海外留学のための貸与奨学金(返済必要)

日本学生支援機構では、海外の大学・大学院に留学する人を対象に、経済的支援として奨学金の貸与を行っています。 貸与奨学金は、「もらう」ものではなく、「借りる」ものです。奨学金の貸与を受ける(申込みをする)本人に返済の義務があります。
海外留学のための貸与奨学金には、留学の目的や留学期間によって、次の貸与奨学金があります。

学位取得のための長期留学をする人を対象とした貸与奨学金

第二種奨学金(海外)

第二種奨学金(海外)は、学位(学士号、修士号、博士号)取得を目的に、海外の大学・大学院へ進学を希望する人、又は海外の大学・大学院に在学中の人を対象とした貸与奨学金です。
海外の大学・大学院に進学する前に申し込む方法(予約採用)と、進学後に申し込む方法(在学採用)があり、申込方法は、海外の大学・大学院への進学時期や、国内の学校を卒業した時期等によって異なります。
第二種奨学金(海外)の制度概要等については、下記のリンク先を参照してください。

第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)

第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)は、本機構の給付奨学金「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」に採用された人で、当該奨学金の給付を受けてもなお、経済的支援を必要とする人を対象とした貸与奨学金です。
海外の大学院に進学する前に申し込む方法(予約採用)と、進学後に申し込む方法(在学採用)があり、申込方法は、海外留学支援制度に採用された時期等によって異なります。
第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)の制度概要等については、下記のリンク先を参照してください。

【参考】

国内の学校に在学中に短期留学をする人を対象とした貸与奨学金

国内貸与奨学金(第一種奨学金・第二種奨学金)

海外の大学等又は大学院へ短期留学する場合において、国内大学等で貸与奨学金(第一種奨学金、第二種奨学金)を受けている場合は、条件を満たすと短期留学中も継続して奨学金を受けることができます。国内貸与奨学金を希望する方は、春と秋の定期採用がありますので、在学校を通じて申込みしてください。

留学時特別増額貸与奨学金

国内貸与奨学金(第一種奨学金・第二種奨学金)を受けながら、海外の大学等又は大学院へ短期留学(3か月以上)をする場合には、国内貸与奨学金に併せて一時金として「留学時特別増額貸与奨学金」の貸与を受けることができます。希望する方は、在学校を通じて手続きをしてください。

第二種奨学金(短期留学)

【※2023(令和5)年度 募集終了】
第二種奨学金(短期留学)は、国内の学校に在学中に、海外の大学・大学院へ3か月以上1年以内(ダブルディグリープログラムの場合は2年以内)の短期留学を希望する人を対象とした貸与奨学金です。
在学する学校長の推薦を得て、短期留学をする前に申し込む方法(予約採用)となっています。

第一種奨学金(海外協定派遣対象)

【※2023(令和5)年度 募集終了】
第一種奨学金(海外協定派遣対象)は、本機構の給付奨学金「海外留学支援制度(協定派遣)」に採用された人で、給付期間が3か月以上あり、当該奨学金の給付を受けてもなお、経済的支援を必要とする人を対象とした貸与奨学金です。
海外留学支援制度(協定派遣)の採用が決定し、個人番号が付与されてから、在学する学校長の推薦を得て申し込みます。

  • 令和6年度以降においては、海外短期留学のための貸与奨学金(第一種奨学金(海外協定派遣対象)、第二種奨学金(短期留学))の募集は行いません。

【参考】