平成25年度留学生交流実務担当教職員養成プログラム

2014年4月24日更新

「留学生交流実務担当教職員養成プログラム」は、我が国の大学等において留学生交流業務に携わる教職員に対して、留学生受入れに関する分野の専門的知識の修得や適切な実務研修の機会提供のために実施しています。今年度の実施概要は、次のとおりです。

講演会

テーマ:
「外国人留学生のリクルーティング戦略-海外向け広報戦略の立て方と実践方法-」

日時:平成26年2月27日(木曜日) 13時30分~17時
会場:東京国際交流館プラザ平成3階 国際交流会議場
講師:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院客員教授/
    野村総合研究所社会システムコンサルティング部担当部長 北村倫夫 氏
    一橋大学国際化推進本部企画調査役/国際化推進室ディレクター 鈴木あかね 氏
参加者:131名
内容:高等教育のグローバル化を迎え、外国人留学生のリクルーティングが大学等にとって益々重要度を増していく中、優秀な人材を引きつけるための効果的な海外広報戦略が必要とされています。外国人留学生のリクルーティングにあたり、効果的な広報や、大学での取り組みの事例が紹介されました。
北村氏より、大学のウェブサイトについて、日本と競合するアジアのトップ校と日本の主要大学との比較実例を提示しながら、日本の大学がウェブサイトにおいて、訴求力で劣っていると解説されました。
また、鈴木氏より、英語圏の著名な大学を例に挙げ、大学の宣伝に対する予算と人材の配置に対する戦略的な広報のあり方について日本の大学との違いを指摘されました。

講演会写真(北村氏)

(講演:長谷川氏) 

講演会写真(ディスカッション)

(フロアディスカッション) 

報告会

「留学生交流拠点整備事業報告会」

A  日時:平成26年3月20日(木曜日)
   会場:チサンホテル新大阪
 報告者: 三隅 友子氏 (徳島大学国際センター教授)
       岩淵 泰氏 (岡山大学地域総合研究センター助教)
       福利 利信氏 (山口大学留学生センター長)
       井上   恵氏 (山口大学留学生センターコーディネーター)
       小林 裕美氏 (大分大学研究・社会連携本部国際交流課長)
       太神みどり氏 (大分コンソーシアムおおいた事務局長代理)
       近藤佐知彦氏 (大阪大学国際教育交流センター教授)
 参加者:57名

B 日時:平成26年3月27日(木曜日)
会場:日本学生支援機構東京国際交流館プラザ平成3階 メディアホール
 報告者: 仁科 浩美氏 (山形大学大学院理工学研究科准教授)
       結城 恵氏 (群馬大学大学教育・学生支援機構教育基盤センター教授) 
       中本 進一氏 (埼玉大学国際本部教授/留学交流支援室長)
       竹島   恒氏 (金沢大学国際機構支援室長)
       山田樹市郎氏 (長崎留学生支援センタ-コーディネーター)
 参加者:47名

内容:平成24年度に開始された文部科学省の事業である「留学生交流拠点整備事業」は、大学等が、自治体やNPO、ボランティア団体等と連携し、地域の核となる国際交流拠点を整備して、留学生と日本人の学生・児童生徒及び地域住民等との交流を深めながら、地域一丸となって、生活面や就職、教育活動・地域活動への参画支援等の留学生支援を行う仕組みの各地での構築を支援するものです。留学生交流実務担当教職員養成プログラムの一環として、報告会を開催し、事業の実施担当大学10校が、平成25年度の取り組み事例、成果等などを報告しました。

報告会(チサンホテル)

(長崎大学の報告)

報告会(メディアホール)

(長崎大学の報告)

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