平成26年度留学生交流実務担当教職員養成プログラム

2015年4月7日更新

「留学生交流実務担当教職員養成プログラム」は、我が国の大学等において留学生交流業務に携わる教職員に対して、留学生受入れに関する分野の専門的知識の修得や適切な実務研修の機会提供のために実施しています。今年度の実施概要は、次のとおりです。

講演会の概要について(報告)

テーマ:
「グローバル人材の育成について」

日時:平成27年1月23日(金曜日)14時~17時
会場:日本学生支援機構東京国際交流館プラザ平成3階 国際交流会議場
講師:外務省総合外交政策局国際機関人事センター課長補佐 萩野敦年 氏
   一般社団法人日本経済団体連合会社会広報本部副本部長 長谷川知子 氏
参加者:144名

内容:近年、グローバル化という言葉が、頻繁に社会やマスメディアに登場するようになりました。それに伴い、大学等の教育機関においてグローバル人材の育成が求められるようになりましたが、一方では、日本人学生の内向き志向や海外留学生数の減少、英語力の低下なども度々取り上げられています。講演会では、日本人学生のグローバル人材育成推進のために、国際機関で働くという観点からのグローバル人材育成及び産業界が求めるグローバル人材とそれに伴う産官学の連携の必要性が紹介されました。
講演1では、萩野氏より、グローバル人材の定義や、グローバル人材になった後のキャリアプランについて、国際連合等の国際機関での日本人の現状などを紹介され、また、国際機関職員になるための方法等について解説されました。
講演2では、長谷川氏より、産業界におけるグローバル人材への期待について団体によるアンケート結果に基づいた現状と、それに伴う企業及び大学の双方において求められている取り組みについて解説されました。また、そうしたなかでの、経団連の取り組みについて紹介されるとともに、産官学の連携の重要性について指摘されました。
最後のフロアディスカッションにおいても、ご来場の皆様より多くのご質問があり、活発な質疑応答の時間となりました。

講演(長谷川氏)

(講演:長谷川氏) 

フロアディスカッション

(フロアディスカッション) 

報告会の概要について

「留学生交流拠点整備事業報告会」 

内容:
平成24年度に開始された文部科学省の事業である「留学生交流拠点整備事業」は、大学等が、自治体やNPO、ボランティア団体等と連携し、地域の核となる国際交流拠点を整備して、留学生と日本人の学生・児童生徒及び地域住民等との交流を深めながら、地域一丸となって、生活面や就職、教育活動・地域活動への参画支援等の留学生支援を行う仕組みの各地での構築を支援するものです。留学生交流実務担当教職員養成プログラムの一環として報告会を開催し、事業の実施担当大学9校が、事業採択最終年度である平成26年度の取り組み事例、成果等などを報告しました。


A 東京会場
日時:平成27年2月27日(金曜日)14時から17時
会場:日本学生支援機構東京国際交流館プラザ平成3階 国際交流会議場
参加者:144名
報告者:山田樹市郎氏(長崎留学生支援センターコーディネーター)
    髙橋 かおり氏(大分大学国際交流課長)
    太神 みどり氏(特定非営利活動法人大学コンソーシアムおおいた事務局長代理)
    山本 秀樹氏(金沢大学国際機構支援室・専門職員)
    中本 進一氏(埼玉大学国際本部教授・留学交流支援室長)
    結城 恵 氏(群馬大学大学教育・学生支援機構教育基盤センター教授)

群馬大学報告

(長崎大学の報告)

長崎大学報告

(長崎大学の報告)

B 兵庫会場
日時:平成27年3月6日(金曜日)14時から17時
会場:日本学生支援機構兵庫国際交流会館3階多目的ホール
参加者:110名
報告者:池田佳子氏(関西大学国際部准教授)
    福屋 利信氏(山口大学留学生センター長)
    井上 恵氏(山口大学留学生センターコーディネーター)
    Gehrtz 三隅 友子氏(徳島大学国際センター教授)
    荒木 勝氏(岡山大学理事(社会貢献・国際担当)、地域総合研究センター長)
    岩淵 泰氏(岡山大学地域総合研究センター助教)

関西大学報告

(関西大学の報告)

徳島大学質疑応答

(徳島大学の質疑応答)

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