第一種奨学金貸与月額の選択肢の追加について
平成30年度に大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)へ進学する人から、第一種奨学金の貸与月額の選択肢が増えます。
ただし、進学先の学校の種類や通学方法により選択できる月額は異なります。(下表参照)
また、高等専門学校においては、平成30年度以降に進学した人が4年生に進級する時にこの月額が適用されます。
【第一種奨学金貸与月額(平成30年度以降入学者の場合)】
1.大学の場合
区分 | 国公立 | 国公立 | 私立 | 私立 |
---|---|---|---|---|
通学方法 | 自宅通学 | 自宅外通学 | 自宅通学 | 自宅外通学 |
最高月額 | 45,000円 | 51,000円 | 54,000円 | 64,000円 |
最高月額以外の月額 | 30,000円 20,000円 |
40,000円 30,000円 20,000円 |
40,000円 30,000円 20,000円 |
50,000円 40,000円 30,000円 20,000円 |
- ※最高月額は、奨学金申込時の家計支持者の収入が一定額以上の場合は利用できません。
2.短期大学・高等専門学校(4・5年生)・専修学校(専門課程)の場合
区分 | 国公立 | 国公立 | 私立 | 私立 |
---|---|---|---|---|
通学方法 | 自宅通学 | 自宅外通学 | 自宅通学 | 自宅外通学 |
最高月額 | 45,000円 | 51,000円 | 53,000円 | 60,000円 |
最高月額以外の月額 | 30,000円 20,000円 |
40,000円 30,000円 20,000円 |
40,000円 30,000円 20,000円 |
50,000円 40,000円 30,000円 20,000円 |
- ※最高月額は、奨学金申込時の家計支持者の収入が一定額以上の場合は利用できません。
新しい貸与月額を含む貸与月額別の返還例(私立大学・自宅外通学の場合/私立短期大学・自宅外通学の場合)は次のとおりです。
返還についても十分に考えた上で、必要な月額を選択するようにしてください。
【第一種奨学金の返還例(定額返還方式・月賦返還の場合)】
1.私立大学(4年課程)・自宅外通学で48か月間貸与を受ける場合
貸与月額 | 貸与総額 (4年分) |
返還期間 | 返還月額 |
---|---|---|---|
64,000円 | 3,072,000円 | 18年 | 14,222円 |
50,000円 | 2,400,000円 | 15年 | 13,333円 |
40,000円 | 1,920,000円 | 13年 | 12,307円 |
30,000円 | 1,440,000円 | 13年 | 9,230円 |
20,000円 | 960,000円 | 10年 | 8,000円 |
2.私立短期大学(2年課程)・自宅外通学で24か月間貸与を受ける場合
貸与月額 | 貸与総額 (2年分) |
返還期間 | 返還月額 |
---|---|---|---|
60,000円 | 1,440,000円 | 13年 | 9,230円 |
50,000円 | 1,200,000円 | 12年 | 8,333円 |
40,000円 | 960,000円 | 10年 | 8,000円 |
30,000円 | 720,000円 | 9年 | 6,666円 |
20,000円 | 480,000円 | 9年 | 4,444円 |
-
※
返還月額に返還回数(返還期間×12)を乗じた金額と貸与総額との差額については、最終の返還時に調整されます。
- ※所得連動返還方式については、貸与終了後の収入に応じて返還月額・返還回数が変動します。
第一種奨学金の貸与月額に関するアンケートについて
第一種奨学金の貸与月額に関するアンケートは、平成29年11月24日を以て受付を終了しました。
ご協力いただきありがとうございました。