平成22年度留学生交流実務担当教職員養成プログラム

「留学生交流実務担当教職員養成プログラム」は、我が国の大学等において留学生交流業務に携わる教職員に対して、我が国への留学生受入れに関する分野の専門的知識の修得や適切な実務研修の機会提供のために実施しています。平成22年度の実施概要は、次のとおりです。

1.期日

(1)Aプログラム
東京:平成23年1月28日(金曜日) 10時~17時
神戸:平成23年2月 4日(金曜日) 10時~17時
(2)Bプログラム
※東京におけるBプログラムは、東日本大震災の影響により中止となりました。
神戸:平成23年2月10日(木曜日) 10時~17時

2.会場(Aプログラム、Bプログラム共通)

東京:TKP東京駅日本橋ビジネスセンター 3階 カンファレンスルーム3C
(東京都中央区日本橋1-3-13 日本橋中央ビル)

神戸:独立行政法人日本学生支援機構 兵庫国際交流会館 2階 研修室1
(兵庫県神戸市中央区脇浜町1-2-8)

2.テーマ

(1)Aプログラム:『ポートフォリオ・アプローチによる留学生交流業務の振り返りと改善』
(2)Bプログラム:『地方の大学における留学生受入れの現状と体制構築(地方からの発信)

4.実施概要

Aプログラム
研修コーディネータ
東京農工大学大学教育センター准教授 加藤由香里 氏
受講者数:東京33名、神戸32名
内容
(1)講義「ポートフォリオ・アプローチによる業績記録の方法」
講師:東京農工大学大学教育センター准教授 加藤由香里 氏
講師より、ポートフォリオ評価とは何か、ポートフォリオ作成の目的(評価・改善)、国内外の活用事例の紹介(FD・SD・教員評価)及びポートフォリオ作成のプロセス等について講義がありました。
(2)グループワーク「業績記録としてのポートフォリオの作成と利用」
受講者は、グループごとに所属機関の国際交流の状況や目標を発表するとともに、ワークシートを利用して、日常業務の振り返りを行いました。
その後、相互メンタリングにより、業務活動をまとめるキーワードを見つけ出し、活動の成果をどう説明するか(エビデンスの収集方法)についての話し合いが行われました。
(3)各グループの発表
各グループの発表と講師からのコメント、総括が行われました。

神戸会場・講義

【神戸会場・講義】

東京会場・グループワーク

【東京会場・グループワーク】

神戸会場・グループワーク

【神戸会場・グループワーク】

Bプログラム
研修コーディネータ
会津大学企画運営室上級准教授 氣仙 勇子 氏
会津大学国際戦略本部助手 川口 立喜 氏
受講者数:神戸31名
○内容
(1)導入講演 「福島県の留学生の現状」
講師:福島大学副学長 清水 修二 氏
講師より、福島県における留学生の現状(留学生数、住生活、支援体制等)の紹介があり、それを踏まえて、地方の大学等が留学生を受け入れる意義、留意点及び様々な課題等について講演が行われました。
(2)講義1「会津大学の特色と留学生及び外国人教員受入れの歴史」
講師:会津大学企画運営室上級准教授 氣仙 勇子 氏
講師より、会津大学の特色ある国際化の取組として、大学の設置目的、外国人教員の受入れ体制の整備、国際戦略本部の設立等について紹介・説明がありました。
(3)講義2「会津大学の留学生受入れの現状と受入れ体制」
講師:会津大学国際戦略本部助手 川口 立喜 氏
講師より、会津大学の留学生受入れ状況、学内の支援体制、地域との国際交流・異文化理解の取組事例及び今後の課題等について紹介・説明がありました。
(4)グループワーク
受講者は、グループごとに各自の所属機関の取組の紹介を行うとともに、当該取組と講演者が紹介した会津大学の事例との比較検討や各自の所属機関に取り入れたいこと等について話し合いが行われました。
(5)各グループの発表
各グループの発表と講師からのコメント、総括が行われました。

導入講演

【導入講演】

講義1

【講義1】

グループワーク

【グループワーク】

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