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東京国際交流館及び兵庫国際交流会館の入居者が、日本の歴史や文化に触れ、日本への理解を深めることを目的にオンラインでのスタディーツアーを実施しました。ユネスコの無形文化遺産に登録される「ナマハゲ」をテーマに、入居者が日本の民間信仰や神観念を体感し、自国の文化や伝統についても考える契機となることを目指しました。
1.日時
令和3年12月12日(日曜日)
17時00分~19時00分
2.会場
オンライン(ZOOM)
3.プログラム
オンラインスタディーツアー(17時00分~19時00分)
なまはげ館(ナマハゲに関する説明・質問大会)
ナマハゲにまつわる4つの伝説について、展示パネルを用いながら解説員の太田忠氏より説明されました。その後、なまはげ館の見どころである各集落のナマハゲ150体が並ぶ「なまはげ勢ぞろい」の展示室に移動し、参加者からの質問に太田氏が回答することで、ナマハゲの知識を深めました。参加者からは、例えば、ハンガリーに類似したお祭り「Busojaras」があるが、ナマハゲ行事はいつ・どこで始まったのか、「ナマハゲ」の意味は何か、なぜナマハゲの顔は様々な種類があるのか等、活発に質問がされました。
真山伝承館(大晦日にナマハゲが各家を訪れる場面を体感できる学習講座)
ナマハゲ面の制作者である石川千秋さんのインタビュー動画を見ながら、真山伝承館に移動し、ナマハゲ行事の体験をしました。ナマハゲが現れたときは、参加者からは「Wow!」という反応がありました。ナマハゲとの問答は、参加者から事前に集めた内容で行われ、時にはナマハゲから質問者に問いかける場面もあり、オンラインであっても交流の感がありました。
里暮らし体験塾(ナマハゲ面の絵付け体験)
事前に参加者に配布したナマハゲ面の絵付けキットを用いながら、絵付け体験教室を里暮らし体験塾にて実施しました。参加者が、ファシリテータの呼びかけに応じて、ビデオをオンにすることで、子どもも大人も楽しんで体験している様子が映し出されました。完成した自分の作品を見せ合うことで、同じ場と時を共有する一体感が演出されました。
4.参加者
東京国際交流館及び兵庫国際交流会館入居者
5.参加者数
58名(スタッフ含む。)
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