事例紹介

事例が起きた時期

平成30年度
発生時期:授業開始後

事例が起きた学校

国立大学、学校規模:5,000から9,999人

対象学生

学科(専攻):保健(医・歯学)、年次:4、障害種:その他の障害

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出:有
  • 申し出を受けた部署(者):障害学生支援部署
  • ニーズ聴き取りのための面談:実施した

2.支援が必要とされた場面

授業・研究指導

申し出への対応

1.配慮内容の決定について

  • 配慮の提供に関する学内関係部署の検討・協議:実施した
  • 検討協議に参加した部署(者):障害学生支援部署 教育部門
  • 配慮内容の決定過程:建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 学内関係部署への配慮依頼文書の配付:実施した

2.配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 当該学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • その後の状況に関して、関係部署(者)に聴取、情報共有を行なっている

相談内容

記載なし

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:授業で使用されるスライドの色覚バリアフリーを行なってほしい。

提供した配慮:申し出通りの配慮
配慮内容決定時での合意形成:できた
提供した配慮の具体的内容:合理的配慮依頼文書に、本人の特性とその対応を記し、さらに教員が理解しやすいよう色覚バリアフリーの資料作成の仕方(A4用紙1枚)をつけて、学生が履修する授業の担当者に送付した。
事後評価:ニーズを満たせなかったが、学生は理解し、我慢している
事後評価の理由・詳細:一部の教員が、色覚バリアフリーに配慮していないスライドを使用していて困ったが、理解を示す教員と負担に感じる教員がいることについては仕方がないと思っているとのコメントだった。学生は前向きで、色覚バリアフリーについての更にわかりやすい資料を障害学生支援部署とともに検討したいとのことだった。

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

不服、不満、苦情等申し立て:なかった

その後の経過、課題等

学生本人も自覚がない場合もあり、日頃からあまり意識されない色覚異常に関する啓発と対応(資料等作成時に「色覚バリアフリー」を意識するなど)が課題として挙げられる。障害学生支援部署が実施する教職員を対象としたFD・SD等で触れることはあるが、学内における認知度が依然低い状況である。

【参照】