〔関西地区〕
・日程 平成29年11月6日(月曜日)10時00分~17時00分
・場所 兵庫国際交流会館(兵庫県神戸市)
・参加人数 115人
〔東京地区〕
・日程 平成29年11月14日(火曜日)10時00分~17時00分
・場所 エッサム神田ホール2号館(東京都千代田区)
・参加人数 136人
<参加者>
大学、短期大学、高等専門学校でインターンシップ等のキャリア教育を担当する教職員等
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1.開催内容
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11月6日(月曜日)に神戸の兵庫国際交流会館(関西地区)、11月14日(火曜日)には東京のエッサム神田ホール2号館(東京地区)において、「平成29年度インターンシップ等専門人材ワークショップ」をそれぞれ開催しました。
当日は、山路尚武文科省専門教育課長補佐による行政説明、三つのテーマ(「インターンシップ等専門人材に必要な基礎知識」、「学外機関との連携」、「学内での諸問題」)による分科会が行われた後、共愛学園前橋国際大学の清水弘己客員教授による「長期インターンシップの取組みについて」と題しての実施事例の紹介(関西)、福井大学の竹本拓治准教授による「教育効果の高いインターンシップ取り組み事例の紹介-地方創生と教育効果を踏まえた、海外企業インターンシップの試行的実施から実現まで」と題しての実施事例の紹介(東京)、そして、参加者から集めた事前課題を基に、各グループで短期的に取組めそうな課題と中長期的に取組んでいく必要がある課題の二つを取り上げ、その解決策を考えるグループワークを実施、最後に各グループからの発表を含めた全体会が行われました。
参加者からは「時間、内容、事前アンケート上でのグルーピング、全て適切であったと思います。すぐ行動せよというメッセージが明確でした。」、「ワーク中心で楽しく意見交換ができました。他大学の状況を伺うとともに、根元にある課題(問題)を自分達で発見でき分かりやすかったです。」、「とても充実した内容のワークショップで良かった。グループワークの時間を考えると2日間コースでも良いと思う。」などの感想があり、ワークショップ全体に対する満足度はそれぞれ96.2%(関西)、98.4%(東京)でした。
なお、本ワークショップでの効果の検証を行うことを目的として、今後は本ワークショップ参加者に対してフォローアップ調査も実施する予定です。
2.プログラム
■開会挨拶(10時00分~10時10分)
(1)日本学生支援機構 学生生活部長 頼本 維樹
(2)統括コーディネーター 大津 晶 氏(小樽商科大学 商学部 准教授)
- ■説明(10時10分~10時50分)
「インターンシップの更なる充実に向けて」
(文部科学省 高等教育局 専門教育課 課長補佐 山路 尚武 氏) - 配付資料:文部科学省 高等教育局 専門教育課
■分科会(11時00分~12時20分)
(1)テーマ1「インターンシップ等専門人材に必要な基礎知識」
【内容】
インターンシップに携わった経験年数の短い方向けに、インターンシップの仕組みや在り方等の基本的知識について、レクチャー及びグループディスカッションにより理解を深めました。
【担当講師】
・元京都産業大学 理事 中川 正明 氏
・早稲田大学 キャリアセンター長 佐々木 ひとみ 氏
(2)テーマ2「学外機関との連携」
【内容】
対学外の課題をお持ちの方向けに、教育効果の高いインターンシップを実施するための企業、地域機関との連携について、レクチャー及びグループディスカッションにより理解を深めました。
【担当講師】
・岩手県立大学 学生支援本部 特任准教授 高瀬 和実 氏
・京都産業大学 経営学部 准教授 松高 政 氏
(3)テーマ3「学内での諸問題」
【内容】
対学内の課題をお持ちの方向けに、教育効果の高いインターンシップ等を実施するための企画や、事前事後指導の方法等について、レクチャー及びグループワークにより課題を共有したうえで、解決に向けての方策を探りました。
【担当講師】
・九州産業大学 経営学部 教授 聞間 理 氏
・国立教育政策研究所 研究員 立石 慎治 氏
■分科会の振り返り及び午前のプログラム事前説明(13時20分~13時35分)
統括コーディネーター 大津 晶 氏(小樽商科大学 商学部 准教授)
- ■事例紹介(13時35分~14時40分)
〔関西地区〕
「長期インターンシップの取り組み」
共愛学園前橋国際大学 客員教授 地域コーディネーター(COC事業推進担当) 清水 弘己 氏 - 配付資料:共愛学園前橋国際大学
- 東京地区〕
「教育効果の高いインターンシップ取り組み事例の紹介
-地方創生と教育効果を踏まえた、海外企業インターンシップの試行的実験から実現まで」
福井大学 産学官連携本部 准教授 竹本 拓治 氏 - 配付資料:福井大学
■グループワーク(14時50分~16時30分)
【内容】各グループが共通して抱えている課題をテーマに設定してグループワークにより意見交換を行い、分科会や事例紹介等を踏まえ、解決策についてさらに議論を深めました。
■全体会(16時30分~17時00分)
【内容】全体的な振り返り・質疑応答・総括を行いました。