[東京地区]
・日程
(1日目)平成30年8月28日(火曜日)13時00分~17時00分
(2日目)平成30年8月29日(水曜日)10時00分~17時00分
・場所 タイム24ビル(東京都江東区)
・受講者
(1日目)150名
(2日目)139名
[関西地区]
※台風による9月4日(火曜日)、5日(水曜日)からの延期実施
・日程
(1日目)平成31年1月29日(火曜日)13時00分~17時00分
(2日目)平成31年1月30日(水曜日)10時00分~17時00分
・場所 兵庫国際交流会館(兵庫県神戸市)
・受講者
(1日目)82名
(2日目)76名
1.開催内容
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全国の大学等でインターンシップ等のキャリア教育に携わる教職員及び教務系の教職員に対し、大学等における教育的効果の高いインターンシップ等キャリア教育を推進するため、専門家による講演やレクチャー、先駆的なインターンシップ等の実施事例の紹介とグループワークを通じて、参加者の知見を広めると共に、文部科学省が示している専門人材として必要な要素STEP1について、習得することを目的として開催しました。
昨年度までの「インターンシップ等専門人材ワークショップ」の実施方法と内容を見直し、文部科学省が設置した「インターンシップ推進方策実行ワーキンググループ」の議論により明記された「大学等におけるインターンシップの推進に係る専門人材に必要と考えられる要素等」により定められたレベル(STEP1~ STEP3)のうち、JASSOでは、専門人材に必要なレベルの到達目標を設定し、STEP1(「説明できる」レベル)及び同レベルの前提となる「知識・姿勢を身に付けている」レベルとして「STEP0(ゼロ)」を担うこととなりました。(なお、STEP2「行動できる」レベルとSTEP3「変革できる」レベルは、一般社団法人産学協働人材育成コンソーシアム(CIAC)の開催する研修会(実践編)が担います。)
具体的なプログラムの変更は、1.専門人材のロールモデルとなる教員及び職員が登壇するパネルディスカッションの導入や、2.プログラムごとに受講者個人が作成する「ワークシート」を用いてグループ内での情報共有を図るなどの構成内容に改変し、多くの受講者に学びが得られる体系化したセミナーとしました。また、3.開催期間を1日から1.5日とし、全てのプログラムの受講した者には修了証を発行しました。
参加者からは「インターンシップ・キャリア教育といった基本的なことから、インターンシップと大学改革のリンクまで、非常にわかりやすく解説いただき、より理解が深まった。専門人材のイメージがよい意味で広がった。」「テクニックのみでなく考え方も十分に説明があり、今後の方向性に役立った。」「今まで自学独学で奮闘していたが、知識を学べたのと多くの事例を共有できたので、取り入れられそうなところは取り入れていきたい。」「キャリア教育全般を見直すにあたり、インターンシップを効果的に導入するヒントとなった。」「教員・キャリア系・教務系の全ての人と情報共有することができた。」「A3のワークシートを見たときはドキッとしましたが、1か所に書き込めることで、情報が集約され、とても効果的だと感じました。課内共有もしやすいです。」「どう変化するかわからない現実・社会のなかで「生き抜く力」を得るためのきっかけとしてのインターンシップを捉えなおさねばならないこと。本質的な把握だと思いました。」「大学改革の中心にインターンシップが位置づけられるのであれば、専門人材を配置しなければならないと感じた。」「全体的にスケジュールがきつかったと思います。もう少し余裕がほしいです。」「専門人材の役割や必要性を知ることができた。」「何となく分かっていた部分が説明することによって、明確な部分・曖昧な部分とが出てきて、今後もっと理解するべきところがわかってきた。」「他校との比較で自校のインターンシップを振り返る機会となった。」「大学改革を行っているところなので、インターンシップを通して改革ができるよう努めたい。」などの感想があり、満足度は東京地区が95.3%、関西地区が100.0%でした。
2.プログラム
<1日目>
- ■挨拶 統括コーディネーター
小樽商科大学 大津 晶 氏
■JASSO 説明 「『インターンシップ専門人材』に関する基本的考え方について」
日本学生支援機構 学生生活部 部長 頼本 維樹 - 配布資料:JASSO
- ■行政説明 「インターンシップの更なる充実について」
【東京地区】文部科学省 高等教育局専門教育課 課長補佐 中湖 博則 氏
【関西地区】文部科学省 高等教育局専門教育課 インターンシップ推進係 係長 村上 寛和 氏 - 配布資料:文部科学省
- ■プログラム全体説明 統括コーディネーター
小樽商科大学 大津 晶 氏
■パネルディスカッション 「インターンシップ専門人材の具体的な役割と業務」
・パネリスト :山形大学 松坂 暢浩 氏、元 西九州大学 石川 聖子 氏
・モデレーター:小樽商科大学 大津 晶 氏
・アドバイザー:元 京都産業大学 中川 正明 氏 - 配布資料:パネルディスカッション
- ■1日目 全体会
【東京地区】早稲田大学 佐々木 ひとみ 氏
【関西地区】小樽商科大学 大津 晶 氏 - (概要)1日目についての個人ワーク及びグループワークと総括を行いました。
<2日目>
- ■グループワーク 「インターンシップを説明するための実践」
京都産業大学 松高 政 氏
岩手県立大学 高瀬 和実 氏 - (概要)講義と個人ワークを交互に行い、個人ワークをもとに他校の受講者に自校のプログラムや状況を説明するグループワークを行いました。
- ■グループワーク 「インターンシップの業務の全体像を理解する」
九州産業大学 聞間 理 氏
国立教育政策研究所 立石 慎治 氏 - (概要)受講者の大学等で実施しているインターンシップの概要・特徴を踏まえ、インターンシップのプログラムのスケジュールと実施担当者・部署を書いた付箋を模造紙に貼ることにより、他校に自校の業務を説明するグループワークを行いました。
- ■全体会 統括コーディネーター
小樽商科大学 大津 晶 氏 - (概要)各協力者からのコメント及び統括コーディネーターによる総括を行いました。
- お問い合わせ
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- 独立行政法人 日本学生支援機構 学生生活部 学生支援企画課 キャリア教育室
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- 電話 03-5520-6170
- E-mail internship【@】jasso.go.jp
- メールを送る際は@の前後の【】を取ってご利用ください。
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