事例No.456(弱視)問題用紙のタブレットへの格納、解答用紙の変更等

【事例紹介】

事例が起きた時期

平成28年度
発生時期:入学後

事例が起きた学校

私立大学、学校規模:10,000人以上

対象学生

学科(専攻):社会科学、1年次、視覚障害(弱視)

支援の申し出

1.支援の申し出の受付

  • 支援の申し出があった
  • 申し出を受けた部署(者):障害学生支援部署

2.支援が必要とされた場面:受験・入学

申し出内容と配慮の提供

申し出内容1:定期試験において、通常の印刷文字(明朝体、10.5ポイント程度)では、線が細く、文字が小さいために問題読むことに大きな困難がある。ゴシック体太字で24ポイント程度に拡大した文字であれば、読むことができるが、時間がかかる。行間が狭いと読みづらい。授業と同様、問題用紙をタブレットに送ってもらえれば、自分で文字を拡大して読むことができる。

決定した配慮内容:試験問題は24ポイントのゴシック体太字また行間を広めに空けて作成した。タブレットへの試験問題の格納は今期中での準備が整わず、次期以降へ検討を重ねていく。

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 決定した配慮内容について学内関係部署に配慮依頼書を配付した

協議に参加した部署(者):障害学生支援部署、教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)

配慮内容決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている

申し出内容2:定期試験において、論述形式で解答する出題の場合、解答用紙の罫線の幅が狭いため、記入しづらい。罫線の色が薄いため見えない。また、解答の記入や解答内容の確認に時間がかかる。

決定した配慮内容:申し出の通り、解答用紙を変更した。また試験時間を1.3倍に延長した。

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 決定した配慮内容について学内関係部署に配慮依頼書を配付した

協議に参加した部署(者):障害学生支援部署、教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)

配慮決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 配慮を提供した(しなかった)学生に対して、定期面談を行なっている
  • 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている

申し出内容3:定期試験において、マークシートでの解答は難しいため、手書きで別の解答用紙に記入したい。

決定した配慮内容:申し出の通り配慮を提供した

配慮内容の決定について

  • 配慮の提供について学内の関係部署による検討・協議を行なった
  • 配慮内容の決定は建設的対話を通じて学生との合意の上で行なった
  • 決定した配慮内容について学内関係部署に配慮依頼書を配付した

協議に参加した部署(者):障害学生支援部署、教務担当部署、教育部門(学部・学科、担当教員等)

配慮決定後のモニタリング・フォローアップ

  • 配慮を提供した(しなかった)学生に対して、感想・不満等の聞き取りを行なった
  • 配慮を提供した学生に対して、定期面談を行なっている
  • 関係部署(者)に対してその後の状況に関して情報共有、聞き取り等を行なっている

配慮内容決定後の不服、不満、苦情の申し立て

申し立てはなかった

その後の経過、課題等

  • 学生の能力が最大限に発揮できるよう、定期試験対策について学生との建設的対話を重ねてきた結果、学生の希望に沿うかたちで合意形成できた
  • タブレットへの試験問題の格納は今期中での準備が整わず、次期以降へ検討を重ねていく

【参照】