【目的】
聴覚障害学生にノートテイク等の支援を行なう場合、支援者の育成は大学等にとって大きな課題です。この「聴覚障害学生支援技術の導入・向上のための講習用教材」は、これまで機構で行なってきた講習会のカリキュラムやテキスト、スタッフ用資料を一般化することで、大学等が自ら講習会を開催・運営できることを目的として作成したものです。
【講習用教材】
教材には、初心者向けに障害理解などの講義や基礎的な実技練習、経験者向けにはワークがあります。それぞれにカリキュラム、テキスト、運営のポイント等をまとめてあります。
講義・ノートテイク利用体験(60分)
聴覚障害とは?情報保障とは?といった基本的な知識に関する講義と、聴こえにくさやノートテイクを体験するノートテイク利用体験の教材です。
実技1(60分)
基本的なノートテイク技術を学び、実際に行なってみます。
実技2(60分)
ノートテイカー(メイン・サポート)の連携やサポートの方法を学び、実際に行なってみます。
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ロールプレイング(90分)
聴覚障害学生、支援学生、教職員等それぞれの立場の役割を演じることで、自分とは違う立場にいる当事者しか気づかない事柄や問題に気づき、理解を深めることを目的とした教材です。
ケーススタディ(90分)
「スライドを用いた授業場面」を模擬講義として行ない、より質の高い情報保障を提供するための技術や方針等について学ぶことを目的とした教材です。
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講習は、連続して実施しても何回かに分けて実施しても良いですが、実技1と実技2の開催期間が空いてしまうとスムーズに次のステップに入りにくいので、分けて実施する場合でもなるべく近い日程で行なうと良いでしょう。
その他に、カリキュラムからいくつかの部分を抜き出した下記のようなミニ講習を作り、資料や物品を常に用意しておいて、興味をもった学生が現れた時、すぐに体験してもらえるようにしておくと支援者確保につながる場合があります。
■ミニ講習例(1)障害理解(30分)
時間配分(分) |
累計時間(分) |
内容 |
10 |
10 |
講義のうち、障害理解のみ説明する |
20 |
30 |
ノートテイク利用体験のうち、聴こえにくい状態と聴こえる状態での模擬講義を体験する |
■
ミニ講習例(2)ノートテイク体験(30分)
時間配分(分) |
累計時間(分) |
内容 |
30 |
30 |
実技1(基本的なノートテイク技術)のうち(1)〜(3)の実技まで行なう |
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