独立行政法人日本学生支援機構(以下、「機構」という。)は、平成29年度より、これまで経済的理由で高等教育を受けることを躊躇していた高校生等に対して高等教育機関への進学を後押しする観点から、給付型奨学金制度の創設、成績基準の実質的な撤廃などによる無利子貸与奨学金の拡充、さらには所得連動返還型奨学金の導入などの新制度を開始しました。
これらの制度は、高校等在学中に支援内容を示し理解を得ることが重要となるため、周知については特に取組みを充実させていく必要があります。
そのため、機講は、高校生等が大学等への進学に向けた検討を行うにあたり、奨学金制度についての理解を深めるとともに、奨学金を含む進学費用準備のための資金計画を作成することにより、進学後の教育に係る経済的負担についての不安を軽減することを目的として、「スカラシップ・アドバイザー派遣事業」を実施しています。具体的には、金融的な観点から専門的な知見を有する者を「スカラシップ・アドバイザー」(以下、「アドバイザー」という。)として養成・認定し、全国の高等学校等に対して「奨学金等進学資金ガイダンス」開催に係る募集を行い、申込みのあった学校等に派遣します。

【目的】
進学費用準備のための資金計画の説明・助言等をすることにより、高校生やその保護者などが大学などへの進学を考えるにあたっての、経済的な不安の解消をお手伝いし、安心して奨学金を利用するための知識を提供します。

【概要】
高等学校等や大学等、あるいは、PTAや教育委員会からの申込みに基づき、高校生やその保護者を対象とした学校行事等にアドバイザーを派遣し、奨学金の説明や進学のための資金計画の説明を行う「奨学金等進学資金ガイダンス」(以下、「ガイダンス」といいます。)を開催します。

スカラシップ・アドバイザーについて

(1)認定基準

特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下、日本FP協会)が認定するCFP認定者若しくはAFP認定者又は一般社団法人金融財政事情研究会ファイナンシャル・プランニング技能士センターの正会員(1級・2級FP技能士に限る)であって、「スカラシップ・アドバイザー」の養成プログラムを修了した者。なお、「養成プログラム」の修了のためには,当該プログラム内で実施する「確認テスト」に合格することが必要です。不合格となった場合には、「養成プログラム」を受講した者であっても認定されません。

(2)認定及び認定証の授与

「養成プログラム」を修了した者に、認定証を授与します。

(3)認定期間

2年間とします。ただし「更新プログラム」を受講した場合、認定期間が2年間延長されます。

(4)スカラシップ・アドバイザーの業務内容

高等学校の生徒その他大学又は専門課程を置く専修学校への進学を希望する者及びその保護者に対して、進学のための資金計画(奨学金事業の概略の説明を含む。)についての助言等を行うものです。なお、共通の配付資料を作成しておりますので、説明内容は全国一律の内容となります。

(5)謝金等

機講が定める基準に従って、派遣1回あたり謝金2万円程度、交通費(住所の最寄駅から派遣先の最寄駅までの最も経済的な通常の経路及び方法により旅行した場合の額)等が支給されます。

(6)その他

アドバイザーは、学校等からの派遣希望を受けて、住所地近隣の学校等に派遣となりますが、機構が定める基準に従って、派遣者を決定しますので、「養成プログラム」を修了した方が必ず派遣されるとは限りませんので予めご了承ください(派遣依頼がない場合もあり得ます)。

モデルケースについて

スカラシップ・アドバイザー養成プログラムについて

養成プログラム受講希望の方は、以下のページよりお申込みください。