本プログラムは、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校の専門課程、我が国の大学に入学するための準備教育を行う課程を設置する教育機関又は我が国の日本語教育機関(以下「大学等」)に在籍する私費外国人留学生で、学業、人物ともに優れ、かつ、経済的理由により修学が困難である者に対して、学習奨励費を給付するプログラムです。
留学生受入れ促進プログラム(文部科学省外国人留学生学習奨励費)について
学習奨励費給付金額
- 大学院レベル・学部レベル:月額48,000円
- 日本語教育機関:月額30,000円
給付期間
原則として、4月から翌年3月までの1年間、または10月から翌年3月までの6か月間。
申し込み方法
在籍する大学等の担当者にご確認ください。
- ※在籍する留学生数に応じて、学校毎の推薦人数が決まるため、学校によっては申し込みができないことがあります。
私費外国人留学生の定義
我が国の大学等に在籍する外国人留学生で、国費外国人留学生制度実施要項に定める国費外国人留学生及び外国政府の派遣する留学生以外の者。在留資格「留学」を有する者。
給付の要件
給付の要件については、以下の条件を満たしている必要があります。また、在籍する学校の担当部署で、毎月在籍確認簿にサインをする必要があります。
1.対象
- 我が国の大学院に正規生として在籍していること又は大学の学部卒業以上の学歴を有し、かつ、大学院レベルの研究活動を行うため、研究生として在籍していること。
- 我が国の大学、短期大学、高等専門学校第3学年以上又は専修学校の専門課程にそれぞれ正規生として在籍していること。
- 我が国の大学、短期大学及び高等専門学校が設置する専攻科又は留学生別科に正規生として在籍していること。
- 我が国の大学に入学するための準備教育課程を設置する教育機関に正規生として在籍していること。
- 我が国の大学、大学院、短期大学、高等専門学校又は専修学校の専門課程への進学を目指し、日本語教育機関に在籍していること。
2.条件
- 1.前年度の成績評価係数が、大学院レベル、学部レベル、日本語教育機関とも2.30以上であり、給付期間中においてもそれを維持する見込みのある者であること。 成績評価係数で表すことができない場合は、各レベルごとの成績評価係数相当以上で、成績が優秀であると認められる者であること。
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2.下記の日本語又は英語の語学水準を満たしている者であること。(留学生別科、準備教育課程、日本語教育機関は除く。)
<日本語能力>
日本語能力試験N2レベル以上に合格した者、日本留学試験(EJU)の日本語科目(読解、聴解及び聴読解)の得点が200点以上である者又は機構が別に認める語学水準以上である者
<英語能力>
CEFRにおいてB2レベル以上であると認められる者 - 3.学習奨励費受給後に、機構が在籍大学等を通じて行う進路状況調査に協力する意思を有する者であること。
- 4.仕送り(入学金、授業料等を除く。)が平均月額90,000円以下であること。
- 5.在日している扶養者がいる場合、その年収が500万円未満であること。
- 6.学習奨励費との併給を制限されている奨学金等の給付を受けている者ではないこと。
- 7.機構の海外留学支援制度による支援を受けている者ではないこと。
募集停止期間中の大学等又は日本語教育機関
現在、募集停止期間中の大学等又は日本語教育機関はありません。