Japan Alumni eNews Vol.125

Japan Alumni eNews Vol.125 2019年9月10日

1. Life in Japan by Photo

写真で見る日本の生活。留学生活・留学の思い出・日本の文化や歴史・旅先など、日本で体験した思い出の写真を募集しています。

日本の思い出(読者からの写真)

9月号のLife in Japan by Photoは「日本の思い出」をご紹介します(敬称略)。

時の流れに身をまかせ

リュウ タイアン (中国)
九州大学
タイトル:時の流れに身をまかせ

2. Alumni News

留学生関連ニュースや体験談を紹介します!

留学生ニュース

NEWS1:留学生が在学中にも起業できるように制度改革の方針として検討

政府は、6月11日に首相官邸で開かれた国家戦略特別区域諮問会議で、外国人留学生が学生期間のうちに新しく会社を作って経営できるように、制度改革を行っていく方針を発表しました。現在の制度では、在学中にビザを変えることができないので、会社を新しく作るときは、一旦学校を辞めなければなりません。その後、一時的に母国に帰ってから新しくビザを申し込む必要があります。これに対して政府は、在学中に在留資格を変えることができるように制度を改革していく方針で、それを成長戦略での外国人材の活用、創業活性化として盛り込んで行くとしています。

NEWS2:非正規雇用の外国人雇用は約35%、これから採用したい会社が50%を超える

2019年5月に非正規雇用者(アルバイト/派遣/契約社員)の採用担当者(1,519名)を対象に「外国人に関する業種別採用調査」が行われました。その結果によれば、非正規雇用で外国人を「採用している」割合は全体の34.7%で、「これから採用していきたい」とする割合は50.9%でした。会社の規模別の採用実績では、正社員数が300人以上の大企業が51.6%でした。反対に、中小企業の採用は27.6%と差が出ました。採用担当者が外国人の採用に対して感じた問題は、「日本語の能力(57.1%)」や「文化や価値観の違い(40.6%)」と、言語や異文化理解に不安を覚える割合が多くなりました。また、外国人の採用実績がある企業では、外国人労働者の受け入れのために「外国人向けの教育整備(21.1%)」や「日本人社員の語学力強化(20.6%)」を行っています(株式会社マイナビによる調査)。

日本留学体験談

スヤシ ドゥウィベディ

名前:スヤシ ドゥウィベディ
国籍:インド
所属校:岐阜県立長良高等学校
日本留学期間:2018年4月~2019年1月
日本語レベル:日本語能力試験N4

私は、日本での留学経験によって、グローバルな視点で物事を考えられるようになりました。

昨年、日本の「マーチングJ文化交流プログラム」に参加して、初めて留学で養われる力を実感しました。私は当時、2018~2019年のアジア若者文化大使に任命されていました。自身の留学経験を経て、私は、留学生達こそが、社会にある固定概念や先入観を変えられる存在になれると信じるようになりました。なぜなら、人は、自分達を取り巻く社会の外側から変化を求められるよりも、内側からの変化を受け入れやすいからです。そういった理由で、私は留学経験が、人を成長させて、長きにわたり真の問題から目を背けさせている多くの対立を終結させる第一歩となる、最も有力な方法の一つだと、強く信じています。

昨年、日本を訪れた時、私は異文化経験が少ない15歳のインド人学生でした。私は文化や伝統を含むインドという国を表現しようと全力を尽くしました。この活動は私にとって、世界を深く追求して、インドと日本の文化やその国際関係について理解を深めることができた、とても素晴らしい体験となりました。

私は、15か国から人々が参加する、「ハローワールドカラオケコンテスト」に出場し、準優勝しました。さらに2018年には、インドを含む35か国のアジア諸国が参加する、アジアジュニア陸上競技選手権大会の開会式に出席する機会も得ました。広島市や長崎市にも行って世界平和を訴え、国際平和ボランティア活動を行いました。また、剣道、茶道、書道も学びました。日本語能力試験N4にも合格しました。このように、私は日本で数えきれない経験をしたのです。

この留学経験は、私の人間力や異文化コミュニケーション能力を高める良い機会でした。ここで得たものが、将来の財産になることは間違いありません。実家から何千マイルも離れたところに住むのは簡単なことではありません。人生と同じで、私の留学経験も、うまくいったこともあれば、うまくいかなかったこともありました。しかし、困難は私の成長を助け、コンフォートゾーンから抜け出して自立し、精神を成熟させました。特に、日本語の習得は大きな困難の一つでした。

最後に、私は日本政府に心からお礼申し上げます。この感謝の気持ちは、とても言葉では表現できないものです。この留学経験を活かして、私はこれから他の人々を助け、自国や社会に還元していくために一生懸命努力していきたいと思います。

帰国留学生会

帰国留学生対象事業紹介

信州大学国際交流同窓会

信州大学の留学同窓生と、国際交流に関わった日本人学生を中心に2006年から活動を始めました。今では、松本本部の他、8の支部(ソウル・北京・上海・タイ・モンゴル・ベトナム・石家庄・マレーシア)が設立され、本部は毎年、支部は2年に一度、総会・情報交換会を開いています。大学全体でも、3年に一度、「国際交流会」という学長参加・グローバル化推進センター主催の活動を行い、強力に同窓会活動を支援しています。

3. Academic News

奨学金、助成金、大学のユニークな取組などを紹介します!

大学紹介

日本の大学を紹介します。

NAIST正門

【プロフィール】(2019年5月1日現在)
学校名:奈良先端科学技術大学院大学
住所:奈良県生駒市高山町8916-5
在籍者数:1,038名
外国人留学生数:228名

1. 大学の概要(歴史・理念等)

実験をしている情報科学領域の学生

奈良先端科学技術大学院大学は、21世紀社会の基盤となる情報科学、バイオサイエンス、物質創成科学を担う3つの研究科で構成される、学部を持たない新構想の国立大学院大学として1991年に誕生しました。以来、「実験大学」として、3つの分野とその融合領域において世界レベルの研究を推進するとともに、その成果に基づく体系的な大学院教育カリキュラムにより、組織的な人材育成を行ってきました。これまでに博士前期課程修了者約8,000名、博士後期課程修了者1,600名以上を社会に送り出し、社会の様々な分野で研究者・技術者として活躍しています。

2. 特色ある学部・研究科の概要と特徴

変化していく先端科学技術に柔軟に対応できる教育研究体制を構築するために、本学では、平成30年度から、融合領域教育の強化に重点をおいた先端科学技術研究科からなる1研究科体制へ移行しました。この中で、従来の3研究科の教育に対応した「情報理工学プログラム」「バイオサイエンスプログラム」「物質理工学プログラム」に加えて、融合領域の教育プログラムとして「情報生命科学プログラム」「バイオナノ理工学プログラム」「知能社会創成科学プログラム」「データサイエンスプログラム」を設定しています。

3. 外国人留学生への支援の取り組み(住居・奨学金・学費減免等の生活支援)

本学敷地内に学生宿舎を有しており、正規課程の留学生が優先的に入居できるよう配慮しています。また、新しい生活をスムーズに始められるよう、市役所や銀行手続きのサポートを行うチューターを配置しています。その他の全般的な相談や、留学生の家族の生活支援(出産・育児関連、子どもの学校関連の手続補助等)についても、留学生交流係や留学生・外国人研究者支援センターが積極的に支援を行っています。さらに、経済支援として、授業料の全額又は半額が免除となる授業料免除制度を設けており、多くの私費留学生が利用しています。

4. 外国人留学生への支援の取り組み(その他就職・国際交流等)

本学では、留学生専門のアドバイザーを配置し、就職支援の充実を図っています。国際交流については、全学とその家族、地域住民を対象に異文化理解を深めるイベント「NAIST Tea Time」や、全学と学外関係者が一堂に会し交流を深める「国際交流懇話会」を開催しています。また、日本文化の学習を兼ねて主に新入留学生同士が親睦を深める「留学生見学旅行」も実施しています。その他留学生専門カウンセラーの配置や、ピア・カウンセリングを取り入れた留学生アンバサダー制度等、メンタルケアにも対応しています。

奨学金・助成金・招へい・賞等募集情報

公益財団法人似鳥国際奨学財団

事業名
2020年度外国人留学生対象奨学金
1. 目的:
奨学生に対する経済的支援だけではなく、『学力優秀』と『志操堅実』の両方を備えられ、更に『異文化理解』と『国際親善』に努める優秀なグローバル人材を育成する活動を通じて支給期間のみならず、卒団後も奨学生とつながりをもち、世界中にネットワークを築いていくことを目指しています。
2. 応募資格:
下記の項目にすべて該当する者とする。
(1) 国籍とビザ
・日本以外の国籍を有する者。
・2020年4月1日以降の在留資格は「留学」で、日本国内で住所を有する者(居住予定を含む)。「永住権」を有する者は、弊財団日本人大学生奨学金にご応募ください。
(2) 在籍学年・課程
2020年4月1日より、日本国内の大学1~4年、または日本国内の大学院1・2年に在籍、または在籍予定の外国人私費留学生(正規生に限ります)。
※過去に応募したことがある方、「博士前期課程」、「修士博士連続コース」に在籍する者も応募可能。ただし、留年、「博士後期課程」、および「博士課程」は応募対象外とする。
(3) 学業・健康
学業、人物ともに優秀であり、健康である。また、日本語による意思伝達が十分可能であり、国際理解と国際間の友好親善に寄与できる者。
(4) 他奨学金と二重受給しないこと
・弊財団は、奨学金の重複受給を認めない。ただし、大学の「授業料免除(減額)プログラム」、もしくは貸与型奨学金は認める。
・弊財団奨学金と他奨学金に同時に合格した場合には、どちらの奨学金を受給するかを選択する。
・弊財団奨学金と同時に他奨学金を受給した場合には、直ちに弊財団の奨学生資格が取り消され、重複期間中の奨学金を全額返済しなければならない。
3. 募集人数:
約100名
4. 奨学金額:
月額8万円
5. 支給期間:
原則1年間
※支給開始日は2020年4月以後
6. 応募方法:
似鳥国際奨学財団ホームページより、オンラインでエントリーフォームを入力して応募してください。
7. 応募締切:
2019年10月31日(木曜日)
※応募状況により、締切りが前後する可能性がありますので、早めのエントリーを推奨します。
8. 問合せ先:
公益財団法人似鳥国際奨学財団
〒115-0043東京都北区神谷3-6-20 (株式会社ニトリホールディングス東京本部内)
TEL:03-3903-3593
FAX:03-6741-1291
E-mail:nitoriKSZ_09【@】nitori.jp
※メールを送る際は@の前後の【】を取ってご利用ください。

シンポジウム紹介

ソルト・サイエンス・シンポジウム2019

本シンポジウムは「海水・塩と温泉」をテーマに、巨大地震の原因や火山の成因とも関係の深い「高塩分温泉の成り立ち」、日本の新たな鉱物資源として注目されている「海底温泉で形成される海底熱水鉱床」、さらに、健康増進に役立つ「塩化物泉(食塩泉)の医学的効果」について、最新の研究成果を分かりやすく紹介します。

日時:2019年10月17日(木曜日)
場所:きゅりあん 1階小ホール(東京都品川区東大井5-18-1)

日本の学会

日本語試験紹介

4. Business News

留学中、卒業後の皆さんへ、就職関連情報を提供します!

就職関連イベント情報

就職活動体験談

チョウ セイ

名前:張静(チョウ セイ)
出身地:中国
出身校:上智大学
専攻:環境経済学
日本留学期間:2014年9月~2016年9月
勤務先企業名:株式会社D2C X
日本語レベル:日本語能力試験N1

日本を留学先に決めた理由は、大学に入る前に観た日本の映画でした。映画から見た日本の社会は大変魅力で、一度行ってみたいと考えたのです。それと、日本語が本当にきれいな言葉だと思い、大学では日本語の授業を選びました。大学3年生の時に、一度、交換留学で日本に来ました。日本の文化や人間関係が中国と大きく違うので興味を持ち、一年間の交換留学が終わってもそのままずっと日本に残りたいと思いました。そこで、中国で大学を卒業してから、大学院生として2年間、日本に留学することにしました。

日本の大学院を修了して、一旦、中国・北京に戻りました。北京の旅行会社で1年半程度働きました。その後、日本への観光旅行の仕事に就きました。その時に九州旅行の企画に関わり、自分がまだ九州に行ったことがなかったので、また日本に行って九州旅行をしたりしました。そんな時、北京にある日本大使館が、日本語が話せる中国人に向けて、国際交流員の仕事を募集しているのを知りました。それに応募した結果、合格して、2018年4月から、長崎県の市役所で1年間働きました。

研修では、ここ最近、日本に旅行に来る中国人が増えていることを知り、訪日ブームまで起きているので、中国市場は日本にとって潜在力があることがわかりました。日本と中国を理解している私だからこそ発信できることがあると確信して、インバウンド業界にチャレンジしようと考え、東京に戻って今の会社に入りました。

将来は、日本の本当の姿やその良さを中国人に伝え、また、中国の良さを日本人に伝えて、日本と中国両国の理解を深め、両国の人たちが仲良くなるようなきっかけを作りたいと思っています。

就職活動で一番大事と思ったのは、自分がそれまでやってきたことや、頑張ってきたことが大切だということです。結局、そういうことが現在の仕事の参考になるし、自分がどんな職業の能力があるかの判断にもなりますから。そういう意味で、経験が大事だと思います。

面接に関しては、言葉があまり上手じゃなくても、自信を持って自分が言いたいことや自分ができることをちゃんと相手に伝えれば良いと思います。

就職情報コーナー

大学のキャリアセンターを活用しよう

日本のほとんどの大学には、「キャリアセンター」と呼ばれる、大学が自校の学生の就職をサポートするための部署があります。名称は、学校によって「キャリアセンター」や「就職課」、「就職部」などさまざまですが、そのおもな機能に変わりはありません。

キャリアセンターは就職活動が本格化してから初めて利用するのではなく、キャリアコンサルタントなどの就職の専門家が常駐しているケースも多いので、就活前の早めの時期から利用することをお薦めします。特に海外からの留学生は、日本の新卒の特殊な就職事情について不慣れな点が多いので、早い時期から活用していくことが就活成功の道となります。

また、その大学の卒業生ならば、卒業後も利用できるサービスを用意しているところもあります。例えば、個別相談や、OB・OG(*注)の名簿閲覧、就職関連図書の貸し出し、留学生向けメールマガジンなどのサービスを卒業後も受けられる場合があります。詳しくは各大学のキャリアセンターにお問い合わせください。

*注:OB・OGとは「Old Boy」「Old Girl」の略称で、その大学を卒業して企業に就職した先輩たちのことを言います。日本では就職活動の際に学生が、こうした先輩を訪ねて、実際の仕事の内容や環境を見聞きして自分の就活に役立てる習慣があります。

◇キャリアセンターの役割(大学によってサービスは異なります)

・セミナーやイベントの開催
就活・就職ガイダンスのほか、就活に役立つビジネス日本語講座や自己分析講座、面接対策講座、日本企業・業界研究などのセミナーを開催しています。また、卒業生による講演会や卒業生との懇談会など、就活生と卒業生をつなぐイベントもあります。

・個別相談
就職に関するさまざまな相談に対応しています。就活だけではなく、長期にわたるキャリアの考え方などについても相談に乗ってくれます。大学によっては、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザー、留学生専任キャリアアドバイザーなど専門資格を持つ職員を常駐させているケースもあり、専門的なアドバイスを受けることが可能です。

・求人票の公開
ネットを通じて個々に求人を探すケースが増えていますが、大学独自の求人票掲示(一般の求人システムの大学限定版)にも魅力がたくさんあります。ネットの一般情報では探せない地域限定や学校限定の求人など、限定情報を見つけることができます。学生は自分のアカウントでログインし、検索機能などを備える専門のシステムで大学独自の求人情報にアクセスでき、その場でエントリーすることもできます。また、大学を特定して推薦制度を取り入れる企業もありますので、まずはキャリアセンターに相談してみてください。

・インターンシップの仲介
キャリアセンターが企業と提携してインターンシップの機会を提供する大学もあります。また、インターンシップ会社説明会を開くケースもあります。

・合同企業説明会の開催
大学独自で開く、複数の求人企業が集まる会社説明会です。企業の採用担当者とともに、その企業で働くOB・OGが来校して説明してくれる場合もあるので、より詳しい生の情報を知ることができます。

・資料室の利用
大学によっては充実した資料室を備えるキャリアセンターもあり、就職関連書籍や就職関連雑誌、新聞、留学生向け就職情報・刊行物などを取り揃え、貸し出しするケースもあります。

キャリアセンターが提供する便利なツールとして、OB・OG訪問のための先輩紹介システムや、卒業生の就活体験記、就活ハンドブックなど独自の就活資料、就活支援プログラム(PC、スマホ向け)、業界別紹介の資料、などが挙げられます。

特に留学生特化型のサービスとして、留学生活ヘルプデスクや、留学生向けの就活ノウハウホームページ、外国人留学生のための就職ハンドブック、留学生向け就活スケジュールなどを提供するキャリアセンターもあります。

5. Visit Japan

日本各地の大学等のある地域をご紹介します!9月号は、東京都千代田区神保町です。

東京都千代田区・神保町(じんぼうちょう)

駿河台(するがだい)方面から見る神保町

「神田神保町(かんだじんぼうちょう)」とも呼ばれる東京都千代田区の神保町は、古くから本の街、学生の街として知られてきました。特に、古書街(こしょがい)としての規模は、世界的に見ても最大級で、「ここで見つけることができない本はない」とまで言われています。そのほかにも、スポーツ用品店や登山用具店、楽器店などがたくさん並んでいます。神保町周辺はいつも学生を中心に賑わっています。都会の中心にある割に安い飲食店が多く、とりわけカレーライス店の競争がはげしい地域とも言われています。高台の「山の手(やまのて)」と呼ばれる地域に対して、海や川に近いという意味でいわゆる「下町(したまち)」という庶民が住む街で、細い路地が多い「路地裏(ろじうら)文化」の残る東京でも貴重な地域になっています。江戸時代(1800年代)には、下町の表通りから裏に入った小道のさらに奥の地域が路地裏と言われていました。庶民が借家に住む地域で、そこでは生活感あふれる文化が育っていました。

明治のころ(1880年代)、この地に学校の建設が続きました。それ以来、自然と学生街として発展してきました。卒業していく学生が下級生に使用済みの教科書をあげる習慣から、古書街が成長したといわれています。今でもたくさんの大学や専門学校、予備校などがあります。神保町から御茶ノ水(おちゃのみず)駅方面に坂を登ると、国立・私立の医科・歯科大学もあります。九段下(くだんした)駅方面に行けば千代田図書館、JR神田駅方面に行けば神田まちかど図書館と、公共施設も充実しています。

古書店

古書店は、教科書や研究領域だけではなく専門別にいろいろなお店がそろっています。たとえば、サブカルチャー専門店、洋書専門店、音楽専門店、乗り物専門店、漫画の専門店などがあります。こうした古書店はほとんどが北向きに建てられています。これは、日光で劣化しやすい古書が日に当たらないようにという配慮だそうです。年に1回、「神田古本まつり」が秋に行なわれ、青空古本市では100万冊の古本がバーゲン品として並びます。貴重な古書の展示即売会や本のオークションも人気です。

また、神保町には国立情報学研究所があります。情報学の基礎論から人工知能、ビッグデータ、IoT、情報セキュリティーなどの最先端テーマの研究が行われています。全大学の共同利用ができる研究所として、ひとつの大学では設置のむずかしい大型装置や大量データ、資料、分析法などを日本じゅうの研究者に無償で提供しています。

この地域の交通は、地下鉄の神保町駅が利用できます。国内主要都市への移動が便利な東京駅からは地下鉄を乗りついで約10分で着くことができます。また、主要路線のJR 線も近くにあります。ほかにも徒歩圏内にたくさんの地下鉄駅がある大変交通の便がよい地域です。学生街なので、東京でもどちらかといえば治安のよい地域ですが、東京の中心部にあるため、アパートの部屋をかりるための家賃は高い(1部屋(20~30平方メートル程度)構成で10万円以上)と言うことができるでしょう。

6. NIPPON Information

留学生向けの日本の情報を紹介するコーナーです!

暮らしの情報

さんまの塩焼き

サンマは、日本では「秋の味覚」の代表と呼ばれている魚です。細長く、大きいものは30センチメートルほどあり、口はくちばし状に尖っていて、背中は濃い青色、腹は銀色です。日本では1匹まるごと「塩焼き」にすることが多く、大根をすり下した「大根おろし」とともに、スダチやユズなどの柑橘系果物の絞り汁と醤油をかけて食べます。特に、秋にとれるサンマは脂が乗っていておいしく安いので、庶民の味としてよく食卓に上ります。

日本人でもサンマ好きな人は内臓ごと食べてしまいます。サンマは胃を持たないのでエサの消化時間が短く、独特の苦味はありますが、内臓ごと焼いて食べてもおいしいからです。また、塩焼き以外にも、刺し身や寿司など、いろいろな食べ方が増えています。もともと痛みやすい(腐りやすい)魚ですが、冷凍保存技術の進歩によってさまざまな料理ができるようになりました。サンマを食べる習慣は、もともと日本とロシアの極東地域だけでしたが、このごろは和食ブームなどで中国でも消費が増えています。

サンマを地域の特産品とするところは日本全国にあります。たとえば、北海道根室市(ほっかいどうねむろし)、東北地方では岩手県宮古市(いわてけんみやこし)や宮城県気仙沼市(みやぎけんけせんぬまし)、関東地方では千葉県銚子市(ちばけんちょうしし)、中部地方にも三重県熊野市(みえけんくまのし)などがあります。これは、日本の近くの太平洋を回遊するサンマに合わせて、8月から11月にかけてサンマ漁が行なわれ、その時期に安くて新鮮なサンマが手に入るためです。また、東京の目黒区(めぐろく)では有名なサンマ祭りが毎年秋に開かれます。目黒はサンマの産地ではありませんが、これは、江戸時代の目黒近くを舞台にした「目黒の秋刀魚(さんま)」という落語が元になったイベントです。

政府広報誌等

文化・スポーツ等を含む日本の広報資料の紹介です。

7. JASSO News

JASSOの奨学金情報、招へい情報、日本留学フェア、日本留学試験を紹介します!

2019年度日本留学フェア開催日程等

日本学生支援機構は、海外において、日本への留学を希望する高校生・大学生等のために「日本留学フェア」を開催いたします。また、他機関が主催するイベントや説明会へも参加・協力しています。

2019年度国内留学生会ネットワーク促進事業

JASSOは、日本国内で活動する同じ出身国・地域の留学生による団体(留学生会)のネットワーク促進を図るため、「2019年度国内留学生会ネットワーク促進事業」を開始しました。
応募にあたっては、申請前に以下に掲載の実施要項にて、申請要件や必要書類をご確認ください。

締切日時:2019年9月30日(月曜日)17時00分
この事業により、日本国内の留学生会の活動が活発になれば、と考えております。

「Student Guide to Japan」(日本留学ガイドブック)

日本への留学を考える皆さんに、まず読んでほしい冊子が「Student Guide to Japan」です。
日本の教育制度や奨学金、日本での生活情報に加え、留学経験談などを掲載しています。
JASSOのホームページでは、実際にその内容を読むことができますので、これから留学を考える方はもちろん、すでに日本国内で学び始めている方も、ぜひ一度ホームページでご覧ください。

JASSO留学生事業部及び海外事務所のFacebookページ

JASSO留学生事業部及び海外事務所ではFacebookでも留学イベントや奨学金情報、その他の日本留学の最新情報を積極的に発信しています。ぜひご覧ください!

日本留学試験(EJU)

日本学生支援機構の奨学金

ウェブマガジン『留学交流』

2019年9月号を9月10日に掲載いたします。是非お読みください。

帰国外国人留学生短期研究制度(外国人研究者招へい)

現在、自国において教育、学術研究又は行政の分野で活躍している帰国留学生に対し、我が国の大学で、当該大学の研究者と共に短期研究を行う機会を提供しています。

帰国外国人留学生研究指導事業

現在、自国の大学や学術研究機関で教育、研究活動に従事している帰国留学生に対し、我が国における留学時の指導教員を現地に派遣し、研究指導等を実施しています。

「外国人留学生のための就活ガイド」

外国人留学生が、日本で就職活動をするために必要な情報が満載のガイドブックです。就職活動の準備から、エントリー、採用試験、在留資格の変更等、活動の時期に応じて必要な情報をわかりやすく解説しています。

8. 編集部より

日本では「実りの秋」という言葉がよく使われますが、これはおもに日本人の主食であるお米のことを指して言っています。お米と呼ばれる実がなる稲が豊かに発育して、その実の重さで茎の先端にある穂がぶら下る姿を見て、日本人は「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂(いなほ)かな」とその姿をたたえました。稲のこの姿に人がどうあるべきかを例えて、「人も学問や徳が深まるほど謙虚になる」見本としました。逆に言えば、「心が狭く考えの浅い人ほど偉そうに振る舞うもの」という意味にも読み替えられます。

Japan Alumni eNews 編集部では、就職活動の体験談を教えていただける方をお待ちしています。また、留学生活の写真や、メルマガの感想もお待ちしています。次回の『Japan Alumni eNews』は10月10日配信です。お楽しみに。

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