〔大阪地区〕
■日程 平成29年1月24日(火曜日) 13時00分~17時00分
■場所 グランフロント大阪北館タワーB10階 ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーB(大阪府大阪市)
■参加人数 106名
〔東京地区〕
■日程 平成29年1月31日(火曜日) 13時00分~17時00分
■場所 日本大学会館(東京都千代田区)
■参加人数 112名
<参加者(2地区共通):大学等でキャリア教育、就職支援業務を担当する教職員等、及び企業における人事採用担当者等>
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1.開催内容
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JASSOの挨拶、文部科学省専門教育課による施策説明、堺経営者協会の植松専務理事(大阪)、経済同友会の藤巻執行役(東京)による講演、文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業委員会」委員の加藤氏によるレクチャーが行われました。その後、昨年に引き続き行われたグループディスカッションでは、関西経済連合会(大阪)、東京経営者協会(東京)の協力により、企業の人事等担当者との意見交換を実施し、最後に全体会が行われました。
参加者からは「インターンシップ、就職についての国内状況、世界の国々の状況を理解できた。また、ディスカッションを通して、各大学等の取り組み内容、企業のプログラム内容・目的を知ることができた。」「他大学の事例や企業側の意見を生で聞くことができて有意義であった。少しでもアクションにつなげられればと思う。」「国の方針から始まり、世界の状況、グループワークというバランスの良い内容であった。インターンシップと一言で言っても、様々なやり方が出来ることを理解できました。まずは自大学でもプログラム内容を学生にあったものを考えていきたい。」などの感想があり、ワークショップ全体に対する満足度は大阪が95.6%、東京が95.3%でした。
2.プログラム
- (1)講演等
- 「インターンシップの拡大に向けた施策について」
説明者:
〔大阪〕 山路 尚武氏 (文部科学省 高等教育局専門教育課課長補佐)
〔東京〕 福島 崇氏 (文部科学省 高等教育局専門教育課企画官) - 当日の配付資料 文部科学省高等教育局専門教育課
- 参考資料 文部科学省 インターンシップ好事例集 -教育効果を高める工夫17選-
- 「産学連携教育に向ける期待と要望」
講演者:
〔大阪〕 植松 高志氏 (堺経営者協会 専務理事・事務局長) - 当日の配付資料 植松 高志氏
- 「企業・社会で活躍する人材育成のために」
講演者:
〔東京〕 藤巻 正志氏 (公益社団法人経済同友会 執行役) - 当日の配付資料 藤巻 正志氏
- 「教育から就職支援へ ~世界の高等教育改革をもとに考える~」
講演者:
加藤 敏明氏 (文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業委員会」委員) - 当日の配付資料 加藤 敏明氏
- (2)グループディスカッション
- 企業側の目線から、企業が学生に望むことについて、どのような能力を大学等で育んでもらいたいかなどについて、企業の置かれている状況や、昨今の新入社員の姿を含めてお話しいただきました。学校側との相互理解を含めたうえで、大学側は自大学等の問題点を整理し、より社会のニーズに合った就職支援への取組を推進していくための方策を探るために、さらに意見交換を行いました。最終的に、各グループにおける成果の報告として、今後の企業と大学の連携についてのアクション等の発表を行いました。
- (3)全体会
- ワークショップ全体を振り返り、各協力者からの講評、及び総括を行いました。