令和2年度に頂いたご意見

「ご意見窓口」に多くの皆様方から貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。皆様方のご意見を業務改善の参考とさせていただいております。

皆様からのご意見と機構の対応状況の一部をご紹介いたします。

令和3年1月から令和3年3月に頂いたご意見

郵送でいただいた口座変更用紙と、サイトに掲載されている口座変更用紙が微妙に違う為、電話で問い合わせても話が噛み合わない。印鑑レス口座の場合、郵送書類だとレ点チェック項目があるが印鑑の押印については何も記載がないのに、書類不備で戻ってきたので電話で問い合わせたら、『届出印欄に「印鑑レス口座」と記載の上認印を押すように』と言われたが、そんなこと記入例に書いてないし、なんの為のレ点チェックなのか意味がわからない。あとでサイトに掲載されてる口座変更用紙を見たら、こちらには印鑑レス口座についての記載がない。統一するか、記入例に記載するべき。

ご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。
ご意見を踏まえ、記入要領「口座振替(リレー口座)加入申込書記入要領」に、印鑑レス口座に係る内容を記載するとともに、その旨を機構ホームページに掲載しました。

●●県の公立高等学校は、原則3月1日が卒業式ですが、3月2日以降もJRの学割証の発行は可能でしょうか。また、卒業式前に発行した学割証を3月2日以降3月31日までに使用することは問題ないでしょうか。

卒業式の日にかかわらず、学則等において定められた「学年の終期(学年の終る月の最後の日)」まで学割証を交付・使用することが可能です。
例)学年の終る月が「3月」であれば、3月31日まで交付可能

令和2年10月から令和2年12月に頂いたご意見

大学院博士後期課程3年の院生です。おかげさまで、過日業績優秀者の返還免除内定を頂きました。ありがとうございます。しかしながら、その後コロナ禍による長期の大学構内立ち入り規制措置により、研究室や図書館への立ち入りが制限されました。現在もなお完全開放には程遠い状態です。このため、上記返還免除の条件たる学位取得のための博士論文執筆の進捗につき、大きな悪影響が生じております。私としては可能な限り納得のいく内容での学位申請論文を完成させたいと願っております。そこで、このような特別な事情にかんがみ、今回に限り何らかの特例措置、たとえば博士号取得期限の半年乃至1年猶予の如きものをご考慮願えませんでしょうか。

業績優秀者返還免除内定者が修業年限内で課程を修了できなくなったときは、内定者の身分を取り消すこととしていますが、災害、傷病、感染症(新型コロナウイルス含む)の影響により修業年限内で課程を修了できなくなった者については、内定取消の対象とせず、修業年限内で課程を修了したものとみなすこととしました。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により、貸与期間中に業績を挙げることができなかった場合は、特例として、貸与終了年度の翌年度(在学中である場合に限る。)に挙げた業績について免除申請することを可能としました。

奨学金返還中の手続きについて質問です。現在奨学金返済中なのですが、リレー口座を変更できますか?仕事の都合で給与振込口座が指定されており、現リレー口座に毎回返還金を移し替えるのが面倒です。

振替用口座(リレー口座)は変更することが可能です。振替用口座を変更する場合は、振替を希望する口座について、改めて口座振替加入手続きを行ってください。
手続きは、郵送で行う方法と金融機関の窓口で行う方法の2種類があります。申込用紙は本機構ホームページから請求または印刷してください。本機構ホームページからの請求が困難な場合は、本機構宛に郵便・FAXで請求してください。
なお、新口座への変更は、手続き後1~2か月程度かかります。変更後は、新口座からの振替日を「振替開始のお知らせ」で通知します。新口座からの振り替えが開始されるまでは、旧口座からの振り替えになりますので、それまで旧口座を解約することのないようお願いいたします。

令和2年7月から令和2年9月に頂いたご意見

未婚のひとり親への寡婦控除のみなし適用の手続きをホームページからしようとしたところ、現在受付期間内ですが、サイトへは飛びますが「受付期間外です。」と表示され、手続きをできませんでした。受付終了間近の為、どうしたら良いのか困惑しております。ご対応よろしくお願い致します。

本件については、9月25日(金曜日)18時50分頃に、申込フォームの入力可能件数が上限に達したため、一時的に入力できない状態となっていたことが原因となります。9月28日(月曜日)8時30分頃には入力可能件数の修正を行い、同時刻からは不具合が解消したことを確認しております。ご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。
なお、本件の不具合により、申込みを諦める方が生じないようお知らせするために、以下のとおり、ホームページに掲載しました。

「※9月25日(金曜日)18時50分頃~9月28日(月曜日)8時30分頃の間、申込フォームについて、一時的に入力可能件数の上限に達したため、入力できない状態となっておりました。現在は通常通りご入力いただけます。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。」

【参考】未婚のひとり親への寡婦(寡夫)控除のみなし適用の概要
令和3年度に大学等へ入学する方の予約採用において、生計維持者が「未婚のひとり親」である申請者(生徒)については、令和2年9月10日(木曜日)から10月9日(金曜日)の間、機構のホームページ上の申請フォームから生計維持者が「未婚のひとり親」であることを申告いただいたうえで、住民票の写しの提出をお願いしました。これにより、令和3年の税制改正(住民税)に先立ち、寡婦(寡夫)控除を適用して所得を判定することで、経済的支援の公平性の確保を図りました。

  • (本申込みの受付期間は、10月9日(金曜日)をもって終了しました。)

今年は残高などの郵送手紙が届きません。今年は無しなのですか?送られていたら申し訳ないですが、繰上げも検討しているので、連絡いただければ幸いです。

機構では、個人向けの情報提供サービスとして、パソコンやスマートフォンで本人の情報が閲覧できるスカラネット・パーソナルを運用しています。このスカラネット・パーソナルでは、返還残額や直近の振替日について随時更新しており、登録されている方は、これらの情報を適宜確認することができます。
昨年までは口座振替により延滞することなく返還している方に対して、返還残額及び直近の振替日・振替額を「振替案内」として年1回郵送にてお知らせしていましたが、それらの情報はスカラネット・パーソナルにより随時閲覧できる情報と重複しているため、今年度より、ペーパーレス化及び返還者の利便性の観点からスカラネット・パーソナルの登録者については「振替案内」を送付しないこととし、その旨当機構のホームページに掲載しているところです。
今後は、スカラネット・パーソナルをご利用いただくようお願いするとともに、繰上返還を希望される場合は、スカラネット・パーソナルにより返還残額等をご確認のうえ、申請いただきますようお願いします。

学生への支援ありがとうございます。奨学金の振り込みおよび返済に関して、ネット銀行からの口座振替対応を早急にお願いします。銀行自体が口座振替に対応していない場合以外であれば、都銀・地銀などと同様に口座からの引落、口座への振り込みに対応できるのではないでしょうか。キャッシュレス時代となり、ネット銀行をメインバンクにしている学生も多くなってきています。 早急なご検討、ご対応いただけるよう期待しております。

奨学金の振込みや返還金の引落しの際に利用できる金融機関として、いわゆる「ネット銀行」の取扱いを始めることについては、その取扱いができるよう、今後、関係する金融機関との折衝を開始する予定です。
その際、現在、これらの振込みや引落しの際に生じる手数料は、利用者ではなく当機構が負担しておりますが、当機構の事務経費は公的資金(国民の皆様からの税金)で賄われており、これらの手数料の負担額等をどのように設定するかが課題となります。
当機構としましては、いただいたご意見等を踏まえ、引き続き、利用者の皆様の利便性の向上に努めてまいりたいと思います。

令和2年4月から令和2年6月に頂いたご意見

今年も寄附をしたいと思っています。オンライン寄附の申込みが可能とありますが、申込先のアドレスをホームページから見つけることができませんでした。

現在、当機構のホームページ上でのご寄附のお願いに関するページは、「JASSOについて」の下位カテゴリーとして掲載させていただいておりますが、ご寄附を希望する方々から、掲載箇所が分かりづらいとのご指摘をいただいております。現在、当機構では、ホームページのリニューアルの作業を進めておりますが、ご指摘等も踏まえた上で、ご寄附のお願いに関するページも含め、ホームページによる各種ご案内が利用者の皆様方にとって分かり易く、利用し易いものとなるよう努めてまいりたいと思います。

繰上げ償還の手続きのため、スカラネットパーソナルを利用しましたが、最後の送信ボタンを押すと何度やっても「サーバーにエラーが発生しました。」となり、手続きを終了することができません。原因を確認の上、早急な対応をお願いします。

本件については、4月21日(火曜日)から4月24日(金曜日)にかけて発生していた機構システムにおける一部不具合が原因となります。4月24日(金曜日)に不具合の原因となったプログラムの入替を行い、同日からは不具合が解消していることを確認しております。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。現在は繰上返還に伴う手続きを正常に行うことができます。
なお、4月24日(金曜日)から6月10日(水曜日)にかけて、スカラネットパーソナルの「おしらせ」欄に本件不具合に関する案内を次のとおり掲載いたしました。

【繰上返還機能の不具合について】
現在、スカラネットPSから奨学金の繰上返還(全額繰上/一部繰上)を申し込む機能について、繰上返還の申込ができない不具合(※)が発生しています。ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません。現在、原因を調査しております。不具合の解消の目途が立ち次第、この欄においてご連絡させていただきます。
(※)繰上返還の申込画面で入力した繰上返還の金額等を確認する画面において、『送信』ボタンを押下すると、「サーバーでエラーが発生しました。少し時間をおいてからもう一度試してください。」という内容の画面が表示され、繰上返還の申込が完了しない不具合が発生しています。
2020年04月24日

私は昨年に給付と貸与の両方の奨学金の予約申し込みをし、採用になりました。しかし5月の時点で入学一時金の50万円と給付の2か月分しか振り込まれていません。貸与も併用し、奨学生番号も配布されたのに振り込まれていないのは何故ですか?それでも300万円程の返還をしなければならないのですか?

令和2年度に創設された修学支援新制度は、国が実施する授業料等の減免と給付奨学金をセットで受けることができ、世帯の所得金額に基づく支援区分(第1区分:満額、第2区分:2分の1、第3区分:3分の1)及び学校種別等により定められた金額を支援することとなっています。第一種奨学金は修学支援新制度と併せて利用することができますが、ともに国費を財源としていることなどから、併用するときの第一種奨学金の貸与月額は、その最高月額から給付奨学金及び授業料減免の月額(相当額)を差し引いた金額が上限となります。
そのため、支援区分によっては第一種奨学金の貸与月額が0円になり、給付奨学金の月額のみ振り込まれるケースがあります。
また、毎年度(10月)の支援区分の見直しにおいて、貸与月額が増額または減額された額に変更となる場合があります。そのため、返還誓約書作成時には貸与額が確定しないので、第一種奨学金の返還誓約書には、採用時の貸与月額が0円であっても、ご本人の希望額が貸与されるものと想定した場合の貸与予定総額を記載しております。ただし、返還義務が生じるのは、返還誓約書に記載の金額に関わらず、実際に貸与を受けた金額となります。