平成30年度に頂いたご意見

「ご意見窓口」に多くの皆様方から貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。皆様方のご意見を業務改善の参考とさせていただいております。

皆様からのご意見と機構の対応状況の一部をご紹介いたします。

平成31年1月から3月に頂いたご意見

・ショートメッセージでアンケートの協力をお願いしているようですが、最初はワンクリック詐欺かと思いました。昨今の詐欺ブームで、配慮が足りないなぁと思います。
・今日SMSでメッセージが来ましたが、他人のアンケート結果を乗っ取れるということはないのでしょうか?大勢の他人の結果を1人が恣意的に操作できるのではないかと危惧しております。

今回の調査に際し、配慮が足らず、皆様にご心配をおかけしましたことにつきまして、お詫び申し上げます。
本ショートメッセージは、奨学金の貸与を受けた方の中から一定の条件で無作為に抽出した方に、奨学金の効果を検証する調査のためにお送りしたものです。その中では、お名前、住所、口座番号など、個人を特定するような内容はお聞きしておりませんので、当該内容が外部に漏れることはございません。また、ランダムに文字列を発生させ、他者の回答を変更するようなことができないようにしたうえでお送りしたものです。

継続願の入力をしていたが、入力途中に午前1時を過ぎたために、それまで入力していた内容を全部取り消された。自分は日中は学校に行っていて、そのあとはアルバイトやサークルがあり、このような入力に時間をとれるのはそれらが終わった夜中ぐらいしかない。睡眠時間を削って入力したのに全部取り消されてしまい、非常に不愉快だ。学生の貴重な時間を返してください。午前1時以降も入力可能にしたり、入力した内容を保存できるようにすべきだ。また、今の時代、スマホに対応してないのもおかしい。経済的余裕がない家は、パソコンがない家も多い。時代に合わせた環境を整えてください。

奨学金継続願の入力は、午前8時~翌午前1時までとさせていただいております。学生生活に配慮し、土日祝日を含め1日17時間入力可能としておりますが、午前1時から8時までの間は、送信されたデータの処理やバックアップを行っているため、現時点でさらなる時間延長は困難です。一方、入力すべき内容を事前に記入しておく「入力準備用紙」をご用意しておりますので、入力時間の短縮や入力内容の記録・保存にご活用ください。また、2019年4月より、奨学金継続願の提出を含め、学生等が機構のシステムを通じて行う各種手続がスマートフォンでも行えるようになりましたので、ご利用ください。

長男が●●高校の卒業生です。卒業年次には、給付型奨学金の予約採用を頂きましたが、残念ながら浪人となりました。給付型奨学金の申請は高校経由となっていますので、今年も●●高校にコンタクトしていますが、今年は大学に入学してから申請とのことです。日本学生支援機構のウェブサイトとは異なっています。入学後に対応可能でしょうか。

高等学校等を卒業して2年以内であれば、大学入学前に、卒業した高等学校等を通じて給付奨学金の予約採用にお申込みいただくことになります。なお、2020年度から給付奨学金が大幅に拡充される予定となっており、内容が決定次第、ホームページ等でお知らせします。
現時点での情報については、文部科学省の下記ホームページをご参照ください。

平成30年10月から12月に頂いたご意見

マイナンバーの件で問い合わせたいのに何日も何回かけても全然繋がらない。他の担当の電話には繋がるのに。もっと担当者を増やして欲しい。

本機構では、マイナンバー提出についてのご照会に対応するため、専用のコールセンターを設けております。当該コールセンターにおきまして、一時期お問い合わせが集中し、電話が繋がりにくい状況が生じてしまい、ご不便をおかけいたしました。このような状況を早急に改善するため、本機構では受電担当者を増やすとともに、一定期間、受電対応時間を延長して対応してまいりました。今後とも円滑な受電対応に努めてまいります。

お世話になります。奨学金の返還が困難である時、相談するよう案内がなされていますがこの相談が電話のみしか記載がありません。返還困難な状況で、電話も止められ、公衆電話から電話するお金すら無い時にはこの電話することすらとても厳しい状況です。つきましてはコンタクトをとるチャンネルとして既設の電話のほか、手紙の往復でもやり取りができるよう、相談窓口の住所を併記してもらいたいと思います。ぜひともよろしくお願いします。

本機構では、奨学金の返還が困難である場合の相談窓口として奨学金返還相談センターを設置し、電話により各種のご相談に応じておりますが、電話によるご相談が困難な場合には、文書によるご相談も可能です。文書によるご相談を希望される場合には、本機構返還部返還促進課において受け付けいたします。送付先等については、以下のページ(「返還に関するその他の書類」の欄)をご覧ください。

スカラネットで申し込み手続きを行いましたが、全ての項目を入力し、最後の確認画面の次の印刷画面で印刷しようとしたところプリンタインクがなくなっており、インクを購入しに行って小一時間してからインク交換したところ、印刷はできましたが、その後、終了ボタンを押したところ、「タイムアウトしました。再度入力してください」だったと思いますが、メッセージが出ました。申し込み入力は終わっていないのでしょうか。ちなみに受付番号は○○です。

スカラネットの印刷画面で受付番号が表示されているのであれば、申込は正常に完了しております。

平成30年7月から9月に頂いたご意見

電話対応についてです。詳しくお聞きしたいのに、相談センターの方が相談内容についてよく理解していないことや、聞きなれない専門的な書類名をとても早口で言われ、聞き取れずにいたり、分からずじまいでした。もう少しゆとりを持って、分かりやすく丁寧な対応を心掛けてほしいです。

返還相談センターのオペレーターに対しては、奨学金業務に係る研修、ご相談者への対応に関する研修を随時実施してきたところですが、いただいたご意見も踏まえ、より分かりやすく丁寧に対応するよう徹底を図ってまいります。

私は今回北海道胆振東部地震に被災しました。学生支援機構には何ヶ月か返済を猶予するという考えはないのでしょうか?

平成30年北海道胆振東部地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震を含め、災害等により奨学金の返還が困難となった方に対しては、減額返還・返還期限猶予の制度を設けております。
減額返還については、最長15年間、毎月の返還額が2分の1又は3分の1に減額され、そのぶん返還期限が延長されます。
返還期限猶予については、同一の災害を原因とする場合、災害発生から5年以内の間、返還が猶予されます。
これらの制度は毎年願い出が必要であり、以下のページをご参照のうえ、必要な手続きをとっていただきますようお願いします。

マイナンバーカードや写真付き身分証明書を持っていない人がマイナンバーを提出する際,身元確認書類として「健康保険証」「学生証」「生徒手帳の在学証等」「在学証明書」「年金手帳」のうち2つが要求されます。しかし,この春に高校を卒業した者の場合,上記の身元確認書類のうち,「健康保険証」以外は取得不可能です。この条件では卒業生がマイナンバーを提出できず,不公平です。

既卒者の方でも、マイナンバーカードは取得可能であり、その表面のコピーは1点で身元確認書類となります。さらに、これら顔写真付の身分証明書を持っていない場合でも、「健康保険証」に加え「住民票の写し」又は「住民票記載事項証明書」を提出いただくことで、マイナンバー提出時の身元確認書類が整います。(この場合、本人の番号確認書類として、個人番号が記載された「住民票の写し」や「住民票記載事項証明書」ではなく、「通知カード(表面)の写し」を提出いただくことが必要です。)
上記のことについては、当機構ホームページのマイナンバーに関するQ&Aに掲載してきましたが、2018年10月よりホームページ内のマイナンバー提出に関するページにも「卒業生の方の確認書類について」として掲載するとともに、ホームページ掲載のチラシの内容も更新し、一層の周知を図っています。

平成30年4月から6月に頂いたご意見

夫婦共働きで世帯年収は約1500万円ほどになります。子供が3人おりますが、長女が都内専門学校への進学希望で奨学金の申請をしたいのですが、収入が高いというだけで審査に落ちてしまうのでしょうか。

貸与奨学金の審査においては、奨学金の申請をする方の家計支持者(原則父母)の年収のみで採否を判定するのではなく、各家庭の事情(世帯人数、就学者、障害者の人数、単身赴任、長期療養、被災など)を考慮して判定しており、収入が高いだけで一律に採用不可となる訳ではありません。

給付型について我が家は母子家庭で今年の3月卒業した息子と高校生の息子の3人世帯で非課税世帯です。出来れば卒業生も同じ扱いにして頂けると本当に困っている人も助かると思います。

高等学校を卒業して2年以内であれば、過年度卒業生も在籍生徒と同じ扱いであり、給付奨学金をお申込みいただくことが可能です。詳しくは、JASSOホームページ【奨学金の制度(給付型)】をご覧ください。

繰上返還の手続きの際、ホームページを参考に手続きを進めましたが、FAX番号の記載がありませんでした。FAXがツールとして可能であれば、様式の余白にFAX番号の記載くらいはしてもよいのではと思います。

ご指摘のとおり、繰上返還のお申込みはFAXでも可能ですので、ホームページの【「繰上返還申込書」について】のページ及びFAQの関係箇所にも送付先FAX番号を明記しました。