平成25年度 学生生活にかかるリスクの把握と対応に関するセミナー~中途退学、休学、不登校の学生に対する取組 ~開催報告

 本セミナーは、各大学等において学生生活に係わる関心の高い課題を取り上げ、幹部教職員を対象に毎年開催しています。今回は中途退学、休学、不登校の学生に対する取組をテーマとして開催し、各校の理事・副学長をはじめとする教職員421名が参加されました。

 日程     平成25年10月22日(火曜日)  10時00分~17時10分
 場所     国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 大ホール
 主催     独立行政法人日本学生支援機構
 協力     文部科学省、日本学生相談学会
 参加人数   421名(316校)

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1.開催内容

 午前は、最初に本機構の山内兼六理事、文部科学省高等教育局学生・留学生課の辻直人課長補佐の開会挨拶があった後、中途退学等に関する基本的視点について、関西国際大学の濱名篤学長と東北大学高等教育開発推進センターの吉武清實教授による講演が行なわれました。
 午後は、東京工業大学保健管理センターの齋藤憲司教授から趣旨説明がされた後、山梨英和大学の窪内節子副学長、九州産業大学基礎教育センターの鬼塚淳子特任講師、お茶の水女子大学大学院人間創成科学研究所の青木紀久代准教授による各機関における実践事例の紹介と、本機構奨学金事業部の藤森義夫次長による奨学金の関連施策の説明がありました。
 プログラム最後のパネルディスカッションでは「休退学・不登校学生への理解と支援、そして防止策へ」をテーマに、齋藤教授の司会で事例紹介者等による活発な意見交換と参加者との質疑応答が行われ、盛会の内に終了しました。  
 本セミナー終了後の参加者アンケートでは様々なご意見をいただきましたが、「全体に対する満足度」の肯定的評価は95%を越え、大学等における中途退学等の現状、課題や先進的な取組事例について理解する、有意義な機会となったようです。

2.プログラム

3.実施要項