【平成30年1月10日更新】
週刊文春(2017年10月12日号)において、「ブラック奨学金提訴へ 60代母を偽保証人にした学生支援機構」とのタイトルの記事が掲載されました。YouTubeの「週刊文春」公式チャンネル、ニコニコ動画の「週刊文春デジタル」においても、同じタイトルの動画が掲載されています。
当該タイトルは、「学生支援機構が60代母を偽保証人にした」としか読みようのないものですが、これは事実と全く異なります。
そもそも、当機構の奨学金において、保証人を選任するのは奨学金の貸与を受ける学生本人であって、当機構ではありません。ましてや、当機構が「偽保証人」を選任することなどありません。これは、本件記事の事案(息子が母親を無断で連帯保証人にしたことが疑われる事案)でも同様です。
このように当該タイトルは読者に誤認を与える不適切なものであり、当機構では同誌編集部に対し、平成29年10月6日及び10月19日の二度にわたり文書で訂正を申し入れましたが、現時点で何ら返答がありません。
同誌編集部の誠実な対応を促すとともに、今後このような不適切な報道がなされないことを切望し、この間の経緯を公表するものです。