地方ブロック支部の紹介

全国にある7つの支部(北海道・東北・関東甲信越・東海北陸・近畿・中国四国・九州)では、各担当区域における奨学金に関する法的処理及び返還請求に関する事務を行っています。

関東甲信越支部

支部は主に奨学金に関する法的処理を行っている部署です。関東甲信越支部はそのうち関東・甲信越地方の1都9県を管轄し、民事訴訟法の定める「支払督促」の申立を中心に法的処理を行っています。
具体的には諸事情により奨学金の返済が困難となった返還者に対し、裁判所の手続きを通して、改めて返還計画を立案し最終的に新たな約束(「債務名義」取得)をするまでが支部の業務となります。中には困難を伴う案件もありますが、延滞者の複雑な事情を勘案しながら、どのように奨学金を返還していただくかを考えていくことは、それなりに大変である反面、最終的に解決に至った時の達成感も高い業務です。

<ある職員の1日の流れ>
終日 返還者・裁判所・顧問弁護士との電話対応
9時 出勤
9時~11時 法的処理に係る文書作成・起案等
11時~12時 受信文書に対する対応等
12時~13時 ランチ
13時~16時 文書発信、データ入力等
16時~17時45分 法的処理に係る文書作成・起案等
17時45分 退勤
この他、月2~3回程度、裁判所への出廷あり。