Japan Alumni eNews Vol.130

Japan Alumni eNews Vol.130 2020年2月10日

1. Life in Japan by Photo

写真で見る日本の生活。留学生活・留学の思い出・日本の文化や歴史・旅先など、日本で体験した思い出の写真を募集しています。

日本の2月

2月号のLife in Japan by Photoは「日本の2月」をご紹介します。

節分

節分

菜の花

菜の花

バレンタインデー

バレンタインデー

ふぐ料理

ふぐ料理

2. Alumni News

留学生関連ニュースや体験談を紹介します!

留学生ニュース

NEWS1:「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」48件が決定

文部科学省は、2019年度の「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」の選定について、採択が決定されたプログラムを2019年12月に公表しました。この事業は、大学の優れた留学生受け入れプログラムに対して、文部科学省が国費外国人留学生制度を利用して支援するものです。これにより大学は優秀な留学生を受け入れる仕組みを作ることができるようになります。公募は2019年7月から開始され、54大学より62件の申請がありました。文部科学省の専門部会における書面審査とヒアリングを経て、同年11月に48件(大学院47件、学部1件)のプログラムを採択しました。

NEWS2:「長く一企業で勤めたい」日本での就職を目指す外国人留学生の半数が希望

日本での就職を目指す理工系の外国人留学生は 、1つの企業にできるだけ長く勤めることを望み、日本の文化を理解していることが強みと考えていることが、外国人留学生就職情報サイトの登録者217人に対して2019年9月から11月にかけて行ったアンケートの結果、明らかになりました。回答者の47%とほぼ半数が「1つの企業でできるだけ長く勤めたい」と回答し、長く勤めたい職場の条件 に約半数(47.5%)の回答者が「昇給・昇進の基準が明確」を挙げました。また、日本人に比べた強みとして62.7%が「母国と日本それぞれの文化・慣習を理解している」と答えました。ただし、回答者の76%が日本語能力試験N1、N2レベルにもかかわらず、日本の就職について不安なことに「敬語など日本語に自信がない」を挙げています。(外国人留学生に対するアンケートは株式会社オリジネーターが実施)

日本留学体験談

アリザデコラガ セイデメラサ

名前:アリザデコラガ セイデメラサ
出身地:イラン
所属大学:大阪大学
専攻:情報科学研究科情報システム工学 博士後期課程
日本留学期間:2014年10月~2019年3月
日本語レベル:日本語能力試験N2

私は2016年度に国費留学生として、大阪大学大学院情報科学研究科の博士後期課程に入学しました。そこでは3年間、コンピュータ支援言語学習に関する研究に取り組みました。具体的には、大学生の実践的な英語能力の向上を目標としたブレンド型(対面とオンライン)コースのデザイン・開発・実施・評価の手法で研究を進めました。その成果は、多くの国内学会や国際会議で研究発表をすることで、他研究者のコメントやフィードバックを受け、さらに研究を深化させてジャーナル論文として掲載しました。

母国のイランでは博士前期課程で英語教育を専攻していました。その中で次第にICTを活用した言語学習支援に興味を持ち、英語が第二言語となる環境で、英語教育に関する研究をしたいという想いを強く持ち、日本で研究する進路を選択しました。

私が所属していた研究室はAR(Augmented Reality)やVR (Virtual Reality)を対象にした技術開発の研究がメインであり、教育をテーマにしていた先輩や後輩がほとんどいませんでした。しかし留学生が多く、様々な日本文化体験、研究室旅行や歓送迎会などの楽しい行事があり、研究の励ましももらいました。

日本における大学院生としての生活は研究や実験などで忙しいと思いますが、面白い経験や新たな学びが多くあり、とても豊かな生活です。今後大学院への入学を予定している皆さまは、日本での貴重な留学機会を活かして、学術的な成長だけではなく個人的な成長もますます深めていただきたいと思います。

帰国留学生会

帰国留学生対象事業紹介

福岡帰国留学生交流会

福岡地区の市民の任意団体であり、かつて福岡地域に留学し、それぞれの国に帰国した元留学生の母国を訪ねて、相互理解と親睦を深め、留学の成果の補完と受け入れ体制の改善、留学生と市民の交流を推進する活動をしています。

1991年以来、27回にわたり、12の国や地域を訪問して元留学生との交流会を続けています。最近進めている元留学生の組織化促進の支援としては、スリランカ、中国・西安、台湾・台中で福岡留学生会結成の手伝いをして、訪問時に元留学生会の発足会を行いました。

3. Academic News

奨学金、助成金、大学のユニークな取組などを紹介します!

大学紹介

日本の大学・大学院や、学部・研究科などを紹介します。

キャンパス写真

【プロフィール】(2019年11月1日現在)
研究科名:東京大学大学院 新領域創成科学研究科
住所:千葉県柏市柏の葉5-1-5(東京大学柏キャンパス)
在籍者数:1,544名
外国人留学生数:518名

1. 研究科の歴史・理念

日本語教室

新領域創成科学研究科は、学際性をさらに推し進めた「学融合」という概念で新しい学問領域を創出することを目指して1998年に設置されました。ナノ、物質・材料、エネルギー、情報、複雑系、生命、医療、環境、国際協力など、伝統的な学問体系では扱いきれなくなった分野横断的な重要課題に取り組むために、各分野をリードする意欲的な教員が集結しています。組織の壁を取り払った自由でオープンな研究教育環境の中で多様なメンバーが密に交流・協力し、人類が直面する新しい課題に挑戦していくことが研究科の基本理念です。

2. 研究科の概要と特徴

シンポジウム学生セッション

新領域創成科学研究科は、基盤科学研究系、生命科学研究系、環境学研究系に属する11専攻と、全系にまたがるサステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム、特徴のある2つの研究センターから構成されており、学生の教育においては、幅広い教養と深い専門性を併せ持つ人材を育成するために、数々の横断的教育プログラムを実践しています。柏キャンパス内の各研究所と連携した深くかつ幅広い専門教育とともに、社会のリーダーとなるための知力と体力を高めるプログラムや付属施設の充実にも力を入れています。

3. 外国人留学生への支援の取り組み(住居・奨学金・学費減免等の生活支援)

小学校での交流

新領域創成科学研究科は全学生数に対する留学生の占める割合は3割を超えています。夏には、短期の研究インターンシッププログラムが複数開催されるため、参加する海外からの学生も増え柏キャンパスは国際色豊かになります。留学生や外国人研究者の生活支援の一環として、日本語教室の運営、日本文化紹介ツアーの実施、また民間の住宅を借り上げ、国籍問わず申請可能な住環境を提供しています。新領域創成科学研究科への入学を希望する外国籍の方を対象にした奨学金プログラムの充実にも力を入れています。

4. 外国人留学生への支援の取り組み(その他就職・国際交流等)

留学生への支援は、大学で定める基本的な支援制度と部局独自の取り組みがあります。新領域創成科学研究科独自の支援で、前項でご紹介した内容以外に特徴的なものは、留学生が地域で活躍する場を提供すべく、研究科が地域連携活動を積極的に行っていることです。柏キャンパスは、スマートシティとして世界中から注目を集める柏の葉エリアにあり、このエリアをフィールドとした研究も行われています。また地域の小学校や高校に留学生を派遣し国際交流することにより、留学生は地域との関係性をより深めることができます。

奨学金・助成金・招へい・賞等募集情報

M&A フォーラム

事業名
第14回M&Aフォーラム賞
1. 概要:
M&Aフォーラムは、わが国のM&Aの普及・啓発、人材や市場の育成を目的とした活動を展開しております。M&Aフォーラムでは、この活動の一環としてM&Aに関する法律・経済・経営・会計・税務・社会・文化等さまざまな観点からの優れた著作、研究論文を表彰する「M&Aフォーラム賞」を設けております。皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
2. テーマと条件:
・M&Aに関わる著書、研究論文(M&Aと法律・経済・経営・会計・税務・社会・文化等との関係について論じたもの)で、理論的・実証的・実務的な分析を論じたものとします。
・日本語で書かれたもので、原則として2019年4月から2020年3月までに発表された著書、論文で、経済専門誌、総合雑誌、各種機関誌等に掲載された論文も可とします。また、大学院、大学、各種専門学校を含めた学生の方々につきましては、修士論文、博士論文、卒業論文も対象に加えます。(外国人留学生の応募も可能)
・対象となる著書および論文いずれも、執筆者ご自身の応募による作品に限定いたします。
3. 提出方法:
・「7. お問い合わせ先」に記載のURLにアクセスし、(1)所定の応募申込用紙にご記入のうえ、(2)作品要旨(1,000字程度、様式自由)もあわせてE-mailにてmaprize【@】maforum.jp へ送付ください(メールを送る際は@の前後の【】を取ってご利用ください。その際はPDF形式でお送りください)。(3)応募作品(2部)をご用意いただき、E-mailでお送りいただいた応募申込用紙と作品要旨を添付の上、「7. お問い合わせ先」に記載の宛先までご郵送ください。
・応募された作品は返却できませんので、あらかじめご了承ください。
4. 応募締切:
2020年4月30日(木曜日)(当日の消印有効)
5. 審査・発表・表彰:
・応募著書、応募論文は、M&Aに関するさまざまな分野の主導的な研究者や実務者の第一人者で構成される選考委員会で審査を行います。
・入選者には2020年9月上旬を目途に本人宛に通知するとともに、M&Aフォーラムのホームページにて発表を行います(通知は入選者のみに行います)。
・入選者の表彰および賞の贈呈は2020年10月上旬を予定しております。
6. 賞金:
・M&Aフォーラム賞正賞「RECOF賞」1篇 賞状・副賞50万円
・M&Aフォーラム賞奨励賞「RECOF奨励賞」1篇 賞状・副賞10万円
・M&Aフォーラム 選考委員会特別賞「RECOF特別賞」(社会人を含む学生対象)1篇 賞状・副賞10万円
7. お問い合わせ先:
〒102-0083東京都千代田区4-1-1 麹町ダイヤモンドビル9F
株式会社レコフデータ 「M&Aフォーラム賞」係
TEL:03-3221-4942

シンポジウム紹介

総合工学シンポジウム2020 -文理の協創によって社会的課題に立ち向かう-

学術分野の連携の中で「文理の協創」に着目し、第1部では総合化アプローチ、アートの発想、倫理的、法的、社会的課題(ELSI)と参加型テクノロジー・アセスメント、AIと社会の講演を行い、第2部では、自動運転およびスマートシティでの取組事例を紹介します。第3部では、今後の展開・課題について、参加型の討議を行う予定です。

日時:2020年3月12日(木曜日)13時~18時
場所:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)

学会紹介

日本語試験紹介

4. Business News

留学中、卒業後の皆さんへ、就職関連情報を提供します!

就職関連イベント情報

就職活動体験談

渡邉 睿雅

名前:渡邉 睿雅(ズエガ)
出身地:台湾
出身校:早稲田大学
専攻:別科(日本語教育プログラム)
日本留学期間:2013年4月~2014年3月
勤務先企業名:凸版印刷
日本語レベル:日本語能力試験N1

私が日本を留学先に決めたのは、父方母方両方の祖父母とも日本語が話せ、特に母方の祖父には日本の知り合いが多く、実家の仕事も多少日本の商品と関わることがあったので、日本語に興味を持ったことがきっかけでした。日本に留学する前に、知り合いの人から、ひらがなや基本的な文法を教えてもらいました。本格的な日本語の勉強は、日本に来てから始めました。日本語を勉強して、あらためて日本語の深さを感じ、留学が終わって帰国してしまうと、せっかく一生懸命学んだ言葉を忘れてしまうと思い、頑張って日本で就職しようと思いました。

就職活動で一番大変だったのは、日本語を使って自分のことを相手に伝えることでした。文化の違いによって、こちらが「良い」と思うことでも日本人にとっては「違う」と思われることがよくありました。また、書くことが不得意だったので、書類審査の対策として、日本の方や学校の先生に見ていただいて指導してもらいました。

就職活動で印象深かったことは、ある会社の面接で遅刻したことです。事前の準備もしっかり済ませ、早めに家を出たにもかかわらず、事故があって電車が大幅に遅れてしまいました。遅れるとわかったときに人事の方に急いで連絡を取り、謝って遅れることを伝えました。それでもできる限り急いで会社まで行ったところ、優しい人事の方がちゃんと待っていてくれました。それ以来、面接などでは不測の事態に対応できるように余裕を持って出かけることを心がけ、また、諦めずに頑張ることも大切だと思うようになりました。

これから日本で就職しようと考えている海外の人には、本当に自分のやりたいことを思い切ってやっていただきたいと願っています。そして、諦めないことが大事です。文化の違いを乗り越えるのは大変ですが、それも勉強の一つと考えましょう。国際社会ではいろいろな人がそれぞれ違う考え方を持っているので、自分の思っていることを勇気を出して言ってみるのがいいと思います。私は日本に来る前にカナダにも留学していたので、中国語、英語、日本語の3か国語を使えることが強みです。仕事上、海外の企業と関わる機会が多いので、身につけた語学力を活かせています。来年、東京オリンピックで日本は今よりもっとグローバル化します。私自身は、4つめの外国語を目指して語学力を更に高めたいと思います。また、今年は出産をして、現在、育児に奮闘中ですが、仕事と子育てを両立させながらこれからも頑張っていきたいと思います。

就職情報コーナー

企業説明会

2021年春に卒業する大学生の就職活動は、2020年の3月から本格的にスタートします。企業は、採用選考に関する情報を公開し、採用選考を受けるためのエントリー受付を開始します。さらに、学生向けの「企業説明会」も開催します。企業説明会では、「どのような特徴をもつ企業なのか」「どのような事業を行なっているのか」「今後はどのように事業展開する予定なのか」などといった企業に関する説明のほか、採用選考に関する説明も行なわれます。自分が興味のある企業の企業説明会には積極的に参加し、情報を集めることが重要です。

企業説明会には3つの種類があります。1つめが、複数の企業が参加する説明会。2つめが、企業が自社で行なう説明会。そして3つめが、企業の社員が大学を訪れて開催する説明会です。

1つめの複数の企業が集まる説明会は「合同説明会」と呼ばれ、就活サイトの運営会社などが開催します。合同説明会では、たくさんある企業の中から、興味のある企業の説明会を選んで参加できます。また、同じ会場内で就職活動に関するセミナーが開催されることもあります。合同説明会に参加するにはほとんどの場合事前予約が必要なので、就活サイトなどを早めに確認しておきましょう。

2つめの企業が自社で行なう説明会は、合同説明会よりも長い時間をかけて開催されることが多く、その分、企業に関する説明や採用選考に関する説明を詳しく聞くことができます。中には、説明会に参加することが採用選考に参加する最初のステップになる企業もあります。ですから、応募したい企業の説明会には必ず参加するようにしましょう。参加申込は、就活サイトから行なう場合と、企業のWebサイトから行なう場合があるので、この時期には両方のサイトをくり返しチェックしておきましょう。

3つめの企業の社員が大学を訪れて開催する説明会は、「学内説明会」などと呼ばれます。学内説明会は、他の種類の企業説明会とは異なり、企業に勤める大学の先輩と交流できる場合もあります。企業の雰囲気や事業内容に関する深い話を聞ける機会なので、こちらも積極的に参加して先輩とコミュニケーションをとりましょう。学内説明会の情報は、大学の情報ポータルサイトやWebサイト、キャリアセンター(キャリア支援課、就職課等)などで確認できます。

3月に入ると、企業は続々と企業説明会に関する情報を公開します。企業説明会には定員があることも多いので、2月のうちから、就活サイトや企業のWebサイトの情報をこまめにチェックする習慣を身につけて、乗り遅れないようにしましょう。

5. Visit Japan

日本各地の大学などがある地域をご紹介します! 2月号は北海道札幌市です。

留学生活と街

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)

札幌市は、日本列島の北端にある北海道という大きな島の西部に位置する大都市です。人口はおよそ197万人で、東京都、神奈川県横浜市、大阪府大阪市、愛知県名古屋市に次ぐ日本で5番めの都市になります。札幌市は、日本で一番北にある北海道のなかでは、比較的寒さが厳しくなく雪の積もる量も少ない、住みやすい都市と呼ばれています。

札幌市の特徴は、日本国内でも有数の観光都市であることです。西部と南部は豊かな山地に囲まれ、北部には日本海に面する石狩湾を控え、東部は北海道らしい平野が広がる自然豊かな環境と、建造して100年以上経つ歴史的な建物、海山(うみやま)の美味しい食べ物など、札幌市にはたくさんの魅力があり、1年間におよそ1,500万人の観光客が訪れます。特に2月に開催される「さっぽろ雪まつり」は日本国内でも有名なイベントであり、毎年200万人を超える人が来場します。

札幌市には、合わせて24校もの大学・短期大学があり、およそ5万人の学生が学校に通っています。そのうち2,500人近くが海外からの留学生です。留学生は、札幌市が運営する留学生向けの宿舎「札幌留学生交流センター」や、各大学が運営する留学生宿舎、もしくは民間のアパートで生活しています。札幌市は、他の大きな都市と比べて家賃が安いという特徴があり、1人暮らし向けの1Rや1Kの部屋の場合、3万円台から4万円台で借りることができます(2019年現在)。また、市内中心部では地下街や地下鉄が発達し、冬の寒い時期でもおもてに出ずに移動できる便利さがあります。冬期以外なら、「ポロクル」というシェアサイクルサービスもあり、大都市ながらコンパクトなエリアにまとまった市街地の便利な足として利用できます。

札幌市の中でも、特に北区エリアには大学・短大のキャンパスが多くあるため、学生街として栄えています。スーパーマーケットのほか、コンビニエンスストアやカフェ、飲食店も多いので、生活しやすいエリアです。北区にはアパートやマンションなどを含む住宅街が広がり、オフィスや官庁が集中する市の中心部に比べて落ち着いて生活できるメリットがあります。一方で、中心部にある北海道庁や札幌市役所などの行政機関、各国の領事館には地下鉄やバスにより比較的短時間で行けるため、留学生がさまざまな手続きをするのに困ることはありません。

札幌市では公益財団法人「札幌国際プラザ」が国際交流・国際理解促進や外国籍市民の生活向上のための支援事業を行なっており、札幌市に関する情報や、暮らしの情報、医療情報、イベント情報、防災情報などをメールで配信するほか、無料で弁護士などに話ができる相談会も開催しています。また「札幌国際プラザ」の札幌留学生交流センターでは、日本の文化を体験できる教室やイベントを開催しています。

6. NIPPON Information

日本の情報を紹介するコーナーです!

暮らしの情報

マイナンバーカードと通知カード

日本では2016年から「マイナンバー制度」の運用が始まりました。マイナンバー制度とは、日本の住民ひとりひとりに「マイナンバー」と呼ばれる番号を与える制度のことです。マイナンバーは、給与所得に関する納税や住民向けサービスの手続きに利用されたりします。そして、このマイナンバーは、日本に一定以上滞在する外国人にも与えられます。留学などで訪日する際には、マイナンバー制度に関して知識を身につけておくことが大切です。そこで今回は、日本のマイナンバー制度の仕組みや使う場面などについて解説します。

まず、外国人が日本入国後にマイナンバーが与えられる仕組みについて説明します。外国人が日本に入国し、日本に90日以上滞在する場合には「住民登録」をする必要があります。日本で生活する住居地(住所)を決めてから14日以内に市区町村役場に行き、住民登録の手続きをします。住民登録ができたら、後日マイナンバーが書かれている「通知カード」が郵送されてきます。通知カードに書かれている12ケタの番号が、あなただけに与えられたマイナンバーです。在留カードとは異なり、通知カードは常に持っている必要はありません。ただし、なくしたり、他の人に渡したりしないように、大事に保管してください。

次に、日本でマイナンバーを使う場面について説明します。日本でアルバイトをするときには、基本的には勤務先にマイナンバーを提出する必要があります。アルバイト先からマイナンバーを教えるように指示があったら、通知カードを持って行きましょう。ほかにも、銀行口座をつくるときに、マイナンバーを記入することを求められることがあります。

また、希望をする人は、「マイナンバーカード」というプラスチック製のカードをつくることができます。マイナンバーカードは、身分証明書として利用できます。また、住民票などをコンビニエンスストアで発行できるなどのメリットもあります。マイナンバーカードがほしい場合は、通知カードについてくる「個人番号カード交付申請書」を使って申請します。オンラインで申請することもできます。

教えて日本

文化や技術、人々の生活に関することなど、日本に関するトピックスを紹介します。2月号は、日本の産学連携の仕組みについて解説します。

日本の産学連携

日本の産学連携
民間企業と大学が連携して研究などを行なう「産学連携」は、その国の技術力や科学力を発展させるとともに、アカデミックな世界の力を産業活動に応用していくための重要な取り組みです。大学の研究者や学生が民間企業との産学連携プロジェクトに参加することで、高度で実践的な研究や製品開発が可能になり、民間企業と大学の両方がメリットを受けることができるようになります。留学生にも産学連携プロジェクトに参加したり、成果を学習できたりする可能性があり、留学する国や大学を選ぶときの判断材料のひとつになるでしょう。そこで今回は、日本の産学連携の仕組みと具体的ないくつかの取り組みについてご紹介します。

日本で産学連携の仕組みができたのは、1983年のことでした。この年、初めて国立大学と民間企業などの共同研究制度ができました。21校の大学が合計66人の民間研究員を受け入れ、56件の共同研究が行なわれました。その後、1998年には、大学から民間企業へ技術を移転する仕組みが成立。2000年には、民間企業が大学施設を無償で使用できる仕組みができました。さらに2013年には、国立大学がベンチャーキャピタルなどへ出資することが可能になりました。これらの取り組みの結果、2017年度の産学連携による共同研究の件数は25,000件を突破しました。

現在、日本ではさまざまな分野で産学連携の取り組みが行なわれています。以下にその具体例をいくつか示します。

(1)がん検査装置の開発
放射線医学総合研究所、京都大学、株式会社島津製作所が共同研究を行ない開発した乳がん検査装置「Elmammo(エルマンモ)」。この開発プロジェクトでは、放射線医学総合研究所と島津製作所がおもに技術開発を行ない、京都大学が臨床研究を行ないました。

(2)自動製品認識レジスターの商品化
兵庫県立大学とブレイン株式会社は、画像の認識技術と人工知能技術を活用して、パンの種類を瞬時に見分ける技術を開発しました。これにより、世界で初めて、自動でパンの種類を見分けて値段の計算を行なえるレジシステムを商品化しています。

(3)スポーツ用品や子供向け運動プログラムの開発
早稲田大学と株式会社アシックスは、2016年より産学連携の取り組みを始めました。ここでは、スポーツ用品の開発や、子供向け運動プログラムの開発などの共同研究が行なわれています。そのほか、学生がアシックスの事業に関する調査研究を行なったり、インターンシップに参加したりするなどの機会が設けられています。

(4)産学連携の研究拠点や研究開発協定
2020年春には、株式会社博報堂が人工知能や都市開発の研究拠点を開設します。ここでは、大学教授などをスタッフとして招くほか、学生も研究に参加できるかたちで、産学連携の仕組みが作られる予定です。ソフトバンク株式会社と東京大学も、人工知能の研究と開発を行なうための産学連携協定を結びました。

政府広報誌等

文化・スポーツ等を含む日本の広報資料の紹介です。

7. JASSO News

JASSOの奨学金情報、招へい情報、日本留学フェア、日本留学試験を紹介します!

2019年度日本留学フェア開催日程等

日本学生支援機構は、海外において、日本への留学を希望する高校生・大学生等のために「日本留学フェア」を開催いたします。また、他機関が主催するイベントや説明会へも参加・協力しています。

「Student Guide to Japan」(日本留学ガイドブック)

日本への留学を考える皆さんに、まず読んでほしい冊子が「Student Guide to Japan」です。
日本の教育制度や奨学金、日本での生活情報に加え、留学経験談などを掲載しています。
JASSOのホームページでは、実際にその内容を読むことができますので、これから留学を考える方はもちろん、すでに日本国内で学び始めている方も、ぜひ一度ホームページでご覧ください。

JASSO留学生事業部及び海外事務所のFacebookページ

JASSO留学生事業部及び海外事務所ではFacebookでも留学イベントや奨学金情報、その他の日本留学の最新情報を積極的に発信しています。ぜひご覧ください!

日本留学試験(EJU)

日本学生支援機構の奨学金

ウェブマガジン『留学交流』

2020年2月号を2月10日に掲載いたします。是非お読みください。

帰国外国人留学生短期研究制度(外国人研究者招へい)

現在、自国において教育、学術研究又は行政の分野で活躍している帰国留学生に対し、我が国の大学で、当該大学の研究者と共に短期研究を行う機会を提供しています。

帰国外国人留学生研究指導事業

現在、自国の大学や学術研究機関で教育、研究活動に従事している帰国留学生に対し、我が国における留学時の指導教員を現地に派遣し、研究指導等を実施しています。

「外国人留学生のための就活ガイド」

就活ガイド2021

外国人留学生が、日本で就職活動をするために必要な情報が満載のガイドブックです。就職活動の準備から、エントリー、採用試験、在留資格の変更等、活動の時期に応じて必要な情報をわかりやすく解説しています。

「外国人留学生のための就活ガイド2021」の日本語PDF版が完成しました。以下のサイトからダウンロードすることができます。
尚、2021年版冊子の送付については2月末より開始の予定です。

8. 編集部より

今号の「Visit Japan」では、日本で一番北にある都道府県庁所在地の札幌市を取り上げました。この時期の札幌はまだ寒く、市内でも道路脇にうず高く雪が積もっている景色がよく見られます。札幌市内の学校に通う多くの学生はこの時期、ウィンタースポーツを楽しんでいます。市の中心部から市電やロープウェイを使って1時間ほどでアクセスできる藻岩山スキー場では、午後9時までナイター滑走が可能で、学校や仕事帰りのスキーヤーで賑わっています。都会では難しいこのようなアウトドアの楽しみは、地方ならではのメリットと言えます。日本の学校を選ぶ際には、ぜひ地方の学校も選択肢に入れてみませんか。

Japan Alumni eNews 編集部では、就職活動の体験談を教えていただける方をお待ちしています。また、留学生活の写真や、メルマガの感想もお待ちしています。次回の『Japan Alumni eNews』は3月10日配信です。お楽しみに。

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