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東京国際交流館及び兵庫国際交流会館の入居者に、コロナ禍における発想の転換について気付きを与えることを目的に、新たな価値を見出す取組を積極的に展開する企業による講演を実施しました。オンラインの特性を活かし、両館の合同交流イベントとし、新しい価値の創造の結果生まれた「謎解き脱出ゲーム」の体験会や懇親会を行うことで、交流を図りました。
1.日時
令和3年10月23日(土曜日)
17時00分~20時30分
2.会場
オンライン(ZOOM)
3.プログラム
第1部:講演(17時00分~17時50分)
講演者
中村 淳司 氏(株式会社IKUSA執行役員)
テーマ
コロナ禍における新しい価値の創造
講演では、コロナ禍における事業不振から、どのようにして「リモ謎」(リモート環境でもできるオンライン謎解きゲーム)を開発するに至ったかについて説明されました。まとめとして、グラフを用いた「価値のイメージ」が示され、価値を創造するために必要なポイントについて述べられました。参加者からは、これまでのヒット商品の特徴や、バーチャルリアリティ等を使用したゲームが今後主流になるか、といった質問がされました。
第2部:ゲーム体験会(17時50分~20時00分)
「閉ざされた電脳都市からの脱出」というコンテンツについて日本語版と英語版を並行して実施し、それぞれの言語において、事前に機構が定めたチームでの対抗戦としました。謎解きは、株式会社IKUSAのゲームサイトにおいて問題と回答入力欄が提示され、ゲームの世界観や演出、チーム内での相談はZOOMを用いて行われました。各チームでは謎を解くために積極的に話し合いが行われ、中には描いた図を用いながらチームメイトに説明する姿も見られました。各言語の優勝チームには、代表者1名から感想をもらい、後日チームメイトに景品を渡しました。
第3部:交流会(20時00分~20時30分)
交流会についても日本語と英語に分け、人数が多い言語はチームに分けてZOOMのブレイクアウトルームを使用することで実施しました。途中でチーム替えができるように、交流会を前半と後半の2回に分けましたが、参加者は後半も引き続き前半と同じチームで交流していました。各チームでは、参加者のうち、事前にファシリテータに立候補した者が場を切り盛りしました。これまでに遊んだことのあるオンラインゲームや、国・地域によってはスマートフォンがオンラインゲームの主流である話等、活発に話し合われました。本イベントにおける謎解き脱出ゲームについては、とても頭を使ったという話や、頭を柔らかくするのに大学院生には良いゲームであるという話、最初は簡単な問題があっても良かったといった声がありました。
4.参加者
東京国際交流館及び兵庫国際交流会館入居者
5.参加者数
第1部45名、第2部18名、第3部12名(第1部はスタッフ含む。)
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公益財団法人 中島記念国際交流財団助成事業
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