平成30年度障害学生支援専門テーマ別セミナー

平成28年4月に「障害者差別解消法」が施行されたことにより、高等教育機関では障害を理由とする不当な差別的取扱いが禁止となり、合理的配慮の提供によって「教育を受ける権利」の享受・行使の確保を達成することが求められています。しかし、平成29年3月に取りまとめられた『障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第二次まとめ)』において、多くの高等教育機関の現場では、求められる修学支援等を行なうための知見や経験、施設・設備、人員が不足していることが指摘されており、全ての教職員への障害学生支援に対する理解・啓発と適切な支援を行なうために取り組むべき事項として、「各大学等が取り組むべき主要課題とその内容」について触れられています。日本学生支援機構ではこの項目の中から「初等中等教育段階から大学等への移行(進学)」「大学等から就労への移行(就職)」等をテーマにして障害学生支援の充実に資するためのセミナーを全3回開催しました。

平成30年度障害学生支援専門テーマ別セミナー

平成30年障害学生支援専門テーマ別セミナー【高大連携】

平成30年障害学生支援専門テーマ別セミナー【地域連携】

平成30年障害学生支援専門テーマ別セミナー【発達障害就労支援】

日本学生支援機構では、富山大学との共同主催で平成25年度から平成30年度にわたり、発達障害のある学生(疑われる学生を含む)の支援について取り上げた専門テーマ別セミナーを開催してきました。これまで開催してきたセミナーを振り返り、西村優紀美准教授(教育・学生支援機構_学生支援センター_副センター長)から、同大の支援の在り方についての記事をお寄せいただきました。