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日本留学試験「日本語」改定について

2009年12月

はじめに

日本留学試験は2002年の第1回試験(6月実施)以来,年2回実施されています。2009年第2回(11月実施)には,実施16回を数えました。このように回を重ねる中で,日本語科目の試験問題について,改定の必要性が浮き彫りになり,検討を行った結果,この度,日本留学試験「日本語」を改定することとしました。

 

1.実施時期

2010年第1回試験(6月実施)より改定します。

 

2.内容

(1) シラバスの記載方法の変更

新しいシラバスには、次の点を記載しました。

・この試験ではどのような能力が問われるのか

・上の能力が、どのような文章、談話、課題によって問われるか

日本留学試験の「日本語」は,大学等で求められる日本語力をどの程度身につけている かを測定する試験ですが,新しいシラバスには,大学等で求められる日本語力として, 具体的にどのような能力が問われるのかを示しました。

 

(2) 日本語科目の再編

1. 聴解・聴読解と読解の得点範囲及び試験時間を変更し、バランスのとれた領域構成となるよう改善します。

2. 読解問題に長文及び複問(一つの文章に対し複数の問題をつけたもの)を導入し、大学等で求められる読解力を測定するという観点から、出題形式を改善します。

3. 聴解・聴読解の試験時間を見直し、試験時間が長く受験者の集中力が続かないという問題点を改善します。

4. 記述で出題される課題のタイプを拡充し、採点基準及び得点表示を改善します。これにより、大学等における記述の成績の利用を促進します。

 

領域 得点範囲 時間 試験課題の変更点
改定前 改定後 改定前 改定後
記述 文法的能力 0〜3点 0〜50点 20分 30分 課題のタイプの拡充 (参考:試験問題サンプル)
論理的能力 0〜3点
読解 0〜160点 0〜200点 30分 40分 複問及び長文の導入 (参考:試験問題サンプル)
※表下参照
聴解 0〜120点 0〜200点 70分 55分  
聴読解 0〜120点
時間合計 120分 125分  

*表中の時間は解答時間を示すものであり、試験時間(問題用紙・解答用紙の配付時間を含んだ試験における拘束時間)は従来と変更はありません。

 

※2010年6月試験の読解では、長文問題は1文章、その他は短文問題(本文の長さが従来通りのもの)とします。短文問題には、複問のものと従来の単問のものがあります。

 

(3) 領域実施順の変更

これまで「記述」、「読解」、「聴解」、「聴読解」の順で実施していましたが、2010年6月試験より「聴解」と「聴読解」の実施順を入れ替えます。

 

  2010年6月試験より:「記述」、「読解」、「聴読解」、「聴解」の順で実施


3.改定前の成績の得点換算

 日本留学試験の成績は、2年間有効です。(実際に使用可能な年限は、2年を上限として各大学が定めています。)

  改定前に受験した際の成績を2010年度以降に使用する場合は、改定後の得点範囲に換算します。換算については、公式Webサイト等でお知らせします。

 

「日本語」改定に伴う得点範囲の換算について

【参考資料】

  ○改定案の公表に関しての意見、質問について/よくあるご質問(Q&A)

  ○日本語シラバス

  ○試験問題サンプル 読解問題 長文(PDF:266KB)印刷はこちら

  ○試験問題サンプル 読解問題 短文(PDF:51KB)印刷はこちら
  ○試験問題サンプル 記述問題 (PDF:52KB)印刷はこちら

  「記述」採点基準(2010年9月17日更新)

 

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