優秀学生顕彰 受賞者からの応援メッセージ(文化・芸術分野)

鈴木ひとみ(すずき ひとみ)さん

プロフィール(受賞当時)
立命館大学 総合心理学部 4年
〔珠算〕そろばんグランプリジャパン2019シニア部門そろばん日本一、七夕そろばんワールド一般の部団体総合競技優勝(2016)フラッシュ暗算優勝(2018)全国計算競技大会読上算優勝(2018)等。

メッセージ

この度は、このような名誉ある賞をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。私は4歳からそろばんを学び始め、18年になります。この間、決して順風満帆に歩んできたのではありません。辛い時や、逃げ出したくなった時が何度もありました。そんな時、いつもそばで見守り、励ましてくれたのが先生方や家族、仲間たちでした。そろばんを通して学んだこと、身につけたことは数多くあります。中でも、夢や目標に向かって努力を続け、それを達成した時の喜びと自分自身に対する自信、このことを身をもって経験することが出来ました。私は春から社会人になります。これまでの経験を活かして少しでも社会に貢献することがこれまでお世話になった方々への恩返しだと思っています。「継続は力なり」、この言葉を胸にこれからも頑張っていきます。皆さんも、感謝の気持ちを忘れず、夢や目標に向かって挑戦していって下さい。この度は、本当にありがとうございました。

小口大輔(おぐち だいすけ)さん

プロフィール(受賞当時)
東京モード学園 ファッションデザイン学科4年
〔ファッションデザイン〕第93回装苑賞 準グランプリ受賞。イタリアINTRECCINCANTIERE 2019 グランプリを受賞。

メッセージ

この度は、この様な素晴らしい賞を頂く事ができ、とても光栄です。
私は、東京モード学園入学当時より、目標や夢を叶えるためにとにかく目の前の事を一生懸命に頑張るという事を一貫してやってきました。その結果、自分の目標以外にも様々な学びがあり視野も広がり、複数のコンペで賞を受賞する事が出来ました。自分で頑張ってきた事もそうですが、今まで支えてくれた両親や友達、学校の先生の支えがあったからこその今だと思います。これからも感謝の気持ちを忘れる事なく、様々な事に挑戦していきたいと思います。後輩学生の皆さんにも目の前にある事を一生懸命頑張るという事をしてほしいです。

比江森悠太(ひえもり ゆうた)さん

プロフィール(受賞当時)
HAL大阪 ゲーム制作学科 4年
〔ゲーム〕 U22プログラミングコンテストにおいて経済産業省商務情報政策局長賞を受賞。学生CGコンテストにてPARTNER AWARD Klab賞を受賞。自作ゲームフェス2018でドワンゴ賞を受賞。

メッセージ

この度はこのような賞を頂いたことを嬉しく思います。
このような賞を頂けたのは、仲間や指導してくださった先生方、両親の支えがあったからです。
チーム制作では諦めずにゲームを面白くするために考え続けました、時には辛いと感じることもありましたが仲間に助けられました。
今まで続けられていたのは好きだったということも大きかったです。「好きこそものの上手なれ」とあるように好きなものだと楽しみながらできて、気が付くとスキルが身についています。
学習やゲーム制作など何事も楽しみながらやることが一番かなと思います。
皆さんもやりたいことや好きなことを見つけて夢に向かって挑戦してください。

生駒知基(いこま ともき)さん

東京大学 文学部 4年
〔論文〕 都市出版株式会社主催「第4回『外交』論文コンテスト」にて優秀賞を受賞。また、外務省主催「国際問題プレゼンテーション・コンテスト」に出場し、文化的摩擦を解消するための方策を提言し、外務大臣賞を受賞。

メッセージ

私は大学生活の中で、何か他の人がしないようなことに目を付け、成し遂げたいと思ってきました。大学1年次には日本列島を自転車で縦断し、各地で、応援してくださる様々な人の温かさに触れることができました。そうした経験を経て、日本だけでなくさらに海外へと興味を持つようになり、大学3年次には半年間オランダに留学に行きました。
留学中に韓国人の友人とオランダ・ハーグにある日韓併合に関する博物館に行った時のことを今でも思い出します。韓国人の館長は私の手を強く握り、「両国の学生がともに歴史について学ぶことが、将来の歴史認識問題の改善につながる」と語っており、私はそうした動機をもとに歴史・言語・宗教といった文化的対立を防ぐための方策について考え、プレゼンテーション・コンテストで外務大臣賞を受賞しました。マレーシアで難民支援のインターンに携わった経験から現在は難民問題に関心があり、卒業後はイギリスの大学院でさらに学びを深めようと思います。
最後となりますが、今回はこのような賞をいただきありがとうございます。今後も、目標に向かって頑張っていきたいと思います。

山本 祐輝(やまもと ゆうき)さん

プロフィール(受賞当時)
東京医科歯科大学 医学部 6年
〔ルービックキューブ〕 世界キューブ協会公式大会のうち日本最大規模の日本大会やそれに準ずる規模の大会にて、目隠し系種目(ルービックキューブの配置を暗記し、見ずに解く)で複数回優勝。複数目隠し部門では日本記録を樹立。

メッセージ

ここ数年でのインターネットの発展は目覚ましく、メジャーなものからマイナーなものまで様々な趣味・活動を見、触れ、また実際にやってみることが可能になりました。もちろんそれ自体はとても便利でありがたいのですが、興味の対象が分散しどれも中途半端な取り組み方になってしまうリスクもあります。
浅く広くという接し方も面白く楽しいですし、むしろ様々な種類の経験を積むのはとても大事だと思います。ですが、もしその中から自分に向いていそうなこと・好きなことが見つかったら、一点集中して取り組んでみることを私はおすすめします。
なぜなら、一つの事に深く取り組むことで初めて見えてくる物・得られる物があるからです。そしてそこで得た経験は必ず他の場面でも生きてきます。そういった経験を大学生活中に積み重ね成長していくことが、大学卒業後何かにチャレンジする際の糧になると私は信じています。

城内 香葉(きうち かえで)さん

プロフィール(受賞当時)
慶應義塾大学 総合政策学部 4年
〔作文・弁論〕 第11回日台文化交流青少年スカラシップ 作文部門 優秀賞。NRI学生小論文コンテスト2014 大学生の部 大賞。第60回文部科学大臣杯全国青少年弁論大会 一般の部 最優秀賞。和歌山県知事賞 他。

メッセージ

私は、国際交流や福祉教育に関心があり、国内外のボランティア活動や交流会等に積極的に参加して来ました。またそんな中で感じた疑問や違和感を、広く社会に発信するために、論文コンテストや弁論大会へ挑戦し続けてきました。この度は、名誉ある優秀学生顕彰で大賞という身に余る評価を頂けたことを光栄に思います。
私には、他の受賞者の皆さんのような輝かしい功績はありませんが、いつもアンテナを張り、自分の足で歩き、ペンを走らせ、コツコツ努力を重ねてきたことが認められ、喜びも一入です。
後輩の皆さん、たとえ優れた才能がなくても、好きなことを、夢中になれることを見つけて思いっきり挑戦して下さい。そして、結果を出すことに貪欲になってください。自分が立つべきステージが必ずあります。

三浦 優大(みうら ゆうた)さん

プロフィール(受賞当時)
東京造形大学 造形学部 4年
〔グラフィックデザイン〕 八王子市の自治会のロゴマークコンペティションや日本学生BtoB新聞広告大賞など、広告やポスター、ロゴマークなどの平面作品のコンテストにおいて受賞。

メッセージ

私は大学に入学した当初、自分が専攻するデザインの分野において自信が持てませんでした。とにかく自信をつけたい、そしてセンスや技術を身に付けたいという一心でコンテストへの挑戦に励んでいました。
でも勢いばかりで中々良い成績を残すことが出来ず、悔しい思いを繰り返すことが多かったのを覚えています。
そしてある時期を境に、自分に足りないのは作品に感情移入する「気持ち」の部分だと気付きました。その意識を持ってからは受賞することが飛躍的に増え、今回の賞を受賞する結果にも繋がりました。
後輩の皆さんに伝えたいことはまず焦らないこと。がむしゃらに取り組むのも悪いことではないですが、時には息抜きもしながら目の前の課題をひとつひとつクリアしていくことが大事です。
そして前述の通り、自分が成していることに対して感情移入出来ているかどうか。これが1番大事だと僕は思っています。
最後になりますが、私は多くの方々の支えがなければこのような素晴らしい賞を得ることは出来ませんでした。私を応援し支えてくれた関係者の方々、本当にありがとうございました。
これからもみなさんの期待に応えられるよう、一生懸命精進していきたいと思います。

河上 遥(かわかみ はるか)さん

プロフィール(受賞当時)
名古屋モード学園 ファッションデザイン学科 4年
〔ファッション〕 セカンドデザインコンテスト金の卵賞、JFAファーデザインコンテストグランプリ受賞、名古屋ファッションコンテスト一次審査通過、現在最終審査に向け、製作中。

メッセージ

今回はこのような賞をいただくことができて大変嬉しく思います。
私は高校生の時からファッションを学んできました。大変な想いも、悔しい想いもたくさんしてきました。それでも頑張り続ければ結果は必ず自分に返ってくるという事をファッションから学ぶことが出来ました。
今頑張ることが辛いと思う人は大変だと思いますが、頑張ることをやめないでください、必ずあの時諦めないで良かったと思う日が必ず来ると思います。悔いのない毎日を過ごしてください。

飴田亮太(あめた りょうた)さん

プロフィール(受賞当時)
八戸工業大学 工学部 4年
〔建築デザイン〕 八戸市が主催するマチニワ活用アイデアコンペティションにて最優秀賞受賞。 構造品質保証研究所が主催する第3回SRF賞にて優秀賞及び特別賞受賞。ニッショー.jpが主催する賃貸住宅の一室をデザインするコンペティションにてツクルーノ賞(2位)受賞。

メッセージ

今回このような賞を頂けたことを嬉しく思います。両親や友人、指導して下さった先生方にはとても感謝しています。私は建築デザインコンペを通して自らのデザイン能力を高めていくと共に、社会が抱える課題を建築によって解決し、どうしたら豊かさを生み出す事が出来るかを考えて来ました。それは私の夢である建築家の果たすべき役割であり、夢を持っているからこそ頑張れたのだと思います。
If you can dream it, you can do it.
これはウォルトディズニーの言葉で、夢見る事が出来るならばそれは実現できるという意味が込められています。夢に向かって全力で頑張る。大学生活はそのための最も重要なプロセスであると考えています。後悔だけはしないように、自分の信じる道を進めば必ず可能性は広がります。皆さんも夢に向かって頑張って下さい。私も建築家になるという夢を叶える為に頑張ります!

齋藤沙希(さいとう さき)さん

プロフィール(受賞当時)
齋藤 沙希  千葉商科大学 商経学部 4年
〔津軽三味線〕 第25回津軽三味線全日本金木大会 個人一般の部B級 優勝、第3回本場津軽民謡全国大会 津軽じょんから節部門「三味線」大人の部 優勝、第33回津軽三味線世界大会女性A級 3位入賞、第8回津軽三味線日本一決定戦 A級女性の部 優勝、第27回津軽三味線全日本金木大会 個人一般の部A級 仁太坊賞(最高位)。

メッセージ

津軽三味線という楽器を通して、たくさんの出会いに恵まれ、貴重な経験をすることができました。その中で、自分を信じ周囲に感謝し、目標に向かって意欲的に取り組むことが大切だと常々感じています。
大学生活の中には、出会いや発見・視野を広げるチャンスがいっぱいあるはずです。後輩の皆様には、今しかない時間を大切に、目標を高く持ち失敗を恐れず自分の信じた道を歩んでほしいと願っています。
最後に、応援してくださる皆様へ感謝致します。今回このような有難い賞をいただけたことを誇りとし、今後は世界中の方々に日本の伝統文化の素晴らしさを音で感じていただけるよう一層稽古に励み精進したく思います。
本当にありがとうございました。

阪田知樹(さかた ともき)さん

プロフィール(受賞当時)
東京藝術大学 音楽学部 3年
〔ピアノ〕 世界5大国際ピアノコンクールの一つである、アメリカ・テキサス州で2013年6月に開催された第14回ヴァン・クライバーンピアノ国際コンクールにて最年少19歳で4-6位に入賞。賞金を獲得。アメリカでの演奏会ツアーも用意されている。

メッセージ

時間は有意義に使えども瞬く間に過ぎてしまい、どの時間もその時にしか存在しない貴重なものであることを、正に今、痛感しているところです。そんな中、今の自分にとって必要なこと、為になることは何であろうかと考えながら日々を過ごしています。
そうして今思うことは、大学での4年間という時間は、自分の意識一つでどこまでも有意義なものになるのではないかということです。自分自身が興味を持ったら、できるだけ多くのことに挑戦し、自分の将来を思い描きながら過ごせたなら、その4年間はきっと未来につながる掛け替えのないものとなるはずです。どうぞ素晴らしい時間を過ごしてください!これまで支えてくださった周りの皆さまへの感謝の気持ちを忘れず、そして、勉学に打ち込める環境を持てることに感謝し、私自身これからも更に努力を続けて参りたいと思います。
末筆になりましたが、この度は素晴らしい賞を本当にありがとうございました。

西 毅徳(にし たかとく)さん

プロフィール(受賞当時)
多摩美術大学 美術学部 3年
〔照明器具〕 第7回建築家のあかりコンペ2013にて、最優秀賞を受賞。

メッセージ

私は大学入学前に専門学校に通っていましたが、就職できず最後には悔しい思いをしました。母の後押しもあり、大学へ行って勉強し直したいと思い、独学していたのが3年前になります。そして今回、自分がデザインした照明がコンペで最優秀賞を得て、優秀学生にも選ばれることが出来ました。
私はトップデザイナーという目標を忘れたことはないですが、あのとき諦めなくて良かったなと思っています。頑張っている人達も、逃げずに真摯であり続ければ何かしらを得られると思います。むろん、私も「デザイン」で誰にも負けないよう、これからも真摯に向き合って行きます。

西村礼貴(にしむら あやき)さん

プロフィール(受賞当時)
徳山工業高等専門学校 機械電気工学科 5年
〔理工系学生科学技術コンクール〕 キャンパスベンチャーグランプリ2012において「重さが測れるキャリーバッグ」というアイデアで入賞。その後、受賞 したアイデアで特許を取得、自身が体験したことについて論文を書き、理工系学生科学技術論文コンクールで最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞。

メッセージ

私は高専3年生のときにキャンパスベンチャーグランプリに自分のアイデアを応募しました。しかし、そのときは自分のアイデアで特許を取り、そして、その後に自分の体験を生かして書いた論文で賞を頂くことなんて夢にも思っていませんでした。私の人生のターニングポイントは3年生のときに「高専に来たのだから、何か普通ではできないことをやろう」と思い、行動したことだと思います。正直、1、2年生の頃はただ学校に通っているような感じでしたが、3年生の頃から私の高専生活は非常に充実したものへと変わりました。今は、あの時の思ったことがきっかけで普通では体験できないよう事をたくさん体験できたと思っています。
特に目標もなく、何もやることがないと思っている学生の方、何か思い立ったらすぐに行動してみてください。自分が思ってもいなかった体験ができるかもしれませんよ。

藤澤仁奈(ふじさわ にな)さん

プロフィール(受賞当時)
国立音楽大学 音楽学部 4年
〔マリンバ〕 ベルギー国際マリンバコンクール2013 第3位。併せて審査委員長Igor Lesnik賞を受賞。第22回日本クラシック音楽コンクール 第2位(最上位)。第17回JILAマリンバコンクール 第2位。

メッセージ

音楽を通して様々な経験を積む事により、自分自身が成長できる事に感謝しています。
大学4年間が終わろうとしていますが、明確な目標を持つことはとても大切であると改めて感じています。目標に向かって努力する時、喜びや希望を見出せる日が来ると信じています。そして、成長する上では悩むことも必要だと感じます。レッスンで学んだ事をどのように受け止めるのか、自分自身とどう向き合えばいいのか…。目の前の事だけで悩むのではなく、視野を広げて考えてみる事が大切です。
今回このような賞を頂けた事を誇りに、今後とも謙遜な気持ちを忘れず努力していきたいと思います。

西森柊人(にしもり しゅうと)さん

プロフィール(受賞当時)
大阪モード学園 ヘア・メイクアーティスト学科 3年
〔ヘアメイク〕 2013ミルボンフォトレボリューション グランプリ受賞。アリミノ フォトプレゼンテーション2013 奨励賞受賞。第5回ocappaフォトコンテスト グランプリ受賞。ナプラフォトデザインコンテスト グランプリ受賞。

メッセージ

まず、このような名誉ある賞を頂いたことを嬉しく思います。そして、指導してくださった先生方や、支えてくれたクラスメイトや両親に感謝の言葉を伝えたいです。
後輩へのメッセージとしましては、2つのポリシーを紹介します。まず1つは、格好悪い自分にならない。ということです。コンテストなどで賞を獲って前に立っている人はやっぱり格好良いんです。常に格好良い自分でいることをイメージします。そうすればそのために必要なことを自ずと実行出来るようになります。
そしてもう1つは、今を信じることです。過去を振り返ったとき、小さい頃の記憶、県外への進学など、たくさんの出来事がありました。失敗もたくさんしました。しかし、その全てが今ここにいる自分に繋がっているんです。
ですから、"今を信じ、目の前の自分自身をデザインすることにベストを尽くす。"ということを後輩へのメッセージとします。
ありがとうございました。

倉冨亮太(くらとみ りょうた)さん

プロフィール(受賞当時)
東京藝術大学 音楽学部 4年
〔ヴァイオリン〕 ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール・第1位、シゲティ国際コンクール・入賞、ミコラ・リセンコ国際コンクール・第3位、Violin of the North国際コンクール・第1位、大阪国際音楽コンクール・第1位。

メッセージ

ある先生が、好きなものに取り組む時、目の色が変わるような子供を育てたいとおっしゃってました。子供は小さい頃から本物に触れるとそれをきっかけに強い憧れ、目標を持って自らを自然に高めていく能力を持っていると思います。
僕も小さい子供たちに本物を与えられるような演奏家になり目の色が変わるような子供を育てる一助になりたいと思います。
今回はこのような賞をいただけて光栄です。僕は大学院に進みますが、高い目標を持って前向きに取り組みたいです。

常田麻衣(つねだ まい)さん

プロフィール(受賞当時)
東京藝術大学 音楽学部 4年
〔ファゴット〕 第30回日本管打楽器コンクール・ファゴット部門・第1位。

メッセージ

私は、ファゴットという楽器を始めて10年目になりますが、この楽器と共に色んな経験を積んできました。その中でも、大学での4年間は1番悩み、苦しみ、何度も逃げ出したくなったりと、毎日が自分との戦いでした。それでも諦めずに音楽を学び続けられたのは、心の底から音楽が大好きだった事と、家族、先生、友人、沢山の方々に沢山支えて頂けたおかげだと思っています。毎日の少しづつの積み重ねが、自分の自信となり、夢を叶える為のチャンスを自分に引き寄せられるのではないかなと私は思います。皆さんも何か1つ、自分の好きなことや伸ばしたいと思っている事を是非続けて頑張って下さい。私ももっと努力して頑張ります。

松山 萌(まつやま もえ)さん

プロフィール(受賞当時)
東京藝術大学 音楽学部 4年
〔トランペット〕 第30回日本管打楽器コンクール・トランペット部門・第1位、併せて文部科学大臣賞、東京都知事賞受賞。

メッセージ

大学生活の4年間は長いようであっという間でした。同じ目標を持った仲間たちと共に学び刺激し合い、素晴らしい先生方にご指導いただき、何より両親をはじめ沢山の方々に支えていただけたからこそ、今の自分があるのだと思っています。上手くいかなくて悩んだり、諦めたくなる時もあるかもしれませんが、自分の可能性を信じて沢山の事にチャレンジしていってください。頑張れば頑張った分だけ自分の力になると思います!

河野翔太(こうの しょうた)さん

プロフィール(受賞当時)
立命館大学 経営学部 4年
〔珠算〕 七夕そろばんワールド2012・特別競技・フラッシュ暗算・高校・一般の部・優勝、平成24年度全日本通信珠算競技大会・団体総合競技・一般の部・第1位、全国珠算競技大会・そろばんクリスマスカップ2012・団体総合競技・一般の部・優勝。

メッセージ

今回受賞できたことはとても嬉しく、両親や先生、先輩方への感謝の気持ちでいっぱいです。大学4年間を振り返ると、何事にもチャレンジしてみることで、新たな道を切り拓くことができると強く感じることができました。
私は珠算を通して、自分が続けてきた技能を伸ばすことはもちろんですが、これを国内に留めず、インド・ビハール州の無料教育校でのそろばん指導にも参加させていただきました。世界に目を向けながら、実際に現地を訪れることで、得られるものはたくさんありました。これを機会に、改めて、一歩踏み出すことがとても大切であると感じました。
今後も、感謝の気持ちを忘れずに挑戦し続けたいと思います。
皆さんも、世界に目を向け、そしてたくさんのことに、チャレンジしてみてください。

西尾真衣(にしお まい)さん

プロフィール(受賞当時)
大阪大学 外国語学部 3年
〔マルチリンガル〕 フランス語弁論大会・優勝、英語エッセイコンテスト・優勝、ドイツ語弁論大会・特別賞、フランス語暗誦大会・優勝、『日本No.1の頭脳王!大決定戦!!2013』の語学創造力部門で優勝、総合成績上位5人にも選ばれた。

メッセージ

時間をただ無為に過ごすのではなく、自ら問題を設定し、主体的にそれと向き合ってみてください。自分の好奇心の赴くまま探求し、一つのことを極め抜いてみてください。
私の枕頭の書である『ハムレット』にこんな言葉があります。
“Whether ‘tis nobler in the mind to suffer
The slings and arrows of outrageous fortune,
Or to take arms against a sea of troubles,
And by opposing end them.”
運命にただ身を任せる生き方と、苦難に毅然と立ち向かい、闘って終止符をうつ生き方では、どちらが立派な生き方か。どちらが良いとは一概には言えないかもしれません。悩み考え抜き、自分の思う道を進んでください。(ただしハムレットのような悲劇は招かないように)

二瓶真悠(にへい まゆ)さん

プロフィール(受賞当時)
東京藝術大学 音楽学部 4年
〔ヴァイオリン〕 第8回東京音楽コンクール・弦楽器部門・第1位、聴衆賞。

メッセージ

常に高い目標を持ち、自分の可能性を信じ、積極的に取り組めばきっといつか道が開けます。視野を広げ、見渡せばチャンスは意外と近くにころがっているかもしれません。
また大学は同じことを学びたいとたくさんの人が集う場所です。一人では出来ないことは信じる仲間と共にチャレンジしてみてください!
最後に、このような賞を頂けたのは両親、先生方、友達、私を育ててくださった全て方のおかげであり、これからも感謝の気持ちを忘れず真摯に音楽を続けていきます。

柳沢光華(やなぎさわ みつか)さん

プロフィール(受賞当時)
聖心女子大学 文学部 3年
〔弁論〕 第57回文部科学大臣杯全国青年弁論大会・一般の部・優秀賞。

メッセージ

「恩返しができた。」それが、今回受賞をさせていただいた一番の感想です。この受賞のきっかけとなった大会で発表した弁論は、今まで私を一生懸命育ててくれた母と祖母、そして亡き父へのラブレターのつもりで読んだ弁論でした。その大会での受賞はもちろんですが、それに加えての今回の受賞に家族がとても喜んでくれたことがなにより嬉しかったです。その家族の笑顔をみて、私なりの恩返しができたかな、と思っております。
後輩の皆様、大学生活にはそんな“恩返し”ができる機会がたくさんあります。自分のためではなく、誰かのために尽力することが自分をさらに高めることにつながると思います。私も、今回の受賞に励まされ、来年も弁論大会への出場を考えております。これからも誰かの心に届く弁論ができるよう毎日の生活からいろいろなことを考え吸収していきたいと思っております。これからも受賞者としての誇りを胸に頑張ってまいります。後輩の皆様と授賞式などでお会いできることを楽しみにしております。頑張ってください!

加藤丈晴(かとう たけはる)さん

プロフィール(受賞当時)
広島大学 総合科学部 3年
〔中国語〕 第26回全日本中国語弁論大会・京都外国語大学総長賞(最優秀賞・第1位)。

メッセージ

 「夢を叶えるために大学生活がある。」これは当時大学生活の意義を見失いかけていた自分が辿り着いた答えです。私は大学入学後、恩師との出会いをきっかけに中国語を学習することを決心しました。言語学習は成果が見え辛く、継続力と忍耐力が求められ、結果を出すことに拘っていた当時の私には気持ちに余裕がありませんでした。しかし、言語学習ほど努力を裏切らない科目はないと私は思います。つまり、確かに成果が出るまでに個人差はありますが、言語学習は時間を掛けた分だけ、量を熟した分だけ結果に付いてくると私は信じています。大学は基本となる人間力の底上げはもちろんのこと、個人のスキルを上達させる場所でもあります。米国在学中の今でも日本の大学生活で培った基礎力が生きていることを日々実感しています。大学生活の意義を自分なりに考え、行動に移すことが充実した学生生活を送る必要最低条件だと私は考えています。