平成26年2月
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)


1.調査の目的
この調査は、全国の学生を対象として、学生生活状況を把握することにより、学生生活の実状を明らかにし、学生生活支援事業の充実のための基礎資料を得ることを目的とする。

2.調査の対象
大学学部、短期大学本科及び大学院の学生(休学者及び外国人留学生は除く)

3.調査の時期
平成24年11月

4.調査数
下記の抽出率によって在籍学生(平成24年5月1日現在の学校基本調査による。)から抽出した数。

区分/設置者別  
国立
公立
私立
大学学部 昼間部 1/42 7/69 4/477
夜間部 23/76 25/32 10/93
短期大学 昼間部 - 7/16 1/36
夜間部 - 16/19 13/22
大学院 修士課程 2/47 31/84 5/67
博士課程 5/27 29/43 3/10
専門職学位課程 15/34 29/32 3/8
※上記の数値は、在籍学生数に対する依頼調査数の割合を示したものである。(依頼調査数/在籍学生数)

5.調査方法
大学であらかじめ、この調査の対象となる全在籍学生の中から、当機構が依頼した調査数の学生を「無作為抽出方法」によって抽出後、所定の調査票で調査した。

調査結果

平成24年度学生生活調査結果

平成24年度学生生活調査報告

調査結果の概要(大学昼間部及び大学院)

全国の学生を対象として、学生生活状況を把握することにより、学生生活の実状を明らかにし、学生生活支援事業の充実のための基礎資料を得ることを目的とし、平成24年11月現在で、大学学部、短期大学、大学院修士課程、博士課程及び専門職学位課程の学生を対象に実施した「平成24年度学生生活調査」の結果の概要である。
学生生活費(学費と生活費の合計)、学生の収入状況、家庭の年間平均収入額、アルバイト従事状況、奨学金の受給状況、通学時間、週間平均生活時間、大学の学生支援体制への満足度、学生の不安や悩みの項目について取りまとめている。

  • 大学夜間部及び短期大学については、平成24年度学生生活調査結果の各表を参照のこと。

<平成24年度調査実施にあたっての、主な変更点>

  • 新規調査項目として「大学の学生支援体制への満足度」「不安や悩み」を追加した。
  • 被調査学生の無作為抽出の確実な実施を図るため、サンプリング方法を変更した。
  • 個人情報保護の観点から、調査票提出方法を、封筒に入れて提出する形式に変更した。

<平成24年度調査結果の主な特徴>

○大学学部(昼間部)の学生生活費(学費と生活費の合計)は、過去五期連続して減少していたが、前回調査(平成22年度)よりも増加している。

【学生生活費の推移】 
平成22年度
平成24年度
1,830,500円 1,880,100円(2.7%)
※(  )は、前回調査からの推移率である。

○大学学部(昼間部)の学生の収入総額は、前回調査(平成22年度)よりも増加している。

【学生の収入額の推移】
平成22年度
平成24年度
1,988,500円 1,997,300円(0.4%)
※(  )は、前回調査からの推移率である。

○大学学部(昼間部)の収入総額に占める家庭からの給付額の割合は、前回調査(平成22年度)に引き続き減少しており、奨学金とアルバイトの占める割合が増加している。      

【収入総額に占める割合の推移】
平成22年度 平成24年度
家庭からの給付 61.7% 60.8%
奨学金 20.3% 20.5%
アルバイト 15.4% 16.2%

<平成24年度調査からの新規調査項目>

○大学学部(昼間部)の大学の学生支援体制への満足度は、いずれの項目も「満足」と「やや満足」の割合の合計が60%を超えている。

【大学の学生支援体制への満足度】
満足 やや満足 やや不満 不満
学習支援 23.9% 53.2% 18.2% 4.7%
経済支援 19.7% 47.7% 25.6% 7.0%
就職支援 23.3% 51.3% 20.5% 4.9%
生活支援 17.9% 55.1% 22.0% 5.0%

○大学学部(昼間部)の学生の不安や悩みでは、「全くない」、「あまりない」の合計が50%を超えているのは、「人間関係」、「健康状態」、「性格」の項目で、「少しある」、「大いにある」の合計が50%を超えているのは、「学業成績」、「進路や就職」、「経済的問題」である。

全くない あまりない 少しある 大いにある
【学生の不安や悩み】
学業成績 15.8% 33.3% 36.8% 14.1%
進路や就職 9.5% 15.9% 36.7% 37.9%
人間関係 24.5% 45.7% 23.1% 6.7%
健康状態 33.6% 41.3% 20.7% 4.4%
性格 20.7% 43.7% 27.5% 8.1%
経済的問題 12.9% 35.2% 36.4% 15.5%

1.学生生活費(学費と生活費の合計)

学生生活費は、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、大学院博士課程が前回調査(平成22年度)よりも増加している。大学院専門職学位課程は、平成22年度調査に比べ減少している。
内訳をみると、大学学部(昼間部)では学費・生活費がともに増加しており、大学院修士課程、大学院博士課程および大学院専門職学位課程では学費が減少し、生活費は増加している。

【大学学部(昼間部)】
平成22年度調査より、学生生活費(学費と生活費の合計)は5.0万円増加の188万円となっている。

【大学院修士課程】
平成22年度調査より、学生生活費(学費と生活費の合計)は0.4万円増加の174万円となっている。

【大学院博士課程】
平成22年度調査より、学生生活費(学費と生活費の合計)は0.8万円増加の212万円となっている。

【大学院専門職学位課程】
平成22年度調査より、学生生活費(学費と生活費の合計)は4.9万円減少の219万円となっている。

学生生活費(学費と生活費の合計)の平成16年度から平成24年度までの推移グラフ


学生生活費の増減額の推移
区分
H14→H16
H16→H18
H18→H20
H20→H22
H22→H24
%
%
%
%
%
大学学部 昼間部
学費
7,300 ( 0.6) 2,800 ( 0.2) 11,700 ( 1.0) ▲13,000 (▲1.1) 5,500 ( 0.5)
生活費
▲84,200 (▲9.8) ▲48,500 (▲6.3) ▲47,500 (▲6.6) ▲15,800 (▲2.3) 44,100 ( 6.7)
学生生活費
▲76,900 (▲3.8) ▲45,700 (▲2.4) ▲35,800 (▲1.9) ▲28,800 (▲1.5) 49,600 ( 2.7)
大学院 修士課程
学費
13,800 ( 1.8) 16,100 ( 2.0) ▲2,100 (▲0.3) ▲7,300 (▲0.9) ▲14,200 (▲1.8)
生活費
▲66,600 (▲6.4) ▲38,900 (▲4.0) ▲5,600 (▲0.6) ▲2,700 (▲0.3) 17,800 ( 1.9)
学生生活費
▲52,800 (▲2.9) ▲22,800 (▲1.3) ▲7,700 (▲0.4) ▲10,000 (▲0.6) 3,600 ( 0.2)
博士課程
学費
12,200 ( 1.6) 23,800 ( 3.0) ▲19,700 (▲2.4) 700 ( 0.1) ▲64,600 (▲8.2)
生活費
▲63,700 (▲4.6) ▲47,800 (▲3.6) ▲8,600 (▲0.7) 58,400 ( 4.6) 72,700 ( 5.5)
学生生活費
▲51,500 (▲2.4) ▲24,000 (▲1.1) ▲28,300 (▲1.4) 59,100 ( 2.9) 8,100 ( 0.4)
専門職学位課程
学費
   - -     -   - ▲44,600
(▲3.4)
▲34,200 (▲2.7) ▲75,000 (▲6.0)
生活費
   - -     -   - ▲38,900 (▲4.0) 55,400 ( 5.9) 25,600 ( 2.6)
学生生活費
   - -     -   - ▲83,500 (▲3.6) 21,200 ( 1.0) ▲49,400 (▲2.2)
※(  )は、前回調査からの推移率である。

2.設置者別の学生生活費

学生生活費を設置者別に比較した場合、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、博士課程、専門職学位課程のいずれも、私立が国立より高くなっている。
大学学部(昼間部)の内訳をみると、学費は授業料、その他の学校納付金の差等により私立が国立より65万円高くなっている。
生活費は食費、住居・光熱費の差等により逆に国立が私立より23万円高くなっているが、これは自宅以外の学生の割合が高いためと考えられる。

【大学学部(昼間部)】
国立が156万円、私立が198万円で、私立が国立より41万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より65万円高く、生活費は国立が私立より23万円高くなっている。

【大学院修士課程】
国立が164万円、私立が193万円で、私立が国立より29万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より46万円高く、生活費は国立が私立より17万円高くなっている。

【大学院博士課程】
国立が205万円、私立が233万円で、私立が国立より28万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より30万円高く、生活費は国立が私立より1万円高くなっている。

【大学院専門職学位課程】
国立が190万円、私立が237万円で、私立が国立より47万円高くなっている。内訳をみると、学費は私立が国立より54万円高く、生活費は国立が私立より7万円高くなっている。

(単位:円)
区分
学費
生活費
合計
授業料、その他の学校納付金
修学費、課外活動費、通学費
小計
食費、住居・光熱費
保健衛生費、娯楽・し好費、その他の日常費
小計
大学学部 昼間部 国立 522,800 150,900 673,700 542,100 348,100 890,200 1,563,900
公立 536,200 145,900 682,100 441,900 348,200 790,100 1,472,200
私立 1,154,400 165,300 1,319,700 313,600 343,900 657,500 1,977,200
平均 1,013,700 161,800 1,175,500 359,700 344,900 704,600 1,880,100
大学院 修士課程 国立 493,300 130,700 624,000 632,200 381,700 1,013,900 1,637,900
公立 514,100 162,400 676,500 467,200 420,200 887,400 1,563,900
私立 898,100 184,100 1,082,200 449,900 396,900 846,800 1,929,000
平均 636,700 151,400 788,100 558,100 389,500 947,600 1,735,700
博士課程 国立 424,900 221,500 646,400 791,400 613,100 1,404,500 2,050,900
公立 476,700 254,800 731,500 671,400 706,300 1,377,700 2,109,200
私立 640,600 301,200 941,800 715,900 674,900 1,390,800 2,332,600
平均 478,600 242,000 720,600 767,200 632,500 1,399,700 2,120,300
専門職学位課程 国立 646,500 186,100 832,600 629,200 442,300 1,071,500 1,904,100
公立 544,000 203,400 747,400 423,900 517,900 941,800 1,689,200
私立 1,150,700 216,900 1,367,600 558,000 448,400 1,006,400 2,374,000
平均 962,400 206,200 1,168,600 576,800 448,900 1,025,700 2,194,300

(参考)居住形態別学生数の割合(大学学部(昼間部))
居住形態 自宅 学寮、下宿、アパート、その他
国立 33.3% 66.7%
公立 42.3% 57.7%
私立 63.0% 37.0%
平均 56.8% 43.2%

3.居住形態別の学生生活費

学生生活費を居住形態別に比較した場合、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、博士課程、専門職学位課程のいずれも下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者の学生生活費を大きく上回っている。
設置者別区分の学生生活費は私立の下宿等が最も高くなっている。

【大学学部(昼間部)】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者に比べ51万円高くなっており、設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.5倍、私立の自宅は1.5倍、私立の下宿等は2.1倍となっている。

【大学院修士課程】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者に比べ51万円高くなっており、設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.5倍、私立の自宅は1.4倍、私立の下宿等は1.9倍となっている。

【大学院博士課程】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者に比べ53万円高くなっており、設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.3倍、私立の自宅は1.2倍、私立の下宿等は1.6倍となっている。

【大学院専門職学位課程】
下宿等通学者の学生生活費は自宅通学者に比べ50万円高くなっており、設置者別にみると、国立の自宅を基準とした場合に、国立の下宿等は1.4倍、私立の自宅は1.4倍、私立の下宿等は1.8倍となっている。

居住形態別の学生生活費

(単位:円)
区分
自宅
下宿・アパート、その他
大学学部
昼間部
国立 1,168,000 (1.00) 1,795,400 (1.54)
公立 1,155,600 (0.99) 1,715,900 (1.47)
私立 1,763,200 (1.51) 2,411,000 (2.06)
平均 1,680,100   2,185,100  
大学院
修士課程
国立 1,228,000 (1.00) 1,847,200 (1.50)
公立 1,276,400 (1.04) 1,876,000 (1.53)
私立 1,670,300 (1.36) 2,293,700 (1.87)
平均 1,449,500   1,963,000  
博士課程
国立 1,710,800 (1.00) 2,230,600 (1.30)
公立 1,813,900 (1.06) 2,429,600 (1.42)
私立 1,960,000 (1.15) 2,676,700 (1.56)
平均 1,797,100   2,328,300  
専門職学位課程 国立 1,550,800 (1.00) 2,152,300 (1.39)
公立 1,784,900 (1.15) 1,966,300 (1.27)
私立 2,115,000 (1.36) 2,708,000 (1.75)
平均 1,965,500   2,465,600  
※(  )は、国立の自宅を基準(1.00)とした場合の指数である。

4.学生の収入状況

学生の収入については、大学学部(昼間部)で200万円、大学院修士課程で191万円となっており、平成22年度調査と比較すると大学学部(昼間部)は増加し、大学院修士課程は減少している。
大学学部(昼間部)の収入構成をみると、平成22年度調査に比べ、収入総額に占める家庭からの給付額の割合が60.8%と0.9ポイント減少しているが、奨学金の占める割合は20.5%と0.2ポイント増加している。

【大学学部(昼間部)】
収入総額は平成22年度調査より1万円増加の200万円となっている。

【大学院修士課程】
収入総額は平成22年度調査より6万円減少の191万円となっている。

【大学院博士課程】
収入総額は平成22年度調査より4万円増加の272万円となっている。

【大学院専門職学位課程】
収入総額は平成22年度調査より15万円減少の244万円となっている。
※大学院の「アルバイト」は、「TA(ティーチング・アシスタント)・RA(リサーチ・アシスタント)」を含む。

学生の収入状況(大学昼間部について平成22年度と平成24年度の比較)

学生の収入状況(大学院修士課程について平成22年度と平成24年度の比較)

学生の収入状況(大学院博士課程について平成22年度と平成24年度の比較)

学生の収入状況(大学院専門職学位課程について平成22年度と平成24年度の比較)

 
(単位:%(上段)/円(下段))
区分
家庭からの給付
奨学金
アルバイト
定職・
その他
合計
大学学部
(昼間部)
22 (61.7) (20.3) (15.4) (2.6) (100.0)
1,227,500 402,700 306,900 51,400 1,988,500
24 (60.8) (20.5) (16.2) (2.6) (100.0)
1,215,200 408,500 322,600 51,000 1,997,300
大学院
修士課程
22 (47.4) (28.1) (13.5) (10.9) (100.0)
932,100 552,500 266,400 215,200 1,966,200
24 (45.8) (29.0) (14.4) (10.8) (100.0)
873,500 551,800 275,200 205,400 1,905,900
大学院
博士課程
22 (14.1) (37.0) (24.9) (24.0) (100.0)
378,800 991,500 668,600 642,600 2,681,500
24 (14.1) (38.3) (21.6) (26.0) (100.0)
383,300 1,040,900 587,400 705,700 2,717,300
大学院
専門職学位課程
22 (40.1) (30.8) (4.0) (25.1) (100.0)
1,039,700 796,800 104,100 649,100 2,589,700
24 (40.7) (31.6) (4.7) (23.0) (100.0)
993,700 771,300 114,100 561,500 2,440,600
※(  )は、合計に占める割合である。
収入の推移
区分
H14→H16
H16→H18
H18→H20
H20→H22
H22→H24
大学学部(昼間部)
▲1.7%
▲0.4%
0.4%
▲9.6%
0.4%
大学院修士課程
▲2.2%
0.4%
1.5%
▲6.6%
▲3.1%
大学院博士課程
▲0.3%
2.3%
2.8% ▲7.9%
1.3%
大学院専門職学位課程
- - ▲2.5%
▲6.8%
▲5.8%

5.家庭の年間平均収入額

学生の家庭の年間平均収入額を設置者別にみると、大学学部(昼間部)は私立が一番高く、前回調査と比較しても増加している。

【大学学部(昼間部)】
平成22年度調査より1.9%増加の812万円となっている。設置者別にみると私立が一番高く、823万円となっている。

【大学院修士課程】
平成22年度調査より2.0%減少の779万円となっている。設置者別にみると私立が一番高く、797万円となっている。

【大学院博士課程】
平成22年度調査より7.4%減少の690万円となっている。設置者別にみると私立が一番高く、839万円となっている。

【大学院専門職学位課程】
平成22年度調査より17.5%増加の1,026万円となっている。設置者別にみると私立が一番高く、1,169万円となっている。

(単位:%(上段)/千円(下段))
区分
大学学部
大学院
昼間部
修士課程
博士課程
専門職学位課程
24

国立 (▲2.4) (▲3.0) (▲11.5) (▲12.6)
7,800 7,770 6,450 7,860
公立 (3.4) (▲ 1.4) (▲1.4) (▲18.5)
7,360 7,010 6,360 7,340
私立 (2.7) (▲0.4) (3.1) (36.1)
8,230 7,970 8,390 11,690
平均 (1.9) (▲2.0) (▲ 7.4) (17.5)
8,120 7,790 6,900 10,260
22年度平均 (▲ 3.0) (▲1.9) (▲ 0.1) (▲0.5)
7,970 7,950 7,450 8,730
※(  )は、前回調査からの推移率である。

設置者別家庭の年間平均収入額

6.アルバイト従事状況

大学学部(昼間部)、大学院修士課程、専門職学位課程では、平成22年度調査に比べ、アルバイト従事者の割合が増加している。アルバイト従事者の区分では、「家庭からの給付のみでは修学不自由・困難」な者が、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、博士課程、専門職学位課程のいずれも高い割合を示している。

【大学学部(昼間部)】
アルバイト従事者の割合は平成22年度調査より0.9ポイント増加の74.0%となっている。

【大学院修士課程】
アルバイト従事者の割合は平成22年度調査より0.2ポイント増加の78.3%となっている。

【大学院博士課程】
アルバイト従事者の割合は平成22年度調査より4.5ポイント減少の70.0%となっている。

【大学院専門職学位課程】
アルバイト従事者の割合は平成22年度調査より4.4ポイント増加の32.8%となっている。

(単位:%)
区分/年度
平成22年度
平成24年度
大学学部 昼間部
アルバイト
従事者
家庭からの給付のみで修学可能 32.8 33.7
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 40.3 40.3
73.1 74.0
アルバイト非従事者 26.9 26.0
大学院
修士課程
アルバイト
従事者
家庭からの給付のみで修学可能 27.5 28.2
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 50.6 50.1
78.1 78.3
アルバイト非従事者 21.9 21.7
博士課程
アルバイト
従事者
家庭からの給付のみで修学可能 9.3 10.8
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 65.2 59.1
74.5 70.0
アルバイト非従事者 25.5 30.0
専門職学位課程 アルバイト
従事者
家庭からの給付のみで修学可能 7.0 10.8
家庭からの給付のみでは修学不自由・困難 21.5 22.1
28.4 32.8
アルバイト非従事者 71.6 67.2
  • 「家庭からの給付のみでは修学不自由・困難」とは、家庭からの給付がない者を含む。
  • 「大学院」は、「TA・RA」従事者を含む。

7.奨学金の受給状況

今回調査における日本学生支援機構や大学等の奨学金を受給している者の割合は、平成22年度調査に比べ、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、博士課程、専門職学位課程のいずれも増加している。

【大学学部(昼間部)】
平成22年度調査より1.8ポイント増加し、52.5%となっている。

【大学院修士課程】
平成22年度調査より1.0ポイント増加し、60.5%となっている。

【大学院博士課程】
平成22年度調査より0.7ポイント増加し、66.2%となっている。

【大学院専門職学位課程】
平成22年度調査より0.6ポイント増加し、60.7%となっている。

区分 22年度 24年度
大学学部(昼間部) 50.7% 52.5%
大学院修士課程 59.5% 60.5%
大学院博士課程 65.5% 66.2%
大学院専門職学位課程 60.1% 60.7%

8.通学時間(片道)

通学時間について居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、博士課程、専門職学位課程の全国平均は、平成22年度調査に引き続き、いずれも60分以上となっている。地域別にみると、東京圏、京阪神は、その他の地域に比べ通学時間が長めになっている。

【大学学部(昼間部)】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道67.4分となっている。

【大学院修士課程】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道65.5分となっている。

【大学院博士課程】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道63.2分となっている。

【大学院専門職学位課程】
居住形態別にみると、自宅通学者の通学時間は、学寮通学者や下宿等通学者の通学時間を大きく上回り、片道64.0分となっている。

(単位:分)
区分 自宅 学寮 下宿、アパート、その他 平均
大学学部 昼間部 東京圏 75.2 20.7 25.2 57.0
京阪神 73.0 16.9 17.8 52.9
その他 57.4 10.2 12.9 33.8
全 国 67.4 14.9 16.9 45.0
大学院 修士課程 東京圏 73.5 24.9 25.3 52.6
京阪神 73.3 14.7 18.4 43.4
その他 53.9 9.1 13.4 27.0
全 国 65.5 13.1 17.1 37.9
博士課程 東京圏 68.4 26.3 30.7 50.0
京阪神 63.7 19.7 20.7 38.9
その他 58.8 13.4 21.7 36.7
全 国 63.2 17.7 24.0 41.4
専門職
学位課程
東京圏 65.1 17.6 33.4 51.0
京阪神 72.0 4.9 17.0 45.3
その他 54.1 12.1 14.7 33.8
全 国 64.0 11.8 23.2 44.6
※「東京圏」とは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県をいう。
※「京阪神」とは、京都府・大阪府・兵庫県をいう。

9.週間平均生活時間

【大学学部(昼間部)】
平成22年度調査に比べ、「大学の授業」と「大学の授業の予習・復習」に費やす時間の合計は、0.27時間増加の26.32時間となっている。「娯楽・交友」に費やす時間は4.75時間増加しており、「アルバイトなどの就労活動」「文化・体育等の部・サークル活動」に費やす時間も増加している。

(単位:時間)
区分
大学の授業 大学の授業の予習・復習 大学の授業以外の学習 文化・体育等の部・サークル活動 アルバイトなどの就労活動 娯楽・交友 就職活動 睡眠
大学学部
昼間部
国立 17.81 10.92 6.13 6.14 8.45 22.94 0.64 47.18
公立 18.75 9.64 5.54 4.64 10.51 21.73 1.08 46.37
私立 18.49 7.15 4.54 6.23 10.69 21.38 1.24 44.98
平均 18.39 7.93 4.87 6.13 10.29 21.67 1.12 45.43
  • 平成24年11月における不特定な一週間を調査した。
  • 平成24年度調査より、調査項目に「就職活動」「睡眠」を追加した。

10.大学の学生支援体制への満足度(新規調査項目)

大学の学生支援体制への満足度は、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、博士課程、専門職学位課程のいずれも、全ての区分で「やや満足」の割合が最も高く、次いで「満足」「やや不満」に回答が分かれている。

大学の学生支援体制への満足度(新規調査項目)

  • 「生活支援」とは、保健管理や食堂・喫茶の運営などの支援である。

11.学生の不安や悩み(新規調査項目)

学生の不安や悩みでは、大学学部(昼間部)、大学院修士課程、博士課程、専門職学位課程のいずれも、「学業成績」「進路や就職」「経済的問題」の方が、「人間関係」「健康状態」「性格」の項目より、不安や悩みが多くなっている。

学生の不安や悩み(新規調査項目)

学生の不安や悩み(新規調査項目)


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