近年、大学、短期大学、高等専門学校における学生のアルバイトについて、不当な労働条件による長時間の拘束および賃金の未払い等の事例が発生しており、学生が本来行うべきである勉学に支障をきたす等、深刻な問題となっています。
 この問題については、既に国からも注意喚起が行われ、大学等において対策を取ることが必要とされており、喫緊の課題となっています。
 そこで、大学等における学生アルバイト問題のトラブル防止を図るため、大学等の理事・副学長等の管理者と学生支援に携わる教職員を対象としたセミナーを開催し、具体的な問題の事例や課題の解決に向けた好事例の紹介等を行うことにより、この問題に対する意識向上の気運を醸成し、大学等における学生支援の充実を図ることを目的として実施しました。
■日程 平成28年11月24日(木曜日)10時00分~15時30分
■場所 東京国際交流館 プラザ平成 3階国際交流会議場
■主催 独立行政法人 日本学生支援機構
■協力 文部科学省、厚生労働省
■参加者数 210名

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1.開催内容

パネルディスカッションの様子

 日本学生支援機構(JASSO)は、11月24日(木曜日)に東京国際交流館プラザ平成において、「学生生活にかかるリスクの把握と対応に関するセミナー ~学生アルバイト問題への対応について~」を開催しました。
 当日は、JASSO髙橋理事長代理、文部科学省籾井企画官からの挨拶に引き続き、厚生労働省労働条件確保改善対策室水畑室長による行政・施策説明、独立行政法人労働政策研究・研修機構細川研究員、宇都宮大学末廣教授による講演、東京労働局雇用環境・均等部岩出課長、弘前大学生活協同組合小野専務補佐による事例紹介が行われた後、これらの講師等によるパネルディスカッションが行われました。
 参加者からは「学生の直面している問題で、大学としてどのように対応したら良いか悩ましいテーマで非常に参考になりました。」「『学生アルバイト問題』に対して、自分自身の問題意識が希薄であったことを自覚できた。」「今までアルバイト情報の提供のみを行ってきたため、本日伺った内容について、本腰を入れて取組みたいと思います。」「東京会場だけでなく、もう一つ二つ会場を設けてもらえるとこのようなセミナーに参加しやすい」などの感想があり、セミナー全体に対する満足度は95.1%でした。

2.プログラム

  • パネリストおよびフロアからの意見も聴取し、全参加者で討議する形で進行。