北欧諸国は地理的に隣接しており、互いの言語も理解し得る国が多いため、まとめて取り扱われることが多いようですが、各国での使用言語や、文化、生活習慣は異なり、それぞれ教育制度が異なるため、国別の情報や留学計画が必要です。
ここでは北欧諸国の高等教育機関へ留学を希望する方のために、共通事項についてまとめてあります。
(各情報・データは作成時(2010年3月)における一般的な状況です。)
※高等教育機関への留学の国別情報は、別資料「高等教育機関への留学の手引き(スウェーデン/デンマーク/フィンランド/ノルウェー/アイスランド」をご覧ください。
※語学研修目的の留学については、別資料「北欧諸国:語学研修の手引き」の地域共通情報編、及び国別編(
(スウェーデン/デンマーク/フィンランド/ノルウェー/アイスランド)を ご覧ください。
(1) 大学間の交換留学プログラムに参加する
日本の大学在籍者の場合は、その大学の交換留学プログラムを利用して北欧の協定校に留学することが多いようです。期間は一般的には1学期〜1学年間程度が多いです。プログラム内容は語学研修中心のもの、正規授業も聴講できるものなど様々です。留学中に取得した単位を帰国後認めてもらえることが多く、制度によっては留学を含めて4年で卒業することも可能です。
(2) 交換留学プログラム以外により、北欧の大学に学位取得を目的とせずに留学する
協定校以外からの留学生(日本の大学生あるいは社会人)を受け入れる場合もあります。この場合は、学校を自分で選び、各個人で手続きを行って留学します。
(3) 学位課程に留学する
(2)と同様、学校を自分で選び、各個人で手続きを行って留学します。通常、入学時において北欧言語または英語の十分な能力が求められます。最近では国際化に伴って、英語による授業プログラムが修士課程を中心に増えています。出願時にTOEFLやIELTS等の成績提出を求められることが多いので、受験日程を確認し、早めに準備をしましょう。
なお、日本の大学生が協定校以外に私費で留学した場合でも、日本の在籍校への事前申請により単位が認定されることがあります。学校によっては留学を休学理由として認めないところもありますので、留学方法については在籍校の留学担当課と事前によく相談してください。
まずは、在籍校に、北欧の学校が交換・派遣留学先となっているかなど、問い合わせてみましょう。
国別のページで紹介する奨学金以外に、渡航前の方を主な対象者として日本で募集される奨学金として、以下のものがあります。
留学時期の1年以上前に締め切る奨学金もありますので、留学希望先校から正式な入学許可を得るのを待たず、早めに情報を収集しましょう。
【日本学生支援機構の実施する奨学金】
貸与型の第二種奨学金(長期・短期)、給付型の留学生交流支援制度(長期・短期)があり、いずれも日本の在籍大学を通して申請しますが、応募資格などの詳細は日本学生支援機構のホームページで確認できます。
【大学間の交換留学生への奨学金】
在籍大学の留学担当課にお問い合わせ下さい。なお、上記第二種奨学金(短期留学)、留学生交流支援制度(短期派遣)への在籍大学を通じての応募も可能です。
なお、当機構では、上記の奨学金も含め、日本で募集される各種奨学金の概要をまとめた『海外留学奨学金パンフレット』を発行し、ホームページ上に掲載しております。ただし、掲載情報は情報収集時点のものですので、最新の募集内容については、各団体に直接お問合せください。
留学準備に必要な期間は、留学先の国や教育機関や留学形態によって異なりますが、大学などへの留学の場合は約1年半前から準備を始めることをお勧めします。
留学を実り多いものにするためには、焦りは禁物です。留学の実現まで無理のない計画を立て、一つ一つのステップを、着実に効率良く進めていきましょう。

・スカンジナビア政府観光局。スウェーデン、デンマーク、ノルウェーの公式旅行情報や歴史、文化などについて。〔日本語〕
・ETS(Educational Testing Service)。TOEFLに関する情報提供。〔英語〕
・国際教育交換協議会(CIEE:TOEFLの受験要項配布機関)。
・プロメトリック(TOEFLの受験に関する問い合わせ、受験予約先)。
<共通関連資料>
『Institutions of Higher Education in the Nordic Countries:International Educational Coordinators Directory』
(NUAS:The Nordic Association of University Administrators発行/2004年)
北欧5か国における高等教育機関のディレクトリ。〔英語〕
(2010年3月作成:禁無断転載)