平成28年度留学生交流実務担当教職員養成プログラム

2017年4月

留学生交流実務担当教職員養成プログラムは、我が国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)、準備教育施設及び留学生関係団体において留学生交流業務に携わる教職員に対して、我が国への留学生受入れ及び海外への留学生の派遣に関する分野の専門的知識や適切な実務研修の機会を提供することにより、我が国における留学生交流(受入れ及び派遣)体制の整備・充実に資することを目的として実施しています。

■留学生交流実務担当教職員養成プログラム講演会の概要について(報告)

内容:
本機構の留学生調査では、大学等高等教育機関から海外に留学する日本人学生の数は、年々増加し、平成26年度は協定等に基づく留学、協定等に基づかない留学(大学等把握分)を合わせ、81,219人に達しております。大学等においてグローバル人材を育成するための様々な取り組みがなされる中、今後も日本人学生の海外との国際交流がさらに促進され、それに伴い、海外渡航時における安全管理に努めることがより一層重要なものとなっていくことが予想されます。
今回の講演会では、アジア(非漢字圏)、中近東、アフリカ及び中南米への留学割合が高い大学から、日本人学生の派遣状況や安全管理の取り組みで工夫、苦労している点等をお話しいただき、また、参加者がそれぞれの大学等における安全管理に関する取り組みについて再点検し、安全管理の意識をさらに高める機会となりました。

日時:平成29年3月3日(金曜日) 13時00分から17時00分
会場:日本学生支援機構東京国際交流館プラザ平成3階 国際交流会議場

講師:
(1)山本 亜希子 氏
山口大学 企画戦略部国際企画課国際企画係 係長
(2)千年 篤 氏
東京農工大学大学院 農学研究院 共生持続社会学部門 教授
(3)武井 清 氏
芝浦工業大学 国際部国際プログラム推進課 課長
(4)敦賀 和外 氏
津田塾大学 学外学修センター 特任教授

参加者:117名

(芝浦工業大学の講演)

(パネルディスカッション)

■留学生交流実務担当教職員養成プログラム報告会の概要について(報告)

内容:
住環境・就職支援等受入れ環境の充実事業の報告
平成27年度に開始された文部科学省の事業である「住環境・就職支援等受入れ環境の充実事業」は、大学等と、地方公共団体、地域の経済団体、NPO、留学生支援団体等が一体となり、外国人留学生に対する住環境支援等の生活支援、日本国内での就職支援及び国内外の学生が交流する宿舎・交流スペース等において国内外の学生が交流する機会を創出する等の受入れ環境の整備を強化する優れた取組みを支援するものです。事業の実施担当である6機関が、取組み事例等を報告しました。

A 東京会場
日時:平成29年2月28日(火曜日) 14時00分から17時00分
会場:日本学生支援機構東京国際交流館プラザ平成3階 メディアホール
報告者:
今本 壘依子 氏(大学コンソーシアム京都 留学コーディネーター)
藏重 暢宏 氏(大学コンソーシアム京都 主幹)
山田 樹市郎 氏(長崎留学生支援センター コーディネーター)
結城 恵 氏(GLLP企画運営責任者 群馬大学 大学教育・学生支援機構 教授)
永井 則吉 氏(GLLP研究会副会長 永井酒造株式会社 代表取締役社長)
橋本 良子 氏(GLLPコンソーシアムメンバー 群馬県 企画部国際戦略課)
結城瞳ジーナ 氏(GLLP留学生・日本人学生代表 立教大学 現代心理学部3年)
大月 希望 氏(GLLP日本学生メンバー 群馬大学 社会情報学部2年)
東 倫広 氏(GLLPコンソーシアム加盟大学教員 関東学園大学 経済学部 教授)
参加者:92名

(大学コンソーシアム京都の報告)

(長崎大学の報告)

B 兵庫会場
日時:平成29年3月10日(金曜日) 14時00分から17時00分
会場:日本学生支援機構兵庫国際交流会館 研修室1
報告者:
池田 佳子 氏(関西大学 国際部 教授)
古川 智樹 氏(関西大学 国際部 准教授)
山本 哲郎 氏(公益財団法人ひろしま国際センター 交流部次長 兼 交流推進課長)
新垣 雄光 氏(琉球大学 国際教育センター長・教授)
葦原 恭子 氏(琉球大学 国際教育センター 准教授)
参加者:53名

(関西大学の報告)

(公益財団法人ひろしま国際センターの報告)

お問い合わせ
留学生事業部留学情報課 企画調査係 「研修プログラム担当」
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