発行した出版物のリストなどを補助書類として提出する場合があります。
* 出願に当たって100ユーロ程度の出願料(application fee)がかかります。

 

書類の作成・取り寄せ方法
多くの場合、願書は各教育機関のホームページからダウンロードできます。この他、卒業証明書や成績証明書は在籍・卒業校。財政能力証明書は金融機関でそれぞれ作成してもらいます。使用言語は学校の規定に従います。通常はオランダ語(学校が認めれば英語)で作成することになります。

 

出願の流れ
(1)入学条件の確認
学校のホームページなどを見て、自分の学歴や成績で入学が認められるかどうかを確認します。出願や入学条件に関する情報は、“Information for International Students”“Admissions”“How to Apply”“Tuition Fee”などのページを探しましょう。このとき、留学生用(EU圏外)の情報であることを必ず確認します。

 

(2)出願
学校のホームページから願書(application form)のファイルをダウンロードして、印刷します。願書に必要事項を記入し、学校が定めるその他の出願書類とともに、留学生課(international office)など所定の宛先に郵送します。提出が求められるのは、入学条件を満たす卒業・成績証明書、英語力判定試験のスコア、パスポートのコピー、出願料を支払った領収書などです。このほか、エッセー、推薦状、職務経歴書、GMATのスコア(MBAプログラムの場合)の提出が求められる場合もあります。
* ホームページ上のフォームに記入し、オンラインで出願できる学校もあります。このような学校では、その他の出願書類も、オンラインで提出できる場合もあります。
* MBAプログラムなどでは、面接が課せられる場合もあります。日本から留学する場合、現地に赴かず、電話面接が認められる場合もあります。
* 出願前に、英語力の証明を求める学校もあります。

 

(3)受け付け
大学は書類を受け取ると、1、2週間で学生宛てに受領書(acqknowledgement of receipt)を送付します。

 

(4)審査・決定
出願書類は、関連学部の教授陣などが組織するadmissions board、selection committeeなどにおいて審査され、1ヶ月程度で合否に関する正式な文書が学生に送付されます。学生には、合格(admitted)、条件付き合格(conditionally admitted)、不合格(not admitted)が通知され、合格の場合は、入学手続きに必要な関係書類が一緒に送られてきます。

 

(5)登録
合格通知を受け取り、入学意思がある場合は、登録用のフォームに必要事項を記入し、学校に送ります。

 

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交換留学

 

交換留学とは、学士号や修士号などの学位を取得しないプログラムです。履修期間は最長1年間程度です。オランダへの留学生4万9,750人のうち6,750人が交換留学生として大学などで学んでいます(出典:Study in Holland 2007年Nuffic発行)。プログラムで使用される言語はオランダ語もしくは英語になるため、受講するには高い語学力が必要です。一部の大学では、オランダ語の学力が足りない留学生に対して語学コースも提供しています。

 

文部科学省によると、日本の大学と提携しているオランダの大学は25校(平成18年10月1日現在)あります(出典:“大学等間交流協定締結状況等調査の結果について”)。交換留学プログラムに申し込むには、現在在籍する大学に問い合わせることが必要です。文部科学省のホームページでは、日本のどの大学がオランダの大学と提携を結んでいるかを確認できます。

文部科学省:“大学等間交流協定締結状況等調査の結果について”
URL:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/09/07090416.htm

 

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奨学金制度

 

奨学金データベース“Grant Finder”
オランダで学ぶための奨学金データベースです。目的(研究もしくは学習)、学歴、専攻、国籍からふさわしい奨学金を検索できます。
URL:http://www.grantfinder.nl/(英語)

 

HSPハウヘンス・プログラム(HSP Huygens programme)
オランダ政府の奨学金です。学士号プログラムおよび修士号プログラムで学びたいと考える、世界各国の留学希望者が対象となります。問い合わせ先は、在日オランダ王国大使館文化部です。
URL:http://www.nuffic.nl/international-students/scholarships/worldwide/hsp-huygens-programme(英語)
URL:http://www.nuffic.nl/hsp/(英語)

 

ヘンク・ボットASML-TU/e奨学基金(The Henk Bodt ASML-TU/e scholarship fund)
世界的な露光装置製造企業ASML Holding NV社とTechnische Universiteit Eindhovenが共同で提供する奨学金です。修士号プログラムで学びたいと考える、世界各国の留学希望者が対象となります。
URL:http://www.mfa.nl/tok-jp/item_54816/item_54817/asml-tu_e_0
URL:http://www.asml.com/scholarship(英語・日本語)

 

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語学試験


[オランダ語試験]
オランダ語公式検定試験(CNaVT:Certificaat Nederlands als Vreemde Taal)
外国語としてのオランダ語能力を測る試験です。試験名でもある、非営利機関CNaVT(Certificaat Nederlands als Vreemde Taal = Certificate of Dutch as a Foreign Language)がオランダ政府の助成を受けて実施し、世界各地のオランダ語教育関係機関で毎年1回試験が行われます。日本では、東京と大阪*で受験が可能です。オランダ語の総合的な理解力が求められ、試験の結果はスコアではなく合否によって判定されます。次のようなレベルに分かれ、各レベルに達するとそのレベルの証明書が発行されます。高等教育レベルのプログラムで学びたい場合は、PTHO(高等教育分野)の取得を目指します。

 

・ Profiel Toeristische en informele Taalvaardigheid (PTIT:一般分野)
・ Profiel Maatschappelijke Taalvaardigheid (PMT:社会分野)
・ Profiel Professionele Taalvaardigheid (PPT:専門的分野)
・ Profiel Academische Taalvaaardigheid (PAT:学術的分野)
・ Profiel Taalvaardigheid Hoger Onderwijs (PTHO:高等教育分野)
・ Profiel Taalvaardigheid Praktische Beroepen(PTPB:実務的分野)

 

* 東京では財団法人日蘭学会、大阪ではベルギーフランドル交流センターで受験が可能です。
テストの公式ホームページ URL:http://www.cnavt.org/main.asp(オランダ語)
財団法人日蘭学会 URL:http://www.jni.or.jp/index.html
ベルギーフランドル交流センター URL:http://www.flanders.jp/jp/index.html

 

NT2(Nederlands als tweede taal)
1992年からオランダ政府が行っている、外国語としてのオランダ語能力を測る試験です。国家試験委員会(staatsexamencommissie)が開発および運営を担当し、IB-Groepが実施しています。試験は、アムステルダム、ロッテルダムなどオランダ国内6カ所で行われます。NT2-I(Staatsexamen Nederlands als Tweede Taal, Examen I)とNT2-II(Staatsexamen Nederlands als Tweede Taal, Examen II)に分かれていて、前者は職業訓練にかかわり、後者は高等教育への進学に当たって語学力の証明に用いられます。試験ではオランダ語の4技能(reading / listening / writing / speaking)の力が測定されます。
IB-Groep(Informatie Beheer Groep) URL:http://www.internationalstudy.nl/(英語・オランダ語)

 

[英語試験]
英語を母語としない留学生などを対象とする英語力判定テストとしては、次のようなテストのスコア提出が高等教育機関から求められます。

IELTS(International English Language Testing System)
イギリス英語圏の高等教育機関を中心に、出願の際にスコア提出を求められることが多いテストです。イギリスのUniversity of Cambridge ESOL Examinations、ブリティッシュ・カウンシルなどが共同で開発・管理しています。読む、聞く、話す、書くの各分野の能力がそれぞれ1〜9のスコアで示されます。
IELTS公式ホームページ URL:http://www.ielts.org/(英語)

 

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
アメリカの教育団体 ETS(Educational Testing Service)が開発・管理しています。結果はスコアで示されます。読む、聞く、話す、書く、の4技能を総合的に測定します。結果はiBT(インターネット版)の場合10〜120のスコアで示されます。
TOEFL公式ホームページ URL:http://www.ets.org/toefl/(英語)

 

ケンブリッジ英検(Cambridge ESOL exam)
University of Cambridge ESOL Examinationsが開発および管理しているテストの中で、一般英語試験に位置づけられるテストです。レベル別の試験で、そのレベルの試験に合格すると証明書が発行されます。
ケンブリッジ英検公式ホームページ URL:http://www.cambridgeesol.org/index.html(英語)

 

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