よくあるご質問 学生生活支援

心理面・健康面に関する配慮について教えてください。

障害のある学生が周囲と適切な人間関係を構築するためには、集団におけるコミュニケーションについて配慮するとともに、他の学生や教職員が障害について理解を深めることが重要です。学習の見通しが立てられるようにする、周囲の状況を判断できるようにする、健康状態に応じて学習内容や学習方法を柔軟に調整する等、障害に起因した不安感や孤独感の解消が図れるような配慮も必要です。

また、自らの障害について理解や自覚が不十分であったり、不安を抱いている人もいます。本人の障害理解と保護者の理解に差があることもあります。そのような学生については慎重に相談に乗りつつ、その学生がもつ具体的な困りごとの対応に向けて支援するようにします。個人情報の取り扱いについては、あらかじめ情報共有の範囲(授業担当教員、関連教職員、他学生、学外連携機関など)について確認しておくことも求められます。

情報共有範囲の設定は、支援を適切に行うために必要場合がある点を理解してもらうことが重要になります。学生にとってわかりやすくアクセスしやすい相談窓口を設置し、いつでも相談に対応できる体制を整備しておきましょう。

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