平成23年度 防災教育と学生ボランティア支援セミナー開催報告

ボランティア活動支援と防災教育という2つの視点を取上げることにより、学生の人間的成長支援という観点も含め、各大学等の学生支援の充実に資するために、本セミナーを以下のとおり開催しました。

日程:平成23年12月22日(木曜日)
場所:学術総合センター 一橋記念講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
主催:独立行政法人日本学生支援機構
協力:文部科学省
参加者人数:223名

  • この開催報告に掲載されている資料の無断転載を禁止します。著作権は講演者または各資料の作成者に帰属します。

1.プログラム

パネルディスカッション

  • 10時30分-10時50分 開会式
  • 10時50分-12時40分 講演1「想定を超える災害にどう備えるか~命を守る主体的姿勢を与えた釜石市津波防災教育に学ぶ~」
  • 12時40分-13時50分 昼食・休憩
  • 13時50分-14時50分 講演2「ボランティア活動を支援する教育的意義と展望」
  • 15時00分-17時00分 パネルディスカッション「東日本大震災に際しての学生ボランティアの状況」

2. 開催内容

講演1

講演1 群馬大学大学院 教授 片田 敏孝 氏

「想定を超える災害にどう備えるか~命を守る主体的姿勢を与えた釜石市津波防災教育に学ぶ~」
群馬大学大学院 教授 片田敏孝 氏
講師紹介
豊橋技術科学大学大学院博士課程修了後、東海総合研究所、岐阜大学工学部等を経て、現在は群馬大学大学院工学研究科教授。平成22年より群馬大学広域首都圏防災センター長に就任。東京大学大学院客員教授などを兼務。釜石市防災危機管理アドバイザーとしても活躍中。
専門は災害社会工学。災害情報や住民避難に関して研究するとともに、釜石市をはじめとする全国各地で防災教育活動を展開。

講演2

講演2 昭和女子大学 コミュニティサービスラーニングセンター長 興梠 寛 氏

「ボランティア活動を支援する教育的意義と展望」
昭和女子大学 コミュニティサービスラーニングセンター長 興梠 寛 氏
講師紹介
新聞記者の後、ボランティア活動推進機関でボランティア・市民活動やNGOの調査研究をはじめ、人材育成計画、国際協力事業に携わる。現在は、昭和女子大学人間社会学部特任教授・コミュニティサービスラーニングセンター長として教鞭を執る。日本ボランティア学習協会代表理事、社会福祉法人世田谷ボランティア協会理事長、文部科学省中央教育審議会他各種委員。近著に『希望への力-地球市民社会の「ボランティア学」』(光生館)


パネルディスカッション