東京日本語教育センターでは、大学等の情報収集や日本語教育機関と高等教育機関との連携に関する研究協議会を毎年開催しています。

平成30年度実施報告

1.実施概要

東京日本語教育センターでは、外国人留学生のための日本語予備教育の質の向上を図るために、進学先教育機関の留学生担当者と日本語教育機関関係者が緊密に情報交換、意見交換を行う研究協議会を毎年開催しています。平成30年度は「美術系進学希望者に対する進学指導の方法を考えよう!」をテーマとして開催しました。

日時:平成30年6月23日(土曜日) 13時30分~16時30分
場所:東京日本語教育センター 学生ホール
テーマ:「美術系進学希望者に対する進学指導の方法を考えよう!」
講演者:川村光二氏(多摩美術大学入学センター入試広報課課長)、松本博子先生(女子美術大学芸術学部及び大学院美術研究科教授)、三代純平先生(武蔵野美術大学造形学部准教授)
参加者数:97名(計49機関) 東京・大阪日本語教育センター教職員19名含む

スケジュール:
13時00分~13時30分 受付
13時30分~13時35分 開会挨拶
13時35分~15時05分 パネル・ディスカッション(進行役:日本学生支援機構東京日本語教育センター高専主任 秦靖子)
15時05分~15時15分 休憩
15時15分~15時55分 参加者によるグループ・ディスカッション、グループ・ディスカッションの共有と報告、パネラーの方への質問
15時55分~16時25分 パネラーによる回答
16時25分~16時30分 閉会挨拶

2.実施報告

パネル・ディスカッションでは、美術系大学・大学院への留学生の進学について、主に受験準備及び必要な実技と日本語力について、また、入学後の学生生活及び進路について川村光二氏(多摩美術大学入学センター入試広報課課長)、松本博子先生(女子美術大学芸術学部及び大学院美術研究科教授)、三代純平先生(武蔵野美術大学造形学部准教授)にお話ししていただきました。その後、参加者で6名前後のグループになり、グループ・ディスカッションを行いました。最後に全体で共有と質疑応答を行い、パネラーの方々にコメントをいただき、終了しました。
近年、美術系の大学・大学院に進学を希望する留学生が増加しており、参加者の大部分が美術系進学希望者の指導上、一般的な大学への進学指導とは様々なことが異なる状況に苦慮しているということでした。そのため、指導上の解決策を求めて参加した、という方が多く見られました。パネル・ディスカッションについては大変好評で、終了後のアンケートでは、実践的で具体的な話が聞けて非常に参考になった、悩んでいたことの多くを解決することができた、すぐに役立つ内容で勉強になった、などの声が多く寄せられました。