ブラジル高等教育支援・評価機構(CAPES)との「国境無き科学」計画における覚書調印式

ブラジル高等教育支援・評価機構(CAPES)との国境無き科学計画における覚書調印式

本機構は、ブラジル高等教育支援・評価機構(CAPES)との間で、「国境無き科学」計画における覚書に調印した。
7月31日に文部科学省にて行われた調印式には、城井文部科学大臣政務官、ガウヴォン駐日ブラジル大使をはじめとする日伯両政府関係者及び来日中のブラジル国内大学長をはじめとする多くの高等教育機関関係者が見守るなか、CAPESのギマランエス理事長と本機構の遠藤勝裕理事長が覚書に署名した。
CAPESは、ブラジル政府が科学技術発展の促進や競争力の強化等を目的に、学部学生、博士課程学生、ポスドク等を海外に留学させる「国境無き科学」計画 の実施機関として、世界各国との留学生・研究者交流を推進しているが、本機構は、日本国内における本プログラムの広報や、日本の受入れ可能大学等の情報提供、2013年度以降の奨学金受給候補者(学部留学生)の日本の大学への受入れ調整等について協力していく予定である。
なお、「国境無き科学」計画は、CAPESのほか、ブラジル国家科学技術審議会(CNPq)も実施機関となっており、本機構は、CNPqとも同様の覚書を締結した。
覚書の署名にあたり、遠藤理事長は、「日本国政府とブラジル政府が、国境無き科学計画推進について相互協力することになり、本機構が同計画に協力する形でCAPES並びにCNPqと事業協力を行うことは、両国間の留学生交流、高等教育の国際化など様々な分野における情報の交流を推進し、両国の高等教育の国際化推進に寄与することになる。」と語った。

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