令和3年度心の問題と成長支援ワークショップ

現代学生の心の問題と成長支援に関する課題やニーズの理解を深めることにより、大学等における学生の心のセーフティネットの更なる充実などを目的に、「心の問題と成長支援ワークショップ」を開催しました。

日程：令和3年11月1日（月曜日）、2日（火曜日）
参加対象：大学、短期大学、高等専門学校の学生支援に関わる教職員・専門職員
参加人数：58人
ウェブ会議システムZoom利用

開催当日は、学生を取り巻く状況を理解するため､講義を中心にブレークアウトセッションによる班協議（グループワーク）も実施しました。班協議では、学生対応の基本スキルを修得する演習、関係者との連携の重要性等を理解する討議、危機対応（自殺予防対策）等をテーマにした意見交換を行ない､最後に、多様な意見を取り込んで企画･立案するプロセスを学ぶ演習を、Googleスライドを使用して行ないました。
58名が参加し、参加者からは「自らの学生対応や本学の学生支援体制を改めて振り返る良い機会となりました。」、「DVD学習もあったために大変わかりやすく実際に自分も気をつけなければならないことも多いと感じた。」、「さまざまな立場の教職員の方と同じテーマで話をすることができ、今後の学生支援を考える上でとても良い機会となった。」等の感想が寄せられました。

＜1日目＞（9時50分から17時15分）
イントロダクション
メンタルヘルスの基礎知識（精神障害と発達障害）
アイスブレーク
学生の成長を促す相談の乗り方
学生相談体制の理解と関係者との連携

＜2日目＞（9時50分から17時15分）
アイスブレーク
ハラスメントへの対応
危機対応（自殺等）
未来志向の学生支援（学生も教職員も元気になる企画・立案演習）
アファメーション（気づきから見出す学生支援のアクションプラン）
質疑応答と振り返り