Japan Alumni eNews Vol.129

Japan Alumni eNews Vol.129 2020年1月10日

1. Life in Japan by Photo

写真で見る日本の生活。留学生活・留学の思い出・日本の文化や歴史・旅先など、日本で体験した思い出の写真を募集しています。

日本の1月

1月号のLife in Japan by Photoは「日本の1月」をご紹介します。

お雑煮

お雑煮

初日の出

初日の出

成人式

成人式

おせち料理

おせち料理

2. Alumni News

留学生関連ニュースや体験談を紹介します!

留学生ニュース

NEWS1:2018年の在留資格変更許可数が過去最高を記録

出入国在留管理庁は、2018年に海外からの留学生が行った在留資格変更許可申請数と許可数が過去最高を記録したことを、2019年10月に発表しました。処理した申請数は30,924人(前年比2,998人増)で許可数は25,942人(前年比3,523人増)でした。許可率も83.9%と前年増となりました。国籍・地域別では1位が中国の10,886人、2位がベトナムの5,244人、3位がネパールの2,934人とアジア勢がトップを占めています。資格別の内訳では「技術・人文知識・国際業務」が24,188人と全体の93.2%を占め、高いスキルが要求される資格が変更先の中心となっています。具体的な就職先の職務内容は,おもに「翻訳・通訳」(9,884人)、「販売・営業」(5,615人),「海外業務」(3,753人)などと、コミュニケーションにかかわる職務が多いことがわかりました。

NEWS2:調理専門学校で学ぶ外国人留学生の選択肢が日本料理以外にも拡大

農林水産省は2019年11月、今まで日本料理店のみへの就労が許されていた、働きながら調理専門学校で技術を学ぶ外国人留学生の就労研修の範囲を広げる方針を明らかにしました。もともと、日本料理の海外普及を目的につくられた制度でしたが、日本料理以外の料理や製菓においても高い技術を教えている日本の調理専門学校への留学を希望する学生が多く、また、卒業後も日本で働きながら技術を高めたいとする留学生の希望に沿うように 改正しました。今後、留学生 は、日本料理の調理専門学校に限らず、さまざまな調理師養成施設や製菓衛生師養成施設で学びながら働くことができます。卒業後も、日本料理店以外の飲食店や製菓・製パン小売店、ホテル・旅館などの受け入れが可能になります。ただし、卒業後に働きながら技術を学べる期間は最長で5年となります。

日本留学体験談

カルナリサ デスミー ハリム

名前:カルナリサ デスミー ハリム
出身地:インドネシア
所属大学:関西大学
専攻:環境都市工学部 都市システム工学科 都市環境計画コース
日本留学期間:2015年4月~現在
日本語レベル:日本語能力試験N1

私は、小学校の頃から海外の大学に進学するという夢をずっと抱いていました。とは言っても、高校を卒業し、留学先が決められなかった状態でした。とりあえず、新しい言語を身につけたいという思いから、台湾に行き、中国語を学びました。そこで出会った日本人の留学生と仲良くなり、日本語の勉強もしたいと思い始めました。

両親に日本の大学に進学したいと言ったときに、言語の障壁という理由で反対されました。しかし、まちづくりを勉強したかったので、世界のトップレベルにある日本の土木技術に憧れ、自分の意志を強く伝え、両親の許可をもらい、2015年に来日しました。日本語に触れたことがなく、漢字どころか、ひらがなすら読めなかった私が勉強に専念し、来日してから1年後に日本語能力試験のN1が取れました。

2017年に関西大学の環境都市工学部都市システム工学科に進学しました。憧れた土木技術を直接学ぶことができます。関西大学は非常に大きい大学であり、人が多いです。そのおかげで、学生団体が多く、大学生活を充実させるためにしたいことが何でもできます。文化祭は11月初旬に行われ、4日間にかけて大学生や住民などが一緒に楽しみながら様々なイベントがあります。毎年の学園祭で、私はサークルのメンバーと一緒にパフォーマンスをしたり、店を出したりします。

来日して関西大学に進学し、大学生活が充実していることで、小学校から抱いていた夢がやっと叶ったと言えるでしょう。

帰国留学生会

帰国留学生対象事業紹介

横浜国立大学海外同窓会

横浜国立大学海外同窓会では、海外で活躍している卒業生の“絆(きずな)”を深め、ネットワークを広げるために海外同窓会の開催サポートやYNU(Yokohama National University)の情報発信を行っています。卒業生の出身国を中心に、世界26か所に同窓会拠点があり、国際戦略推進機構を中心に海外同窓会の活動を積極的に支援しています。

3. Academic News

奨学金、助成金、大学のユニークな取組などを紹介します!

大学紹介

日本の大学を紹介します。

キャンパス

【プロフィール】(2019年5月1日現在)
学校名:東海大学
湘南校舎:神奈川県平塚市北金目4-1-1
代々木校舎:東京都渋谷区富ヶ谷2-28-4
高輪校舎:東京都港区高輪2-3-23
清水校舎:静岡県静岡市清水区折戸3-20-1
伊勢原校舎:神奈川県伊勢原市下糟屋143
熊本校舎:熊本県熊本市東区渡鹿9-1-1
札幌校舎:北海道札幌市南区南沢5条1-1-1
在籍者数:学部生 28,279名(短期大学・医療技術短期大学含む)、大学院生1,780名
外国人留学生数:学部生882名、大学院生 109名、別科生 70名、研究生等 30名、協定留学生 42名

1. 大学の概要(歴史・理念等)

望星丸

東海大学は1942年に学園を創設。翌1943年静岡県清水市(当時)に、東海大学の前身である航空科学専門学校を開設したことに始まります。その後1946年に旧制大学令により東海大学が認可されました。当時の文部省に提出された大学認可申請書には、人文科学と自然科学の融合による確固たる歴史観、国家観、世界観を把握せしめるとあります。これが本学の「文理融合」の教育理念となっています。創立者松前重義が掲げたこの建学の理想、建学の精神に基づき、知識偏重教育を取らず幅広い視野と柔軟な発想力を持つ人材の育成を目指しています。教育・研究機関として人材、知識、技術、機能を有し、全国にキャンパスを展開する総合大学として常に教育改革を推進し、最新の研究に取り組むと共に、その成果の社会への還元に努めてまいります。

2. 特色ある学部・研究科の概要と特徴

中期研修受入

ライフスタイルが多様化し、かつてない複合的な社会課題が山積する現代において、「Quality of Life(人生の質)」は様々な領域で考慮される世界共通の価値観になっています。東海大学は19学部75学科の規模を誇る総合大学の力を結集し、横断的な研究体制と文理融合による教育の整備拡大を軸として、この大きなテーマに取り組んでいます。

3. 外国人留学生への支援の取り組み(住居・奨学金・学費減免等の生活支援)

ソーラーカー

本学では、学部に所属する留学生を対象として大学が選抜する大学独自の奨学金制度があります。また、学外の奨学金としては、国の予算で行っている日本学生支援機構の奨学金のほか、地方公共団体や一般団体が設けているものがあります。

4. 外国人留学生への支援の取り組み(その他就職・国際交流等)

【就職】
本学では、留学生に対して特別な就職支援を実施しています。例えば、「留学生対象就職ガイダンス」では日本の就職活動の現状やこれからやるべきことを説明し、就職活動に向けての準備が整うようサポートしています。また、夏休みに実施している「留学生対象インターンシップ」は、日本企業での就業体験を通じての職業理解、将来の方向付け、就職や就職活動に向けた動機付けを図る良い機会となります。 湘南校舎のキャリア就職課のオフィス内には「留学生コーナー」を設置し、就職情報を掲載する等、常に留学生向けの情報発信を行っている他、進路相談や履歴書の書き方、模擬面接を実施しています。

【国際交流】
湘南校舎では、年間を通して、文化活動、レクリエーション、交歓パーティーなどのイベントを実施しています。また、日本人学生や地域住民・学校・各種団体が企画した交流イベントも多数あります。これらの情報は、東海大学国際教育センターのfacebookで随時、発信していますので、興味のある人はチェックしてください。また、毎年10月に湘南校舎にて開催される「グローカルフェスタ」の一部である「国際フェア」は、世界各国から集まった留学生と日本人学生が交流を深め、国際性を育むことを目的に開催されるイベントです。展示、実演、パフォーマンスなど学生主体で趣向を凝らした多彩な企画で例年、20以上の国・地域の文化や生活を紹介しています。また、スピーチコンテスト(英語、日本語、6か国語)も開催され、日頃の学習成果を発表しさまざまなテーマについて考える機会となっています。

奨学金・助成金・招へい・賞等体験談

フラモフ ダレル

名前:フラモフ ダレル
出身地:ウズベキスタン
受けている奨学金の種類:文部科学省外国人留学生学習奨励費
所属:大原日本語学院
専攻:一般課程2年コース
学年:2年
日本留学期間:2018年4月~現在
日本語レベル:日本語能力試験N3

私は自然が好きで、子供の時からテレビで自然に関するいろいろな番組を見てきました。ある日、日本の温泉で泳いでいる猿をテレビで見て、今まで見たことがない映像だったので「日本は凄い」と思いました。それから、日本の自然や技術などについていろいろ調べ始めました。日本のことをよく知るようになると今度は「日本に勉強に行きたい」という気持ちが強くなりました。ウズベキスタンでも日本の技術レベルの高さは有名だったので、日本に行くことに決めました。

私がもらっている奨学金は文部科学省外国人留学生学習奨励費です。今年の始めくらいに、クラスの担任の先生から奨学金のことを聞きました。「頑張って勉強している学生が受けることができる」というので興味がわき、先生と相談した上で、学校が実施する面接を受けることにしました。面接の結果、今年の4月から奨学金を受けられるようになりました。奨学金を受けることで学費の一部を払えるので、両親に負担をかけている仕送りを軽くすることができます。奨学金を受けられることを両親も大変喜んでくれました。

奨学金の面接対策としては、先生から考えられる質問が書かれた紙をもらって、自分一人で練習しました。面接では、奨学金の使い道や、これからしたい勉強の内容、進学などについて質問されました。また、奨学金をもらう人は自分の能力を高めることで、ほかの学生たちのお手本になる必要があることがよくわかりました。そうして、一生懸命勉強をし続けて、日本語能力を高めようという気持ちが出てきました。

これから奨学金をもらおうと考えている人たちには、日本に来て勉強以外のこともたくさん体験してもらいたいと思っています。日本の良いところを見て、日本語を使って多くの人と話すことも大事です。奨学金をもらっていれば、学費負担を軽くできるし、その上でそうした体験をする余裕も出てきます。また、日本に来る前から日本語をたくさん勉強しておいたほうが良いと思います。私も、日本に来る前に8か月間、ウズベキスタンで日本語センターに通い日本語の勉強をしました。おかげで、来日したその年に、大原日本語学院のスピーチ大会で銅賞をもらうことができました。

将来は、専門学校でAIプログラミングとロボットテクノロジーを勉強したいと考えています。そして日本の会社に就職し、ウズベキスタンと日本の間を結ぶ担当として仕事をしたいです。これらの技術は現在もどんどん進化していますが、私もどんどん自分の知識や能力をつけていきたいと思っています。

シンポジウム紹介

2020年暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2020)

本シンポジウムは、暗号と情報セキュリティ技術に関する最新の研究成果を発表する場、および情報交換の場として、1984年以来毎年開催されているセキュリティ分野における日本最大規模のシンポジウムです。第37回となるSCIS2020は、高知県高知市で開催いたします。論文発表は、日本語もしくは英語で行うことができます。本シンポジウムに関する最新の情報は下記ウェブページをご参照ください。また、不明な点はisec-scis2020【@】mail.ieice.orgにお問い合わせください(メールを送る際は@の前後の【】を取ってご利用ください)。

日時:2020年1月28日(火曜日)~31日(金曜日)
場所:ザ・クラウンパレス新阪急高知(高知県高知市本町4-2-50)

学会紹介

日本語試験紹介

4. Business News

留学中、卒業後の皆さんへ、就職関連情報を提供します!

就職関連イベント情報

就職活動体験談

ハン サンモク

名前:ハン サンモク(韓 相牧)
出身地:韓国
出身校:慶應義塾大学 大学院理工学研究科
専攻:機械工学科 開放環境工学
日本留学期間:1997年4月~2007年3月
勤務先企業名:東芝、Hilti、HiKOKI(旧日立工機)
日本語レベル:旧日本語能力試験1級

僕が留学のため来日したのは、もう20年も前のことになります。当時、韓国ではアメリカ留学が主流だったのですが、地理的に近く、また小さい時からよく耳にした(お祖父さんが同じく日本の留学生でした)日本の文化に興味があり、日本の大学院への進学を決めました。

当時は、言葉の壁があるものの、同じ研究室の先生や先輩後輩たちからの助けもあり、無事学位を取得することができたかと思います。卒業と同時に、帰国するか日本で就職するかを悩みましたが、少しでも日本に恩返しができるならばと思い、日本での就職を決意しました。当時、僕の研究は様々な企業と連携をとっていましたが、自分の研究成果を活かせる会社を選び、東芝への入社を決めました。その後は、外資系会社への転職を経て、現職(旧日立工機)に至っています。就職活動において最も大事なことは、会社の看板より、自分が楽しめる、また、自分の価値が見出せる仕事を選ぶことではないかと思います。

いろんな企業との面談の際には、自分の長所と短所を率直に話し、互いに納得できる社風や業務内容を明確にすることが大事かと思います。当然のことですが、過剰なアピールや過大広告(?)は、内定をもらって仕事を始めたとしても、企業も自分もストレスになりかねない可能性があるからです。

これからも日本で仕事を続けていきたい僕としては、日本の企業のなかによりよい風を吹き込むことのできる、たくさんの留学生の後輩がチャレンジしていただくことを願っています。日本の企業に足りないダイバーシティも、留学生のみなさんが担う大事な役目だと強く思います。

就職情報コーナー

留学生向け就職活動支援サービス

日本の大学生が就職活動を行うときには、「就活サイト」などと呼ばれる、就職活動を支援するWebサイトを利用することが一般的です。就活サイトには、多くの会社の企業情報や新卒学生の採用に関する情報などが掲載されています。学生は、就活サイトを通じて新卒採用を行っている会社の情報を集めたり、会社説明会への参加申し込みやエントリーシートの提出などを行ったりします。

就活サイトにはいくつかの種類がありますが、それぞれを利用する際には登録が必要です。就活生はひとまず複数の就活サイトに登録しておくことで、たくさんの情報を集めます。日本の会社の新卒採用は、日本人学生と留学生を区別して募集する場合と区別しない場合とがあるので、留学生もまずは就活サイトに登録し、それから情報を集めることが大事です。

さらに、日本には留学生向けの就職活動支援サービスを行うWebサイトもいくつかあります。留学生向け就職活動支援サービスサイトでは、留学生を対象とした採用を行っている会社や、留学生を積極的に採用している会社などが求人情報を掲載しています。留学生に向けたサービスなので、母国語や国籍ごとに求人情報を検索することができます。また、先輩留学生のインタビュー記事や日本での就職活動について解説する記事を掲載しているサイトもあるので、日本での就職活動に関するさまざまな情報を知ることができます。

留学生向け就職活動支援サービスサイトにはいくつかの種類があるので、どれを利用すればよいのか悩むかもしれません。サイトの多くは無料で登録できるので、まずは登録してみて、求人情報の数や種類、あるいは掲載記事などをチェックしてから、使いやすいサイトを選んで利用するのが良いでしょう。

就活サイトや留学生向け就職活動支援サービスサイトを利用することで、日本での就職活動を効率的に進めることができます。ただし、会社によってはこれらのサイトではなく、自分たちのWebサイトに求人情報を掲載していることがあります。ですから、特に就職したい会社がある場合、あるいは就職したい業界が決まっている場合は、必ず会社のWebサイトも確認するようにしましょう。

5. Visit Japan

日本各地の大学などがある地域をご紹介します! 1月号は愛媛県松山市です。

留学生活と街

松山市の展望

松山市は、日本列島をつくる4つの大きな島のひとつである「四国」の北西に位置する街です。北東には山並みが広がり、南西は瀬戸内海に面しており、自然が豊かです。日本では「イヨカン」などの柑橘類の名産地として知られています。人口はおよそ50万人で、四国で最大級の都市です。松山市には7つの大学・短期大学があり、合わせて約17,000人の学生が通学しています。そのうちおよそ340人が海外からの留学生です。

松山市には3つの特徴があります。1つ目が、松山城の城下町として発展してきた歴史を持つこと。2つ目が、日本国内で有名な温泉である「道後温泉」がある温泉街であること。3つ目が、正岡子規や夏目漱石などの有名な文学者と深い関わりをもつ「文学の街」であることです。さらに、松山市は商業施設や文化施設、スポーツ施設、観光施設などが集中しているため、とても住みやすいという魅力もあります。市内には4つの鉄道路線が走るとともに、「松山市駅」を中心に路面電車とバスも多く走っているため、市内の移動がしやすい利点があります。また物価も安く、例えば1人暮らし向けの1Rや1Kの部屋の場合、家賃は3万円台から4万円台ほどとなっています。(2019年現在)

松山市の中でも、市街地の中心にある小高い山(城山)の北側は「城北エリア」と呼ばれており、特に学生数が多い3つの大学・短期大学がここにあります。そのため、城北エリアには学生向けのアパートやマンションも多く、たくさんの学生が生活する学生街となっています。若者向けに大盛りの食事を安い料金で提供してくれる飲食店もいくつかあるので、量をたくさん食べたい若者でも満足できる環境だといえるでしょう。

また、松山市では「松山国際交流協会(※)」という組織が、留学生などの海外から来た住民と地域住民との交流事業などを行なっています。中でも、「My Matsuyama Family」という交流プログラムでは、プログラムに登録している各家庭が、自分たちで留学生との触れ合い方法を考えます。日本の家庭生活の体験や、地域行事や学校行事の体験、あるいはお正月やお祭りなどの日本の伝統行事の体験など、留学生が楽しめるように各家庭が工夫しています。ほかにも松山国際交流協会は、松山市の観光名所をまわるツアーイベントや、外国から来た住民向けの法律相談会などのイベントも開催しています。

6. NIPPON Information

日本の情報を紹介するコーナーです!

暮らしの情報

日本でのゴミの捨て方

日本は、ゴミの捨て方のルールがとても厳しい国です。例えばゴミを「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」などの種類に分ける(「分別(ぶんべつ)」といいます)ことや、空きかんや空きびんは洗ってから捨てることなど、さまざまなルールがあります。また、曜日によって捨てることのできるゴミの種類が決まっていることも特徴的です。なぜ、日本のゴミの捨て方のルールは厳しいのでしょうか?

まず、日本でゴミを捨てる際に「分別」を行うのは、まだ使える資源を再活用し、ゴミの量を減らすためです。日本は国土が狭いために、ゴミを埋め立てる「最終処分場」が受け入れることができる量に限りがあり、およそ20年後には満杯になってしまうと言われています。そのため、できるだけゴミの量を減らすために、ゴミの分別のルールが厳しくなっているのです。また、ゴミを捨てることのできる場所や曜日が決まっているのは、ゴミが長時間放置されることで不潔にならないようにするためです。規律を厳しく守ろうとする日本人の国民性も、ゴミの捨て方のルールの厳しさに影響していると考えられます。

留学生などが初めて日本で生活をするとき、ゴミの捨て方のルールの厳しさに戸惑ってしまうことも多いでしょう。ここからは、ゴミの捨て方についてポイントを押さえながら解説していきます。なお、ゴミの捨て方のルールは地域によって異なるので、自治体のWebサイトやパンフレットなどを必ず確認してください。

まず、日本でゴミを捨てる時には、「ゴミの種類」が何かを確認するようにしましょう。地域によって少し異なりますが、基本的には以下のように「ゴミの種類」が決まっています。

・燃えるゴミ:紙くず、布類、魚・野菜などの生ごみなど
・燃えないゴミ:金属、ガラス、刃物、ゴムなど
・プラスチックゴミ:ビニール袋、食品トレイ、ペットボトルのラベルなどのフィルムなど
・資源ゴミ:ビン、カン、ペットボトル、新聞紙等の古紙類など
・粗大ゴミ:家具、電化製品、自転車などの大きなもの

次に、日本では「ゴミの種類」ごとに捨てられる曜日が決まっていることが多いので、自分が住んでいる地域のルールを確認しましょう。

また、日本はゴミを捨てる場所も市町村ごとに決まっています。自宅の前に置いておく場合や、街の中にあるゴミ集積所(しゅうせきじょ)に持っていく場合などがありますが、アパートなどの集合住宅は、敷地内に集積所があることも多いので、管理人さんに聞いてみましょう。

さらに、日本ではゴミ袋についてもルールがあります。中身の見える透明な袋に入れなければいけない場合や、自治体が指定する専用のゴミ袋を買ってそれに入れなければいけない場合など、これも市町村によって異なります。間違ったゴミ袋に入っているゴミは持っていってもらえないので、必ず捨てる前に確認してください。

ゴミの捨て方については、市町村の役所から各家庭にパンフレットが配布されることが多いです。しかし、パンフレットは日本語でしか書かれていないことも多いので、困ったときは役所のWebサイトで調べてみるか直接問い合わせてみましょう。

教えて日本

文化や技術、人々の生活に関することなど、日本に関するトピックスを紹介します。1月号は、日本のプロスポーツについて解説します。

日本のプロスポーツ

日本のプロスポーツ
昨年、日本ではラグビーのワールドカップが開催され、大いに盛り上がりました。日本代表チームの活躍により日本でのラグビー人気も一気に高まり、ラグビーのプロリーグを作ろうという動きまで出ています。そうした中、日本にはすでにさまざまな人気のプロスポーツが存在しています。日本で伝統のプロスポーツといえる相撲は、いまだに根強い人気を誇っています。また、観戦者数が多いスポーツの代表は野球とサッカーです。今回は、このような日本の代表的なプロスポーツである相撲と野球、サッカーについて、その特徴や観戦の仕方についてご紹介します。

まず、日本で最も古いプロスポーツと言われている相撲は、17世紀ごろに始まったとされています。現在、プロスポーツとして開催されている相撲は「大相撲(おおずもう)」と呼ばれており、外国出身の力士(※)も多く活躍しています。大相撲のメインイベントは、毎年1月から隔月で開催される「本場所」という大会です。本場所はたくさんの観客が訪れるほか、テレビで放送されることも多く、日本人の日常的な楽しみのひとつになっています。大相撲の観戦チケットは、公式Webサイトやチケットサイトで事前販売されるほか、会場で当日券を買うこともできます。

※力士:大相撲に参加する選手のこと

次に、日本で最も観戦者数が多いプロスポーツは野球です。毎年2,000万人以上の人々がスタジアムで観戦しています。日本で初めてプロ野球チームが誕生したのは、今からおよそ100年前の1920年のこと。それ以来、野球は日本人にとって日常的に楽しむスポーツとなり、プロ野球選手は多くの子どもたちが憧れる職業のひとつになりました。現在、日本には12個のプロ野球チームがあり、毎年3月下旬から10月下旬にかけて試合が行われます。プロ野球は試合数が多く、平日でも開催されています。プロ野球をスタジアムで観戦するためには、チケットをインターネットのチケット販売サイトで事前購入するか、スタジアムで購入します。

1991年にスタートしたプロサッカーも、日本で人気のプロスポーツです。観戦者数は年間約1,000万人。海外の有名選手も多く活躍しています。日本のプロサッカーリーグの開催期間はプロ野球より少し長く、2月下旬から11月下旬にかけて試合が行われています。プロ野球とはちがい、試合はほとんどが土曜日、日曜日に開かれています。観戦チケットは、プロ野球と同様にチケット販売サイトかスタジアムで購入できます。プロ野球と比べてチーム数が多いために、チケットがとりやすく、気軽に楽しみやすいプロスポーツだといえます。

これ以外にも日本では、ゴルフやテニス、ボウリング、ボクシング・プロレスなどの格闘技、モータースポーツなど、多くのプロスポーツがあります。バスケットボールや卓球など、最近始まったばかりのプロリーグもあります。プロスポーツはテレビやインターネットで中継されることも多く、都市部では実際の観戦も気軽にできます。あなたも、好きなスポーツで好きなチームを見つけて応援してみませんか。

政府広報誌等

文化・スポーツ等を含む日本の広報資料の紹介です。

7. JASSO News

JASSOの奨学金情報、招へい情報、日本留学フェア、日本留学試験を紹介します!

2019年度日本留学フェア開催日程等

日本学生支援機構は、海外において、日本への留学を希望する高校生・大学生等のために「日本留学フェア」を開催いたします。また、他機関が主催するイベントや説明会へも参加・協力しています。

「Student Guide to Japan」(日本留学ガイドブック)

日本への留学を考える皆さんに、まず読んでほしい冊子が「Student Guide to Japan」です。
日本の教育制度や奨学金、日本での生活情報に加え、留学経験談などを掲載しています。
JASSOのホームページでは、実際にその内容を読むことができますので、これから留学を考える方はもちろん、すでに日本国内で学び始めている方も、ぜひ一度ホームページでご覧ください。

JASSO留学生事業部及び海外事務所のFacebookページ

JASSO留学生事業部及び海外事務所ではFacebookでも留学イベントや奨学金情報、その他の日本留学の最新情報を積極的に発信しています。ぜひご覧ください!

日本留学試験(EJU)

日本学生支援機構の奨学金

ウェブマガジン『留学交流』

2020年1月号を1月10日に掲載いたします。是非お読みください。

帰国外国人留学生短期研究制度(外国人研究者招へい)

現在、自国において教育、学術研究又は行政の分野で活躍している帰国留学生に対し、我が国の大学で、当該大学の研究者と共に短期研究を行う機会を提供しています。

帰国外国人留学生研究指導事業

現在、自国の大学や学術研究機関で教育、研究活動に従事している帰国留学生に対し、我が国における留学時の指導教員を現地に派遣し、研究指導等を実施しています。

「外国人留学生のための就活ガイド」

就活ガイド2021

外国人留学生が、日本で就職活動をするために必要な情報が満載のガイドブックです。就職活動の準備から、エントリー、採用試験、在留資格の変更等、活動の時期に応じて必要な情報をわかりやすく解説しています。

8. 編集部より

読者の皆さま、あけましておめでとうございます。今年もJapan Alumni eNewsをよろしくお願いいたします。
今年はいよいよ日本でオリンピックが開催されます。前回、日本でオリンピックが開かれたのは1964年ですから、それから56年もの年月が経っていることになります。1964年と言えば、鉄道であれば、東京モノレール羽田線と東海道新幹線が開業しています。また、コンピュータでは、アメリカのIBM社が、その後「メインフレーム」と呼ばれる大型計算機の世界で標準を作る「System/360」を発売し、今ではどんなパソコンにも入っているOS(Operating System)が初めて商用販売されました。家電ではカラーテレビがようやく世に出始めましたが、まだ白黒テレビ全盛の時代で、オリンピックをきっかけに普及率が一気に90%を超えました。2020年、リニア新幹線の実用化が目前になり、コンピュータ技術ではAIが人の考える能力を超えようとしています。テレビもハイビジョンから4K、8Kという高解像度化が進み、薄型テレビが当たり前になっています。こう考えていくと、56年後の2076年にはどんな世界が広がっているか想像することさえ難しく感じられますが、希望にあふれる未来がやってくることを期待したいと思います。

Japan Alumni eNews 編集部では、就職活動の体験談を教えていただける方をお待ちしています。また、留学生活の写真や、メルマガの感想もお待ちしています。次回の『Japan Alumni eNews』は2020年2月10日配信です。お楽しみに。

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