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事例No.61(ASD)小・中・高で受けた特別支援と同様の支援を申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻)自然科学、1年次、発達障害(ASD)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

受験・入学、授業・研究指導、事務窓口での対応、学生寮への入居、施設等の利用やサービスの提供

2.内容

入学前に寮生活、修学面での相談が保護者と学生本人からあった。「社会性に乏しい」、「不安になるとパニックになる可能性がある」等、本人よりも保護者から熱心な支援要望があった。ただ、保護者がイメージしているのは小・中・高等学校の特別支援のような、本人が望んでいなくても周囲から支援し、成長を促していくというようなものであった。大学における合理的配慮の提供とは、学ぶことへの参加の平等性であり、特別支援的な要素とはまた異なっていることを説明するが、保護者にはなかなか理解してもらえず、学内にクレーム的な相談があった。

学校の対応

1.関わった部署

障害学生支援部署、学生生活支援担当部署(学生課等)、教務担当部署、教育部門(学部、学科等)

2.対応内容

保護者からの相談、問い合わせに対し、関わった部署の職員で「大学でできること・できないこと」を整理してお伝えする場を設けた。支援部署についての説明も行なった。保護者には理解が得られたかどうかは分からないが、その話し合い以後、特に相談や紛争は起きていない。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している

その後の経過

学生本人は修学に意欲的で、実験等のペアワークでも特に問題は起こっていない。寮生活では問題はあるものの、1人部屋にする等の対応をして落ち着いている。障害学生支援部署での定期的な面談で、本人の困りごと等を聞きとる機会を作っている。

【参照】

ピックアップ

  • イベントカレンダー
  • 教職員のための障害学生修学支援ガイド