事例No.37(聾)ゼミナール合宿にノートテイカー同行を申し出

【事例紹介】

事例が起きた時期

非公表

事例が起きた学校

非公表

対象学生

学科(専攻):非公表、聴覚・言語障害(聾)

相談、不満・不服の申し立て、または支援の申し出

1.場面等

授業・研究指導、実習、フィールドワーク等

2.内容

当該学生がゼミナールに所属しており、そのゼミナールでの合宿(2泊3日)においてノートテイカーの同行を希望する相談があった。

学校の対応

1.関わった部署

教務担当部署

2.対応内容

  • 学生より、希望する支援の詳細内容について聞き取りを行なった。
  • ゼミナール担当教員に、例年のゼミナール合宿の内容や今回のゼミナール合宿の予定を聞いた。学生から支援の申し出があったことを伝え、ノートテイカーがゼミナール合宿に同行した場合、ゼミナール合宿を運営する上で支障がないか確認したところ、教員としてはノートテイカーが同行せずともゼミナール内での対応が可能であること、またその方が運営上・教育上好ましいとの回答を得た。ただし、学生が希望する支援を認めないということではなく、再度相談をした上で最終決定することになった。
  • 教員との相談内容を学生に伝えたところ、支援を受けず参加することで合意した。

学生等の反応

  • 納得して、問題なく修学している。

その後の経過

今回の事例により、大学外での授業やゼミナール合宿等における支援について対応策が検討されていなかったため、早急に検討する必要がある。

【参照】